2009年10月29日木曜日

【新卒・キャリア】頭がいいかどうかは、たいした問題ではないこと

最近、つくづく思います。


頭がいいかどうかは、たいした問題じゃないなあ、と。


昔はですね、「頭がいい人」というのにスゴく憧れていました。
なんというか、問答無用で頭がよければ、
それだけで人生が成功するんじゃないかと思っていたのです。



ですが、働きだして、多少ですが色んな人と仕事をしていると、
いい仕事ができるかどうかは、
頭の出来の問題ではないなあ、と思うのです。


頭がいいにこしたことはないですよ。
頭が悪いよりは、いいほうがいいです。
(ちょっと語弊があるかもしれませんが。)


でも、頭がいいからって、いい仕事ができるとは限らないんですね。


頭のよさって、何のことかというと、
・論理的な思考ができるかどうか
・何かを考えるときのスピードが早いかどうか
・様々なパターンを想定できるかどうか
みたいなことだと思うんですね。


なのですが、結局、仕事の場所で大事なことって、
周囲に与える影響力の大きさの問題だったり、
どういう影響を与えるかの問題だったり、
その人の仕事に対する姿勢の問題だったりするわけです。


だから、「オレ、どーせ頭悪いからさ。」
と思っている方がいらっしゃるのであれば、
そんなことは、仕事をし始めたら大した問題ではありませんよ、

とお伝えしたいとともに、

「オレ、結構頭いいから、何でもできるよ。」
と思っている方がいらっしゃるのであれば、それもやっぱり
そんなことは、仕事をし始めたら大した問題ではありませんよ、

とお伝えしたいなと思うわけです。



面接官をやっていた頃は、
そんな事もわかっていなかったなあ・・、と

過去の自分を振り返ると、
空恐ろしく感じる今日この頃です。



今日は、ちょっとセンチメンタルな雰囲気でお送りしてみました。



【関連記事】
【新卒・キャリア】「地頭がいい」という言葉
【新卒・キャリア】「ステマ」流行りと論理的思考能力と日本が平和であること 
【面接官の心得】優秀な上に性格のいい人材をベンチャーが採用するのは難しいと思うこと 
 

2009年10月27日火曜日

【新卒・キャリア】履歴書は書留で送るべきか


コメント欄で質問を頂いて、ふと思い出した事です。

採用担当者をしていた頃、 時々、社内のメール便を管理している総務の人に呼ばれることがありました。

「これ書留で来てるけど、料金足らないから払って。」

え、自分が払うんですか・・・?
え、何が書留で届いたんですか・・・?

って、応募書類かよ!!


こんなことがよくありました。


まあね、メール便の受付をしている人が払う理由はないですからね。採用経費で落とせばいいんですけどね。でも、金額が小さいから、申請する気にもならないんですけどね。でも、なんか払わなきゃいけない状況にはムカっときてたんですけどね。



企業に履歴書・職務経歴書を郵送する場合、簡易書留で送るべきか、普通郵便で送るべきか、気になった方もいらっしゃるのではないかと思います。

採用担当者としては、別にどっちでもいい というのが本心です。どちらであろうと、気にしていませんでした。

要は、手元に届けばいいのです、届けば。


ですから、普通郵便にするか書留にするか、という選択は、特に指定がない限りは、採用担当者目線ではなく応募者目線で 決めていいと思います。

簡易書留の場合、ちゃんと配達されたかどうか、ということの確認が可能です。発送するときにIDが振られて、その番号で、今どういう状況かを確認することができるのです。

参考→郵便局の書留のページ


応募書類を送ったけど、なかなか返事が来ない、という場合に「あれ、もしかして書類が届いてない、なんてことはないよね?」という不安を抱かずに済みます。まあ、個人情報が盛りだくさんですしね。書類の重要度としては、書留のほうがいいのかな、とは思います。


ただし、くれぐれも書留の発送費用が不足する、なんてことがないように、郵便局からの発送をおすすめします。


料金を支払って履歴書を受け取ると、「こいつ、自分の知らないところで相手に迷惑かけやがって。」という気持ちがムラムラとわき起こり、採用担当者の書類選考OKにする気持ちが半減してしまいますので。


【関連記事】
【キャリア】履歴書をいきなり送りつけるのはやめとけ


2009年9月19日土曜日

【キャリア】秘書採用のときにチェックするポイント


先日の続き。

秘書は、「空気のような存在になりえること」が重要だということを先日書きましたが、大事なことをひとつ忘れていました。


その人の気配りが心地いいこと  です。


秘書になったらですね、やっぱりみんな色々と相手のことを気配りするわけなのです。その気配りは、相手にとってすごく心地いいものでなければばりません。

そしてそれもまた、いい悪いの問題ではなく、相性の問題であるがゆえに、第三者にとっては判断が非常に難しいのです。



私は秘書の方の採用をするときは、事前に質問内容を決めていました。

そして、その質問の内容については、採用する秘書の方が担当することになる役員に直接か、もしくは退職してしまう現在の秘書さんに相談してました。

主に、こんなことを聞いていました。

取締役が、経営会議に入っているときに、
「どうしても直接お話がしたい。」という電話がかかってきました。
その方は、1ヶ月程前に会食のあった、他企業の社長の秘書の方です。
こんなとき、あなたはどうされますか?

他の役員秘書から、某役員があなたの担当している取締役に対して、
何らかの不満を抱いているようだという話を聞きました。
こんなとき、あなたはどうされますか?


とかとか。難しいですよねー。どの質問にも、答えはありませんでした。特に正解はないからです。

あるのは、その役員が不愉快に思うことをしないかどうか、ということだけです。これがまた、結構人によって基準が違うから難しいんですよね。


でも、秘書経験者となると、「今まで自分はこうやってきた」という自信もあったりするので、なかなかやり方を変えられなかったりします。だからこそ、の質問ですね。


なので、秘書を何人もチェンジしてきた経験のある役員なんかだと、「秘書未経験者じゃなきゃヤダ」なんて言ったりするんです。

「自分が、自分にとっての優先順位を一から教えたいから。」というのがその理由です。だから、他の人についたことのある秘書だと、自分とは違う価値基準で勝手に判断されそうでイヤだ、というわけです。


秘書職を専門職として捉えると、おかしな話ですよね。採用の判断基準が「相性」であったり、経験不問、どころか「経験無用」であるというような考え方って。秘書検定を受けたりして秘書としてのスキルを高めようと努力されている方々がご覧になると、怒られてしまいそうな話です。

しかし、それは、当時まだひよっこだった私には秘書の秘書たる専門性の何か、ということが理解できなかっただけなのかな、という気もしています。


というわけで、特にオチはないですが、
秘書面接の話でした。



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2009年9月16日水曜日

【キャリア】秘書の採用が最も難しいと思うこと


最近、ちょっと更新ペースが落ちていましてスミマセン。更新できないと、ソワソワして落ち着かない今日この頃です。


昔、採用担当者をしていたことがある、という話を先日していて、「一番採用が難しいのは、何の職種ですか?」と聞かれました。


おもしろい質問です。うーん、と考えた後に、ハッと思い至りました。



最も採用が難しい職種、それはすなわち、役員秘書の採用です。




採用担当者経験の中で、2回やったことがあります。秘書採用。すっっっごく難しかったです。



なぜかというと、それはすなわち、相性の問題がとても大きいからです。

大抵の会社の場合、役員と秘書は近くに座っています。ちょっと大きめの規模の会社なら、その役員があてがわれている部屋に2人きりでいることになったりします。さらに大きな規模の会社だと、別の部屋になるようですけど。


そうすると、まず何が重要になるかというと、邪魔にならないことです。


存在感があるかないか、という意味とはちょっと違いまして、その人のやることなすことが、神経に障らない、という意味です。


癒される、というレベルまで求めるかどうかは、人によります。
最低限、邪魔にならなければいいのです。
その役員にとって、空気のような存在になり得る人がいいのです。


それってさー、要するに相性の問題じゃん。相性をチェックするのであれば、本人同士が会うしかないじゃん。


とは思っていたのですが、まあ、役員秘書ともなると、当事者である役員に全ての面接に出席してもらうわけにもいかなかったりします。

ある程度一次面接で選抜した後に、少人数に一気に会ってもらって比較検討の上に決めてもらうしかありませんでした。


そんなわけで、昔、私が苦し紛れにやっていた秘書採用の選考方法を、次回ご紹介してみたいと思います。


役員なんだからさー、自分の秘書くらい、どっかで見つけて来てくれよ、とブツブツ文句言いながらやってた思い出があります。


(次回へ続く)

【キャリア】秘書採用のときにチェックするポイント

2009年8月26日水曜日

【新卒】長所と短所をあわせもつ特徴(計画性がある)



【新卒】内定が取れている人とそうでない人の違い からの続き。

アピールの仕方を考える、ということで、ここはベタに、長所と短所の説明の仕方を具体的に紹介していきたいと思います。


長所と短所に関する話題は、以前も書いたことがありますが、(コチラ

自分の最大の特徴を踏まえて、それがプラスに働く側面とマイナスに働く側面を理解していることが重要です。」という、ざっくりした内容にとどまっていたので、今回は具体的な特徴をあげて、それについて解説していきたいと思います。


今日は、「計画性がある」という特徴について。

面接で結構よく聞く話です。派生系としては、コツコツ努力するタイプです、とか地道に頑張るのが好きです、とかですかね。



計画的に行動する、ということはすごくいいことです。何をするにしても、計画を立てられるということは、全体の概要を理解しているということであり、ゴール達成のために必要なステップを確実に踏んでいけるということです。サラリーマンとしては、超重要なポイントです。こういう人は、仕事においても業務遂行能力が高いことが多いです。

旅行に行くということが決まると、日程スケジュールをささっと作ったりしてしまうタイプの人ですね。


ただ、計画的な性質が強すぎると、不測の事態に対応することが苦手であったり、計画的に行かないとイライラしてしまったり、という側面もあります。

下手をすると、生真面目で融通がきかない人、と捉えられてしまいがちです。


こんな感じでアピールするといいと思うんです。


=== ココから面接問答 ===


「あなたの長所と短所を教えて頂けますか?」

「はい、私の長所は、計画性があるところです。何をやるにも、基本的に何をどういう順番で、いつまでにやるのか、ということを考えます。

大学のサークルで、旅行に行ったりする機会が多かったのですが、そうすると自然と私が全体のスケジュールや、宿や車の手配をやる係になることが多かったです。

事前に色々と調べて、どこに行くべきか、どこで何をするべきか、を決めておいて、それでみんなが喜んでくれたりすると、すごく嬉しかったです。

短所はというと・・、長所の面と似ているのですが、何でも事前に準備をしていたいので、アクシデントが起こったりすると、ちょっと弱いですね・・。予約していたはずの宿が、一部屋足りなかったりとか。自分の確認が足りてなかったんじゃないか、と思って落ち込んじゃうんです。

友人に、そういう時の対応がすごく上手な子がいて、トラブルとか突発的なことが起こったときでも機転がきいて、どうすればいいのか、すぐに代わりの案が出せるんですよね。

自分だけだと、自分が計画を立てているばっかりに、それに固執してしまいそうになるんですけど、その友人の柔軟で機転がきくところは、見習いたいなあ、といつも思います。結局、旅行が楽しければいいわけですからね。」



=== ココまで面接問答 ===


こういう話を面接でしてくれると、この人が組織の中でどういう役割を果たしてくれそうなのかが、おぼろげながらもイメージできます。リーダーというよりも、サブリーダー的なポジションなわけね、とか。しっかりものなのね、とか。そんでもって、自分が計画的なばっかりに持っている弱さ、という面もきちんと自覚していると。


企業の中では、「こういうことやりたいよねー。」と言っているだけでは物事が何も進まないので、こういう風に計画的に実行に移せる能力を持っている人は、しつこいようですが非常に大事です。


別に、学生のときにそんなに持っていない能力だとしても、 後から身につけていくことは十分にできますが、とは言え、新卒面接でこのことをアピールできれば、結構なポイントになるはずです。




【続き】
【新卒】「リーダーシップ」はアピールの仕方が難しい

【関連記事】
【新卒・キャリア】面接で聞かれる「長所と短所」 (3/3)
【新卒】面接官はそれほどバカではないこと
【新卒】自分の長所が思いつかない



2009年8月24日月曜日

【新卒】内定が取れている人とそうでない人の違い



昨今、「青田刈り」なんて言葉が実に懐かしく思われるほど、新卒さんの就職活動は苦行のようなイベントになりつつあるようです。

将来的には、今の苦しみが肥やしになると思いますが、 現時点のことだけを見ると、実にまったくタイミングが悪いね、不運だね、としかいいようがありません。(好景気のときにはしなくていい苦労だから。)


ただ、そんな中でも、内定が取れている人はいるわけで、一体全体、内定が取れている人と取れていない人では、何が違うのだろうかということを考えてみたいと思います。


理由は色々あると思うのですが、内定が取れない理由を思いつくままに挙げてみます。

・望みが高い。
・どこでもいいオーラが出まくっている。
・当たり障りのないことしか言えず、アピール不足。



こんなところでしょうか。

望みが高い。

例えば「アナウンサー志望!アナウンサーにしかなりたくない!!」と言ったようなタイプの方ですね。(アナウンサー採用なんて、1月頃にはもう終わってたりしますが。)

目標がはっきりしている、自分のやりたいことが明確なのは、それだけですばらしいことですが、採用率が非常に低い業界を目指しているにも関わらず、「内定が取れない・・」と悩んでいるのであれば、気持ちの整理が必要です。

何年かかっても、その業界を目指すのか、もしくは内定を取ることを優先して、パイを広げていくのか。

そこんとこを整理しないと、悩んでいるだけで1年が終わってしまいますからね。1年なんて、早いものなんです。



どこでもいいオーラが出まくっている。

これは、先日の記事にも書いた通りです。

どこでもいい、と思って就職活動をしていると、これがなかなか決まらないものなんです。

まあ、22歳くらいで、「この仕事がやりたい!」ということが明確になっているほうが珍しいのですが、定まっていないなりに、「この会社のこういうところに魅かれています!」ということを説得力を持って言えないと、厳しいわけです。


当たり障りのないことしか言えず、アピール不足。

もしかして、一番多いのはこの理由ではないかと思っています。

決してボンクラなわけではなく、それなりに知的レベルも高く、人柄も悪くないのに、内定がもらえない人。

「自分で自分をアピールする。」ということが苦手な人たちです。

自分のダメなところはすぐに挙げられるけれども、自分のいいところは、なかなか考えつかない、といったような、自己評価の厳しいタイプの人に多いのではないでしょうか。もしくは、今までは特に自分をアピールなんてしなくても、周囲がちゃんと正当に自分を認めてくれていたとか。


こういうタイプの方の場合には、アピールの方法を覚えるしかないと思います。


そんな方のために、次回以降、何回かにわけて、「アピールの仕方を考える」というテーマでお送りします。


今のところ、コレを書こう!といアイデアはそんなにないので、リクエストありましたら是非。


【続き】
【新卒】長所と短所をあわせもつ特徴(計画性がある)


【関連記事】
【新卒】内定ゼロの先には何があるか
【無職】「仕事なんて探せば見つかるでしょ」という言葉
【無職】「待遇がいいから」は志望動機として認められない



2009年8月15日土曜日

【新卒・キャリア】「地頭がいい」という言葉

引き続き、お盆です。
訪問者数も落ち込みがちなこの時期、更新意欲もやや低下気味です。



採用担当者をしていた頃、「地頭」(じあたま)という単語をよく耳にしました。

まあ、一種の人事用語ですね。
人を評価したり、説明したりするときによく使われます。

「彼は、地頭がいい感じだよね。」みたいなね。


実を申し上げますと、ワタクシ、この言葉が大っ嫌いです。

というのも、「地頭がいい」という言葉には、
2種類のニュアンスが含まれていると思うからです。


一つ目は、ポジティブなニュアンスです。
まあ要するに、知能指数が高そう、機転がききそう、みたいな、
頭がいい、というニュアンスです。

二つ目は、ネガティブなニュアンスです。
頭はいいけど、仕事ができるかどうかは別問題、とか
頭はいいけど、人柄がいいかどうかは別問題、とか
頭はいいけど、・・・
というニュアンスです。


この言葉が嫌いになった経緯をお話しておきます。

人事から一念発起して、転職活動をしたときに、
人材紹介会社が紹介先の企業に対して提出していた推薦コメントの中に、
こんな文章が入っていました。

「異業種への転職ということで、経験はないのですが、
非常に地頭のいい印象を与える方です。」



バッカじゃねーの!?

そのコメントを見たとき、私は一人怒りに打ち震えました。

お前コンサルなんだろ?キャリアコンサルなんだろ?
印象論なんか推薦コメントに語ってどうすんだよ、ボケ!シネ!
しかも、この言葉に含まれるネガティブ要素をちゃんと理解して使ってんのか!
アホンダラ!!!!



正直申し上げて、私は決して頭がいいタイプの人間ではありません。
どっちかっていうと、強烈に不器用タイプです。


だからこそ、採用担当をしていた頃、必死に研究したのです。
応募者になめられたくなくて。
いかにして、わかっていない話をわかってる風に聞くか、
いかにして、賢っぽく物事を説明するか、
いかにして、「デキる風」のオーラを身にまとうか。

辛酸なめながら、結構努力したわけです。

だからこそ、
そのポーズを見破れない人間がキャリアコンサルタントなんかやってることに、
その言葉のネガティブニュアンスを理解せずに気軽に使っていることに、
そこに至るまでの私の努力を理解していないことに、
頭にきたわけです。

だって、色々話ししたじゃん!
仕事の話から、何で転職したいか、これからどんなことやりたいかまで、
来し方色々話したじゃん!と。


当然ながらと言うべきかなんというか、
紹介会社経由では転職は決まらず、
最終的には自分で見つけて応募したところに収まりました。


まあ、最近は多少大人になりましたので、
そういう風に見えるということも、一つの財産だな、
と思えるようになりました。

オイラ、努力してるんだぜ!!感まるだしなのも、かっこわるいですしね。


まあ、でもやっぱり「地頭がいい」という言葉は、
それ以上でもそれ以下でもないし、
何も生み出さないので、人物評には使わないほうがいいと思うんですけどねえ。


どうなんでしょう。


【関連記事】
【新卒・キャリア】頭がいいかどうかは、たいした問題ではないこと 
【新卒・キャリア】どういう人間になりたいですか?という質問

2009年8月8日土曜日

【面接官の心得】「ベンチャー的採用基準」へのアンチテーゼ



たまに「人事ブログ」をチェックしています。

社名と本名を出しているブログの場合には、その企業にとってマイナスになることは当然書けませんし、人事の発言、というのは社内でも微妙に影響力があるものですから、破天荒な内容のものは、ほとんどありません。
まともです。

まあ、それでもたまに「ふーん・・」と思うことがあるのですが、今日はそんな記事のひとつ。

「ベンチャーで活躍する人材を5分で見抜く方法」


ベンチャーで活躍する人材を5分で見抜く面接

「夢はなんですか?」
「その夢を実現するのはいつですか?」
「3年以内にその夢を実現するとしたら、必要なものは?」
「では、そのために今年何をしようと思っていますか?
それは当社で働くことと合致しますか?」

全て、自分の言葉で答えられたら採用。




実によく聞く話です。
ベンチャー企業系の採用面接で、これを聞かないところはないといってもいいでしょう。


ただ、私はこの考えにはちょっと反論したい気持ちがあります。


自分の目標が明確になっていて、そのために努力をしており、かつ、その目標の達成と企業の目標が合致している。だから、うちの会社をそのステージとして利用してくれるような、そんな人に働いてほしい。


これが達成されるとすばらしいです。
企業側も採用された人も万々歳です。


ただですね、思うわけです。


目標に向かって一直線に進むだけが人生ではないわけなのです。

そういう人生を歩んでいる人も勿論いますが、ふとしたことで思いもかけなかった方向に進んでみたり、なぜかちょっと回り道をしてみたり、これからどういう方向に進んで行こうかなあ、と悩んでみたり、そういうことが人生にはちょくちょく起こります。


そういう時に、社員に対して「こういう道もあるよ。」と提案できる力、というのも会社にとっては必要だと思うのです。そういう時に、「この会社が好きだから、もうちょっと頑張ってみようかなあ」と思わせられるかどうかは、その企業の懐の深さでもあるわけです。






目標達成のための手段として、その会社で働いて、3年でそれを達成し、そしてみんな去って行く。


果たしてそれだけでいいのか?と思ったりするのです。それで、その会社は成長していけるのか?と思ったりするのです。



会社に対して「おんぶにだっこ」の社員ばかりなのは困りますが、
「君の夢を実現するためのフィールドとしてうちの会社を利用してくれたまえ」
「そういう人材じゃないと採用しないよ。」
という考え一辺倒なのは、

それはすなわち、
「うちの会社はベンチャーで不安定だから、君の将来を約束できない。」
ということの裏返しなのであって、

「でもきっと、近い将来、君が人生に迷ったときでも、選択肢を提供できるような会社になってみせるよ。」

と宣言する度量をまだ持てない企業である、という事実の現れであることを、ベンチャー企業の人事担当者は、謙虚に噛みしめなくてはいけないのではないかと思うのです。


【関連記事】
【面接官の心得】自分より優秀な人は判断できない



2009年7月24日金曜日

【面接官の心得】選考スピードが遅いと応募者に逃げられる



このブログは、「面接官の心得」と検索してたどり着く方が多いようで、意外と面接官の立場の人にもチョイチョイ読んで頂いているようです。


そんな方々のために、応募者が何を一番気にしているのか、ということをお知らせしておきたいと思います。

それは、選考結果連絡が来るまでのスピードです。



「面接 結果 遅い」なんていう検索ワードでこのブログにたどり着く方が、毎日結構いらっしゃいます。

あー、こないだ面接受けたアソコの会社、OKなのかどうなのか、早く連絡して来てくれよ、とモヤモヤされている方々です。

その一方で、面接官側というのは、すぐに連絡しなくちゃ、と焦ることはほとんどなく、面接の中で何を聞くのか、どう聞くのか、ということに意識が集中しているわけです。

このあたりの意識のギャップは、自分も採用担当者をやっていた頃にホトホト身にしみてわかっています。


面接官側、とくに人事担当者ではなくて、部署の代表として面接をする立場の人なんかは、「この応募者はウチの会社に入りたがっている」という認識がとても強くあるのです。

つまり、面接官側が強者で、応募者は弱者なわけです。


もちろん、応募者もその会社に入りたいから面接受けに来ているわけなのですが、あんまり待たされると、気持ちが萎えて行くんですよねえ。これがまた。

そして、10日以上も待たせた後に、「あ、こないだの人、採用にする。」と言っても、その応募者の気持ちがすっかり離れている場合なんかがあるんですよね。

だから、そのタイミングになって、採用担当者から「ぜひ当社にお越し頂きたいと・・」と連絡をしても、「もう他の会社に決めました。」なんて言われる場合があります。

直接的に、「御社は連絡がなかなか来ないので、もう諦めて他社に入社すると連絡してしまいました。」なんて言う方もいます。


そうすると、部署代表面接官の方は、相当ガックリ来ます。そして、なんなら採用担当者に怒りをぶつけます。

いや、だからさ、言ったじゃん。何度も。
早く連絡しないと逃げられるんだって。
どうするのか早く決めろって言ったじゃん。
それを無視して、「いや、次に会う人がいい人かもしれないから。」
とか言って、のばしのばしにするからこうなるんじゃん。
決められないなら、
もう一回次回面接設定するとかしなきゃダメだって言ったじゃん。
無視するからじゃん。


「そこをつなぎとめておくのがお前の仕事だろー!」

いや、そんなこと言われてもさあ。

と、こういう状況になるわけです。


いつだって、自分のことを想っていてくれているはずだったあの人が、その気持ちに甘えて好き放題してきた自分を、すっかり見放してしまう瞬間なんかが発生してしまうんですね。


だから、面接官の心得としては、面接で何を話すか、何を質問するかも大事だけど、「あ、この人結構いいな。」と思ったら、

3日後くらいには連絡する

それくらいのスピード感が重要ですよ、ということです。



【関連記事】
【面接官の心得】自分より優秀な人は判断できない
【面接官の心得】面接に「来ない」人が意外と多いこと
【キャリア】面接後の結果連絡が遅い場合、何日待つか



2009年7月20日月曜日

【面接官の心得】窓のない部屋で面接してはいけない

面接官も、場数をこなすとそれなりにコダワリが出てくる。自分のコダワリはこれだった。


窓のない部屋で面接してはいけない。


窓のあるなしで、そこにいる人の気分はかなり変わってくる。

一般的に、徹底的に議論したいときや、相手に意思決定を迫りたいとき、結論を迫りたいときは窓のない閉鎖的な空間のほうがよい、と言われるが、面接はその逆だと思う。


窓がないと、応募者が追い込まれすぎるのだ。

追いつめられる、と言っても過言ではない。

できるだけOPENな雰囲気のほうがいいが、かといってフリースペースのようにOPENすぎると、面接に集中できない。

だからこそ、窓がある部屋がいい。しかも、できるだけ大きな窓がある部屋がいい。


面接官は、単独の場合も複数の場合も、企業によってそれぞれだろうが、私はできるだけ単独ではやらないようにしていた。

自信がない、と言ってしまえばそれまでかもしれないが、いかに初対面とは言え、いかに面接だとは言え、1対1で会って話をすると、その2人に固有の雰囲気ができてしまう。

果たして、その雰囲気が心地いいからと言って、面接合格にしてしまっていいかというと、そうでもない。


だからこそ、応募者で2人で会わなければならない時ほど、窓のある部屋にこだわった。

窓というのは不思議だと思う。大きければ大きい程、議論が拡散しがちだ。要するに、気晴らしがしやすい。

だからこそ、何かを決めたいときには窓のある会議室は適さないし、面接には適している。
(ちょっと前にCMでやっていた「窓を考える会社YKK」みたい)

なんというか、ちょっとでも密室感をなくしたかったのかな、と今になると思う訳ですが。

窓のある会議室と、窓のない会議室での面接、それぞれ試してみられるといいと思います。
なんとなく、わかって頂けると思います。




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【面接官の心得】自分より優秀な人は判断できない
【新卒・キャリア】面接官は名前をメモされるとドキッとする 


2009年7月9日木曜日

【新卒・キャリア】学歴はひとつの確率論であると思うこと


「学歴」は、それがある人にとっては何でもないことですが、ない人にとっては、あまり聞かれたくないポイントです。仕事ができるかどうかには直接的には関係ないのですが、就職や転職の場面では、必要な情報になっています。


果たして、学歴って、確認しなくちゃいけないんか?というのが今日の話題です。


入社の際には学歴を伝えないといけないことが大半ですが、それを企業側が管理しているかどうかは、また別の問題です。人事で持っている社員データベースに、学歴情報が登録されているかどうか、その情報を何かに使っているかどうか、ということですね。

いわゆる超大企業や銀行のような、カタイ企業の場合には、いまだにその情報を使っていると思われます。社員の情報を参照すると、必ずそこには学歴も記載されていると。

でも、最近は入社の時には確認するけど、働きだしたら別に気にしていない企業が多数ではないかと思われます。



じゃあ、なんで採用選考の時に学歴を聞くのか?と。なんで、「大卒・院卒以上」という条件をつけて募集するのか?と。



最近思うのは、学歴というのは確率論なのだ、ということです。

逆に言うと、確率論に過ぎない、ということです。


例えば、同じ年齢の人を、無作為に100人を選んだとします。
ひとつは、某有名大学卒業生(もしくは在学中)。ひとつは、大学行ってないひとたち。

会社で「使える」人が出現する率は、前者のほうが多いのです。

おそらくそれは、受験勉強をくぐり抜けてきた努力、だったり、周囲に優秀な人が多いから、そこで育まれたセンス、だったり、そのクラスの大学に行かせられる家庭で育った気だてのよさ、だったり、要因は色々あると思われます。


とは言え、ここで注意しなければいけないのは、100人中最も優秀な人、3名の優秀さを比較したときに、必ずしも有名大卒のグループが勝っているとは言いがたいことだと思います。

100人中、企業で使えそうな人の割合は、大卒グループのほうが高いでしょうが、それはあくまで平均値の問題であって、個々人の能力まで補填するものではないのです。


大学に行ってないと言っても、それは学力以外の理由である可能性もかなりありますからね。


だから、応募者が多い企業なんかで、一種の足切り要素として、「大卒・院卒以上」という条件をもうけるのは、採用業務の効率化の側面から考えると、致し方ないことだと思う一方、「学歴不問」と応募要項に掲げている企業を見ると、「お!この会社は人を見る目に自信があるんだな!」と感心します。



だから、「大卒・院卒以上」という応募条件に苦しめられている方がいらっしゃるなら、そんな確率論に負けない自信と強さを持ってほしい、と願うのです。


そして、あなたを採用した企業では、「やっぱり人は、学歴じゃないよな。」と採用スタンスが変わるくらい、気合いを持って頑張ってほしいと思うのです。


【関連記事】
【新卒・キャリア】美人は面接に合格しやすいか

2009年7月6日月曜日

【キャリア】転職したら、以前ほど活躍できていない自分

今日の内容は、こちらの記事の部分的に続き。
【新卒・キャリア】いわゆるコンピテンシー的な


たいていの場合、転職して3ヶ月から半年ほど経った頃でしょうか。

「あれ?オレ、前ほど活躍できてなくない?
というオソロしい事実に気づくタイミングは。


前職でそれなりに活躍していて、でもちょっと不満もあったりして、
新しいフィールドに飛び出してみた、
そんな転職組の方なんかに結構多い気がします。
しかも、前職からはかなり惜しまれ、引き止められた結果の転職だったり。


転職組半年目の憂鬱」もしくは「転職者半年生存率のマジック
と私は呼んでいます。

それなりにそこそこやっている場合は前者となって悩む、
それなりにも何も、そこそこやっていけない場合は後者となって退職、
というパターンが結構多いです。


ここでちょっと考えなくてはいけないのは、
前職でできていたけど、現職でできなくなったことはないか、というポイントです。


例えば、こういう人がいるとします。

上司のAさんは、いつも忙しそうだし機嫌も悪いし、
ものすごく話しかけづらいんですよね。
そのくせ、「勝手に進めるな、報告頻度をもっとあげろ。」
なんて言うんですよ。



さて、この人は「報告・相談」に関する能力が高いと言えるでしょうか?
答えはもちろん、ブブーです。

転職をきっかけにこういう状況になってしまったのだとすると、
もともとできていたことができなくなった、のではなくて、
前職では、Aさんのこの能力の低さが露呈しないような環境であった
と言えると思います。

上司が温和で優しくて、いつも「何かないかい?」と話しかけてくれるとかね。



転職して、些細なことができない自分に気づく。

よくあることです。

だからこそ、転職の際には組織風土が似ている企業を選ぶ、
ということは結構大事だったりするわけです。


でも、Aさんが本当に「相談」の能力が高い人であれば、
やり方の工夫次第で、いつも機嫌の悪い上司に対しても、
どうにでもなったと思うんですよね。

もしくは、上司のせいにせずに、
できるようになるように心がけて頑張ると。

機嫌の悪いのなんか無視する、とか、
コーヒー飲んでいるときは機嫌がいいな、と察してその時に話しかけるとか。


この場合、できない自分を認められなくて、
「あんなの上司としてダメだ。」と思ってはいけません。

そういう環境であることを知らなかったにしろ、選んだのは自分自身ですし、
できない理由をあげて苦しむよりは、できるように努力したほうが
気持ちも明るくなるからです。


上司のスタイルが変わっても、変わらずちゃんと報告・相談が
できているとするならば、その人にはその能力があり、
最初はできなかったけど、できるようになるように努力した結果、
できるようになったとするならば、その人には前向きに努力する能力があると
言えると思います。


そういうのを、仕事のスキル、とかノウハウ、とか
呼んだりするわけなのですが、

環境が変わったとしても、自分の仕事の成果を出すために、
その行動を遺憾なく発揮できる、

それこそがコンピテンシーなんだろうと、
最近、私は解釈しています。


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【新卒・キャリア】企業の2:8の法則はアリ社会とは違う

【新卒・キャリア】私は自分が思っていたほど優秀ではなかった
【新卒・キャリア】「通じない社内用語」の多い企業
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(全く同じ仕事はない)


2009年6月25日木曜日

【面接官の心得】自分より優秀な人は判断できない


棚からボタモチ、ということわざがありますが、今日の話題は、「棚の上にあるボタモチは見えない」という話です。



面接官をやっていると、 かなりの確率で「よくわからない人」が出てきます。ストレートに言ってしまうと、優秀なのかそうでないのかわからない、という意味です。

こういう「よくわからない人」というのは、不合格にしてしまいがちなのですが、ここでひとつ、考慮に入れておかないといけないことがあります。


それは、その人が自分に比べてずば抜けて優秀であり、だからこそ、自分にはそのスゴさがわからないのかもしれない、という可能性があるということです。


まさしく、自分の背より高いところにあるボタモチは見えないのです。


自分より年齢が上であったり、社会人としてのキャリアが長かったりすると、「あ、この人は自分より高いレイヤーで仕事をしているんだな、だからよくわかんないんだな。」ということがすんなりと納得いったりします。


難しいのは、自分とキャリアが同じくらい、もしくは自分よりキャリアが浅くて、かつ自分とは違うタイプの人だったりする場合です。


まあ一般論になってしまうわけですが、私が今まで知り合った人の中で、本当に本当に優秀な人というのは、わりとどこか変わっている人が多いように思います。常人とネジが多少違っているとでも言いましょうか。


常人とのネジのズレ具合にもよりますが、必ずしも、こういうずば抜けて優秀な人達が、面接が得意かというとそうでもないのです。

ちょっと性格的に変わっていたり、経歴が変わっていたりすると、その分、誤解されやすく、警戒されやすいからです。


応募者の立場に立つならば、「面接官にわかるようにアピールせよ。」ということに限るのですが、

面接官の立場に立つならば、「この人よくわかんね。」と思ったときには、

この人は実はものすごく優秀で、

その優秀さを自分が理解できていない

のかもしれない、という真摯な姿勢を大事にしてほしいと思うわけなのです。


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2009年6月19日金曜日

【新卒・中途】面接で、血液型が聞きたくてしょうがない


世の中には、いろんな占いやタイプ論がありますが、今現在、日本で最も幅を利かせているのは、ずばりこれです。

血液型。

毎日、100回くらいは日本のどこかでこういう会話がなされているのではないかと推察されます。


「何型?」
「何型に見える?」
「うーん、O型かなー?」
「えー、O型っぽい?実はAB型なんだよねー。」
「うっそー!ABっぽくなーい!あ、でもそういうところもあるかもー!」


なんじゃい、「A型っぽい」とか、「B型っぽくない」とか。どうでもええやんけ。ちなみ私、A型です。いつもいつも、「っぽいね。」って言われます。褒め言葉じゃないのは分かってます。

でも、タイプ分けって楽しいです。確かに。


人には、誰かと知り合いになるときに、必ず知っておきたいポイントというものがあると思います。年齢だったり、出身地だったり、学歴だったり、どこに住んでるのかだったり、お酒を飲むのかだったり、既婚者なのかどうかだったり。

そして、「○○な人って、こうだよね」という前提のもとに話を進めて、その通りならそれはそれで安心できるし、その通りじゃなかったらそれはそれで興味深いし、まあ話も盛り上がります。



でもですね、たまにいるんですよね。テッテー的に血液型にこだわる人が。血液型フリークですよ。


私が採用担当をしていた頃、とある部署の一番エライ人が血液型フリークでした。男性なんですけどね。いい年の。その部署の人を採用するにあたっては、必ずこれが問題になるのです。



「血液型は何型なのか」


そ の部署が人手不足だから、中途採用しようということになり、若手リーダーなんかと一緒に面接をするんです。そのボスは、直接面接には登場しないのですが、 面接で、これはいい!という人がいて、若手リーダーがボスに、こういう人がいるからぜひ採用したいと思う、という話をすると、こう聞かれるらしいんです。


ボス: 「で、そいつの血液型は?」
若手: 「・・・。聞いていないです。」
ボス: 「聞いとけや。」
若手: 「・・・。はい、わかりました。聞いておきます。」



そして、若手リーダーが、私のところへ来て言うんです。
「ねえ、あの人の血液型、聞いておいてくんない?」


   (ここから当時の私の心の声)

い、いま、何て言った・・?
あのね、こちとら、あの人を採用するにあたって、年収の交渉の妥協ラインはいくらくらいかな、
なんてことを、今せっせと考えてるんですよ。

それを言うに事欠いて、血液型聞いとけって言った?

なあ、血液型聞いとけって言った?
オイこら、ちょっと待て。
バッカじゃねーの!ねえ、バカなの?
っていうか、アホか?アホだろ!

(ここまで当時の私の心の声)



あ、いやいや興奮してはいかんなと。そして、私は説明しましたよ。ぐっとこらえて、きちんと論理的に説明しましたよ。



その1:血液型を聞いてどうするというのか。

A型だったらOK、B型だったらNG、O型だったらギリOK、みたいなラインがあるのか。ないよね?普通に考えたら、ないよね?知っておきたい、っていうレベルの話ですよね。それはね。

仮にこの人が、AB型であることがここで発覚したとしても、それで採用を取りやめるってわけじゃないよね?

そこまでは考えてない、ちょっとボスが知りたいって言ってるから、、っていうレベルの話なんだとしたらですね、今この段階で聞かなくてもいいんじゃないですか?入社して、さー頑張っていこうぜ!ってなった時に、歓迎会かなんかで聞いたらいいんじゃないですか?

AB型だったら採用やめるとか言ったら、ほんっっと、二度と採用しませんよ、お宅の部署。





その2:そもそもね、判断基準に関係ないことを聞いちゃだめなんですよ、面接って。


何を質問するにしても、「それで可否を判断している」とされてもおかしくないことしか、聞いちゃダメですよ。そりゃあね、面接の中の流れでね、「あ、お住まいこの辺ですか?」とかはね、それはいいと思いますよ。雑談の範囲ですからね。でも、もう面接は終わってますからね。彼はおうちに帰っちゃってますからね。雑談じゃないですよ。

しかも、血液型なんてね、本人には全く責任のないことですからね。A型になりたいってなってるわけじゃないし、変えようと思って変えられるものでもないでしょ。そういう本人に責任のないことで、判断基準に関係ないことなんて、聞いちゃだめなんですよ。ダメ!


その3:しかも、今から私がわざわざ、電話をかけて「ところであなた、血液型何型?」って聞くんですか?

あなたが応募者だったらどう思います?私だったらですね、確実に思いますよ。「あ、この会社やばいな」ってね。「やめとこうかな」ってね。変でしょ?どう考えても変でしょ?2ちゃんねるに書かれますよ。あの会社は血液型で採用決めてるって。危ない会社だって思われますよ。本当に。いやマジで。



といったことを、かなりの剣幕で語って、なんとかその応募者に電話をして血液型を聞くような羽目になるのは避けられました。


でも、それ以降、その部署の若手リーダーたちは、面接に同席したら、必ず最後に「いやー、うちの部署はO型が多いんですよね。ちなみに・・?」
とソフトに血液型を聞き出すテクニック
を身に付けていました。



アホらしくてウソみたいだけど、本当の話です。






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【新卒・キャリア】面接で繰り出される「意味不明な質問」にはどんな意味があるのか(またはないのか)
【面接官の心得】「本人の責任ではないこと」を質問してはいけない
【新卒・キャリア】美人は面接に合格しやすいか



2009年6月8日月曜日

【新卒・キャリア】美人は面接に合格しやすいか



「本人の責任ではないこと」を質問してはいけないの記事の部分的に続き。


美人であることは、はたして面接において得なのか、ということについて真面目に考えてみたいと思います。(性別は女性限定。超イケメンの方の場合はまた違うと思うので。)

得に決まってんじゃん、と思われるかもしれませんが、実はそうでもないのです。

ここで言うところの「美人」は、まあそこそこ美人、ではなくて本気の美人さんです。誰がどう見ても美人、というレベルの美人さんです。そして、普通の企業に就職したい超美人さんです。


得か損かというと、実はちょっと損なんじゃないかなーと思います。

あまりにも美人だとですね、警戒されるのです。


具体的にはどういう風に警戒されるかというと、こんな感じです。



面接官男性Aの場合:

・おお!スゲー美人だ!これは美人だ!!
・うおー、テンションあがるなあ、これは。
・営業の部長とか超喜びそう。
・む、でも、この人を合格にすると「美人だからだろ」って絶対言われるな。
・確かに美人だけど、でもそれを除いても採用する理由があるってことをちゃんと証明・説得できないといけないな・・。
・よし、美人であることを上回るような、この人の長所を探そう。
・長所....長所....、美人であること以上の長所....。
・けっこう難しいな・・。

面接官女性Bの場合:

・うわ!すごい美人!これは美人!
・こーれは、緊張しちゃうなあ。
・この人がうちの部署に入って来たら、メンズが大騒ぎだなあ。
・きっと美人だから、色々得してきたんだろうなあ。
・まあ、美人であることはさておき、採用する価値があるかどうか、ってことが問題よね。
・採用する価値、採用する価値、....。
・どうなんだろうな・・。


美人であるってことは、本人のせいではないのですが、面接する=その人を仲間として迎えるかどうか、を判断する際には、結構大きく影響してきます。


男性だったら、「そういう目で見た」わけじゃない、ということを証明しないといけませんし、
女性だったら、「嫉妬やヤッカミの気持ち」は全くない、ということを証明しないといけないからです。

それだけで、受け入れ側には、すでに通常時にはない、多少の負荷がかかっていると言えます。(もちろん、超美人に興味もヤッカミもない男性も女性もいますけどね。)


反面、美人である当人にしてみると、そんな負荷をかけているつもりは全くないわけで、むしろ当惑していることが多いようです。私の個人的な調査によると、ものすごい美人は、実はわりと内気な人が多いのです。

小さい頃から、自分のせいではない「美しいということ」を理由に、好かれたり嫌われたりしているので、それに懲りて、必要以上に人と関わらないようにしている場合が多いようです。(あくまで私の個人的な調査によると。)


おそらく面接で一番得なのは、そんなにすごく美人ではないけど、なんとなく人好きのするタイプの「ちょっと美人」な人だろうな、と思います。



【関連記事】
【面接官の心得】「本人の責任ではないこと」を質問してはいけない
【面接官の心得】自分より優秀な人は判断できない





2009年6月7日日曜日

【面接官の心得】「本人の責任ではないこと」を質問してはいけない



面接で聞いてはいけないこと、というものがいくつか存在します。


この話題について、関心が高い(もしくは必要に迫られている)方が結構いらっしゃるようなので、まとめておきたいと思います。


面接で聞いてはいけないこと、それはズバリ、本人の責任ではないこと について、です。


両親がどんな仕事をしているか、それは本人の責任ではないですよね。
どこで生まれたのか、それも本人の責任ではないですよね。
ついでに言うと、男性なのか女性なのか、それも基本的には、本人の責任ではないですよね。
(性別に関しては、後天的に選択しているケースもあるので、「基本的には」。)


本人の責任ではないことについてなぜ面接で質問してはいけないかというと、「私自身ではどうしようもないことをもとに、結果を判断している。」と応募者の方が捉える可能性があるからです。


そうです、基本的に、本人の責任ではないことを理由に、面接の可否を判断してはいけないのです。


この話題は、こうやって総論で語ると非常に賛同を得やすいのですが、個別論に入ると、結構難しいところがあるんです。



例えば、「太ってるのは、その人の責任か?」とか。

ここがアメリカだとすると、答えはYesです。アメリカでは、太っている=自己管理のできない人=仕事の能力も高くないとみなされることが多いようです。

だから、本気のエグゼクティブは、ジムに通ってボディコントロールに余念がないらしいです。

でもさ、体質とか環境ってものもあるじゃないですか。100%本人の責任かというと、ちょっと微妙なんですよねー。

かといって、体重300kgオーバーの方を採用するのに、何のためらいもない企業も、そうそうないと思うんです。難しいところです。


逆に、「ものすごい美女」とかも意見がわかれるところですね。

私は基本的に、30歳超えたら、その人がどういう顔なのかは本人の責任の範疇、と思っています。くたびれた顔も美しい顔も、本人の責任だし、本人の成果です。

ですが、世の中には、なんかそういうレベルではなく、ただひたすら造形の美しい人というのが存在するんですよねえ。

もうなんかそれだけで「採用!」と言ってしまいたくなるような顔をしている人が。
難しいところです。



強引にまとめてみると、これって聞いてもいいのかな?と思ったときには、

「この質問で合否を判断している、と思われても大丈夫か?」
「それって、その人の責任の範疇か?」

と自問自答すれば、変なことにはまずならないハズです。


 【関連記事】
【新卒・キャリア】美人は面接に合格しやすいか
【面接官の心得】一緒に働きたいか 
【面接官の心得】面接官の心得

 


2009年5月23日土曜日

【新卒・キャリア】「仕事なんて、食えりゃいいんや」



はるき悦巳というまんが家をご存知でしょうか。『じゃりン子チエ』の作者です。この人のHP見てたら、こんなカッコイイこと言っているのを発見しました。


(以下抜粋)

僕はなんやいうたら食えりゃいいんやいうことがある。職種もくそもないやないかいうところがあるんよ。そやから、土方とかいろいろやったけど、そこに何にも求めてなかった。

(中略)

女学生向きの週刊誌から、『あなたの生きがいは?』なんて聞いてきたから困ってね。断ろか思たけど、こういう男もおるんですいうの、わからしといた方がええと思て書いたんですよ。
『こたつで、みかんやお菓子食べながらテレビ見てんのが最高にええと思てます』(笑)

(中略)

猫なんて、人間のためには何もならんくせに、気分のいい時は愛敬ふりまいたり。
気に入らんと、一切やらんでしょう。そんでうまいこと人間に可愛がられる。鳥でもしゃべってみたり頑張ってるのに(笑)。
そやからいつも思う。こういう具合に生きられへんやろか。


(以上抜粋)

詳細はコチラ⇒はるき悦巳の秘密

うわ、なんか、カッコいいいいいいいい!。
”こういう男もおるんですいうの、わからしといた方がええと思て書いたんですよ。”ってところ超カッコいいいいいい!


ちょっと話はそれますが、私はこの人の書いた『ガチャバイ』というまんがも大好きです。

主人公は咲という「生活力のある」小学生の男の子です。咲の友達のゴマメは、お母さんが妹をつれて出て行ってしまい、お父さんも失踪してしまう、というわりかし不幸な女の子です。

ゴマメは、ずっと妹をおんぶしていたのですが、いなくなった今も、人形をおんぶして学校に行っています。

そんな格好で学校に行くので、ゴマメはいじめられてしまうわけですが、咲にかばってもらっている様子です。そんなネンネコ姿でガッコ行くからいじめられるんやで、やめとき、と咲が言い、ゴマメは、そんなんやないもん・・とボソボソ言うシーンがあります。


咲:「ならええわ。ゴマメはおれのこと頼ってたらええんや。」
ゴ:「うち頼ってる。」
咲:「よっしゃ、たこ焼おごったろ。」


カッコいいいいいいいい!こちらも初めて読んだとき、私は相当にシビレました。おれのこと頼ってたらええんや、って、ちょ、それ、小学生のセリフじゃなくね?という感じです。

まあ、年齢の問題じゃないんでしょうね。お金を稼ぐこと含め、生きていくことに対する自信に裏打ちされた気合を感じます。


こんなかっこいいこと、さらっと言えるオトナになりたいです。なぜ、こういう考え方に感銘を受けるのかということを、自分でも考えてみたのですが、それはおそらくシンプルでな考え方であるということなのだと思います。


私を含めて、働いている人・これから働く人の多くは、生活していくためには働かなくてはならないが、食べるためにのみ働くのか?ということを、程度の差やタイミングの差はあれ、考えるものだと思います。

なぜそういうことを考えちゃうのか、という理由は色々あると思いますが、自己実現せよ!自分探しせよ!という、なんだかよくわからない色々なところからのメッセージや圧力なんかも関係しているような気がします。


私は、いわゆる自己実現や自分探しを否定するわけではありませんが、なんだかちょっと抵抗感を感じています。学生時代のころも、うまく言葉にできませんでしたが、やっぱりなんだか抵抗感を感じていました。1週間やそこらで「分析」して「発見」した自分の姿なんて、自分にとって都合のいいものでしかあり得ないんじゃないの?と思うからです。そしてその延長にある「なりたい自分像」も。薄ッ薄のペラッペラですよ。そんなもん。


自分のことを見つめ直すのがダメだと言っているわけではまったくありませんし、自分という人間をあきらめろ、と言っているわけでもありません。ただ、意外な「自分」を発見したり、どうしようもない「自分」に直面したり、そういうのって、何かの経験を通じてしかわからないと思うんですよね。少なくとも、机の上で「自己分析シート」を書いていても、見つかりはしません。

そういうことをウジウジ考えて来た私からすると、この「仕事なんて、食えりゃいいんや」というセリフは、まるで、「仕事を通じて何者かにならなくても、すでにオレはオレなんだから、仕事なんて食えりゃいいんや。」と言っているように思えて、かっこいいなあ、いいなあ、と憧れてしまうのです。



そういう考えに魅かれつつも、なかなかそこまでわりきれない、というところが我ながらナヨっちいな、と思うんですけどね。




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【新卒】就職活動で悩むワケ
【新卒】働くことに何を求めるのか



2009年5月22日金曜日

【キャリア】面接後の結果連絡が遅い場合、何日待つか


このブログを訪問してくださる方の中で、特に多いのが、面接の結果連絡が遅い とやきもきしている方々です。

以前もこれについては関連エントリを書いていますが、今日は具体的に、「何日待つか」について考えてみます。



面接の評価方法には、絶対評価相対評価があります。

絶対評価は、仮に100人の応募者があったとしても、その中に、「採用したい」と思う人がいなければ、採用しない、というスタンス。

相対評価は、100人の応募者があったら、その中から1名か2名か、必ず採用する、というスタンス。

採用側も、どちらの方法をとるか、きっぱり決めているわけではなくて、揺れ動きながら悩んでいることが多いです。


全体的に、相対評価でやろうとしているほうが、面接結果を出すまでの時間がかかります。この人抜群だな!という状況でない限りは、「他の人の面接も終わってから決めよう」と思うからです。

面接を複数回実施する場合は、とりあえず1次面接を絶対評価で実施して、2次面接で相対評価にしたりします。

まあ、いずれにしても応募者からしてみると、面接の結果は早ければ早いほどいいわけで、不採用ならさっさと気持ちを切り替えたいわけです。

待つのはしんどいですからね。



普通、結果には1週間ほど頂きます、と言われますので、事前に、結果を早めに欲しいと要望している場合だと、営業日で数えて中4日待ったら連絡してもいいかなと思います。要望していない場合は中5日かな。(要するに1週間くらい)

マークシート式の筆記試験をやっている場合には、その結果が返ってくるまで待たないといけないのですが、あれは結構すぐに結果が出ますので、それは考慮に入れてません。



あ、ここで注意しないといけないのは、不採用の場合の連絡は、メールではなくて書面で実施する会社が結構あることです。


私が採用担当者だった頃も、面接で不合格の人に対しては書面連絡にしていました。

それは、まあ、メールだと失礼にあたる、とか企業によって考えは色々だと思いますが、私は単に、「どうして不採用なのですか?」という返信に対応するのが手間だったからなのです。

一時期、切手代もかかるし、面接たくさんやってるし、結果はすべてメールにしていたこともありました。ですが、メールだと、割と気軽に「なぜでしょう。今後のためにも理由を・・」みたいな返信が来るのです。

書面連絡だった場合、電話やメールで問い合わせることになりますが、わざわざ問い合わせするのは、結構心理的にハードルが高いですからね。かなり問い合わせ率が減ります。

まだですか?という連絡が来た場合に、すでに不採用通知を投函済みだと、結構バツが悪いです。「そろそろご連絡できると思いますが・・」と濁していました。電話で、不採用です!というのもちょっと抵抗ありますし・・。


まあ、致し方ないところはありますが、やっぱり営業日で数えて丸4日から5日くらい(つまり1週間)は、待つしかないと思います。



面接が終わってしまえば、できることはもうありませんから、あんまりヤキモキせずに・・、とは言っても、ヤキモキしちゃうものですけど。



【関連記事】
【これだけはやめておけ】不採用の理由を聞く
【キャリア】面接結果の連絡が遅いのは・・
【面接官の心得】選考スピードが遅いと応募者に逃げられる




2009年5月20日水曜日

【新卒・キャリア】面接にマスクをしていっていいのか




いやー、インフルエンザ、流行ってきてますね。

感染したら100%死ぬ、というようなウイルスではないにしても、できれば感染はしたくないですね。


こうなってくると、不特定多数の人にたくさん会う採用担当者の方は大変です。
でもって、これからまさに面接を受けようとしている方も、マスクをしていっていいのかどうか、悩むところだと思います。

うーん、結構まじめに考えると難しい話です。

でもですね、私個人的には、面接でマスクはなしだろ、と思います。

面接官も、応募者も。両方なしです。


面接官をやっていた頃、花粉症なのか風邪なのかわかりませんが、鼻水がとめどなく流れるものだから、ティッシュを箱ごと持って面接していたことはありましたけど。

途中で、「ちょっと失礼。」と言って、ズビズビ鼻かんでいました。
(たらしてるよりいいでしょ?)



面接の際に、マスクをしていると、顔が覆われてしまうので、表情が読み取りにくくなります。
面接官側からすると、重要な情報源がひとつ隠されてしまうようなものです。

じゃあ、面接官はマスクしていてもいいかというと、それも、応募者に対して、なんだか隠し立てしているようで、あんまり好きじゃないなあ、と思うのです。


仮に私が今も現役の採用担当者だったとして、インフルエンザ対策としてマスクをした応募者が面接に登場したらどう思うだろうかというと、

・相手に対する配慮よりも、保身が重要
・慎重、リスクを踏まない

という印象を受けるのではないかと思います。ちょっとオーバーに表現するとですけど。

だって、自分の風邪をうつさないように、という配慮からのマスクではなく、相手からウイルスをうつされないように、という自己防衛のマスクですから。


「保身」って言葉は悪いですけど、防衛的って意味ですかね。企業で働くには必要な素養でもあると思います。

別に、悪いことじゃないんですけどね。
それを、面接の場でやるかっていうことです。


この件については、100人くらいの人に意見を聞いてみたいところです。はずしたほうが自然だ、つけておいたほうがお互いにとっていい、50:50くらいにわかれるかもしれませんね。

難しいですけど、やっぱりマスクははずしていたほうが自然かなあ、と私は思います。



【関連記事】
【面接官の心得】マスクしないと出歩けない


2009年5月12日火曜日

【新卒・キャリア】「通じない社内用語」の多い企業


問題です。意味がわからないものはありませんか?

「この件、リスケしといて。」
「彼に何か頼むときは、バッファみとかないとダメだよ。
しかも、トレースしないと。」
「定例ミーティングの時間、フィックスした?」「デフォルト月曜日の八時。」


答え合わせ

「この件、スケジュール変更しといて。」
「彼に何か頼むときは、余裕みとかないとダメだよ。
しかも、ちゃんと催促したりして追いかけないと。」
「定例ミーティングの時間、決まった?」「基本月曜日の八時。」



ま、簡単ですね。程度の差はあると思いますが、
大抵の会社でこのくらいは使ってるのではないかと思われます。



でもね、たまにあるんですよ。
面接で、面接官が「は?」という言葉を使う会社が。

「は?それ、何?」というカタカナ語を堂々と使ってきます。
しかも、なんか社内用語っぽいヤツです。

こういう会社は要注意だと思います。



ついうっかり、社内用語を使ってしまう、というのはまあご愛嬌としても、
普通なら、「あ、しまった」と思って、普通の言葉に言い換えたりしますが、
「通じて当然」という態度はいけすかないです。

採用担当者というのは、ある意味、その企業の営業マンなわけです。
面接する、というのは相手がどういう人なのかを判断する、という仕事である一方、
その企業に応募者が「入りたい!」と思うように、営業するものです。

商品を売る営業マンが、営業に行って、
相手に通じない言葉で話しますか?というわけです。
いーえ、そんなの営業マン失格です。


採用担当者が、面接の場で堂々と社内用語を連発してくるというのは、
その担当者がとりわけイケテナイか
その企業がとりわけ閉鎖的であるか、どちらかだと思います。


その世界だけに生きていて、他の世界との接点をあまり必要とされないと、
その世界の言葉がグローバルスタンダードになりますからね。


こういう企業に入社したときに注意しないといけないのが、
その社独特のルールなんかが色々とあって、
「当たり前ジャン。そんなことも知らないの?」
という態度を周囲にとられてしまうことがある、という点です。


多少なりとも外部に対して感受性のある企業の場合、
「あ、ちょっとうちの場合独特なのかもしれないんだけどね・・」と
前置きしてから説明してくれますが、
それが当たり前だと思っている社風の場合だと、説明すらなされない場合があります。

そんで、転職組は何かと区別されて
なかなか本流に乗っていけない、と。



まあ、だから、あんまり面接官が「は?」というような言葉を使うのであれば、
「あら、独特な言葉を使われるんですのね。ホホ」と
やんわり突っ込んでみて、
面接官の反応をうかがってみるとよろしいかと思います。


2009年5月11日月曜日

【これだけはやめておけ】面接の15分前に来てしまう人たち


新卒・中途に限らず、若い人に多いです。

面接の時間の15分くらい前にやってきてしまう人。 
早めに行くのが礼儀だと思っている。



ここではっきりさせておきたいと思います。

早く来すぎるのは、迷惑です。迷惑です!!



面接官は約束の時間にあわせてスケジュールをあけているわけですし、たいていの場合は、その時間にあわせて会議室を手配しています。15分も前にいらっしゃっても、面接官はまだ時間があいていないし、会議室もうまっていたりするわけです。

そうすると、採用アシスタントの方が、「ごめんなさい、ちょっとここでお待ち下さいね。」と謝ったり、待たせている間、お茶を出したりなんかして場をつなぐわけですが、これは結構な2度手間、3度手間です。



お、これはできるな、という方は何分前にいらっしゃるかというと、大抵の場合、3分前に、受付から電話をかけてこられる場合が多いですね。

それも、3分前にやってくるわけではなく、早めに来てトイレに行ったりなんかして、ちょうどいい時間になるまで、
心の準備をしているものと思われます。

約束の時間ちょうどにやってくるようですと、部屋に通されたりなんかして、少し時間がかかりますので、約束の時間ちょうどから面接をしたいと思っている几帳面な面接官は、ちょっとイライラしてしまうかもしれません。

だからやっぱり、3分前ピッタリくらいに、受付から「面接のお約束している、○○です。」と電話するのがベストだと思います。



5分前ではなくて、3分前、ってところがミソですね。


遅刻するのはモチロン厳禁なわけですが、「来ました」って連絡したタイミング、そこから、面接は始まっています。


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【これだけはやめておけ】情熱的すぎる応募スタイル
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2009年5月9日土曜日

【面接官の心得】マスクしないと出歩けない



豚インフルエンザ、恐ろしいですね。
ただのインフルエンザだろ、と思っていたら、こんなブログ読んだもので、なんか怖くなってきました。

↓↓
豚インフルエンザについて BBC News の投書欄が怖すぎる件について


ニュースでマスクの人々があふれているのを見て、ふと思い出した話。

採用担当をやっていた頃、最盛期は平日は3?4人、土曜日に7?8人、というペースで面接をしていました。1ヶ月に、100人弱くらいの応募者の方に会うペースでしょうか。


100人面接して、採用数は1桁台です。

採用者 <<<<<< 不採用  です。


ある日、休日に出かけていると、電車の中でふと視線を感じました。じっとこちらを見る男。

オイオイ、なんだよ・・なんなんだよ・・見てんじゃねーよ、と思っていましたが、どこかで見た顔だな、とふと気になりました。知り合いか?いやいや、会社関係のような気がするな・・と。

電車を降りるときに、その人のスーツ姿を見てから気がつきました。



うっ、あれ面接した人だ・・・!
しかも、不採用にしたと思われる。



それで合点がいきました。
そりゃー、自分を不採用にした面接官が休日にのんきに電車乗ってたら、ジットリした視線送るよな。しかも、休日の昼間にスーツ姿で移動ってことは、たぶんまだ仕事決まってないな。


たしかに、1ヶ月に100人ペースで面接してたら、街中でばったり会っても不思議ではありません。

その応募者のジットリした目を思い出すと、どうもジットリした気分になるので、それからしばらくは、休日に出かけるときはマスクをするようになりました。

確か冬の出来事でしたが、春先まではマスク癖がそのままでした。風邪ひき→花粉症で、マスク人口が高いので、比較的目立たない時期です。

そろそろ、外出するときにマスクが目立つようになって来た頃、ふと思いました。


そうか、不採用にしても恨まれないような感じで面接すればいいんか。


それ以来、にこやかに、かつ丁寧に、でも途中で「あ、不採用」と思ったら、あんまり期待させないように配慮するという、ジェントルな面接官になるべく努力することにしました。

そうして、ようやくマスクをはずせた、ある春の出来事でした。


まとめると、面接で応募者にひどい対応をしていると、いつか後ろから刺されるかもしれないから気をつけろ、という話。



【関連記事】
【新卒・キャリア】面接にマスクをしていっていいのか

2009年5月3日日曜日

【キャリア】「5年後のキャリアビジョンを教えて下さい」



これもよく中途面接で出てくる質問です。

「あなたの、5年後のキャリアビジョンを教えて下さい」



先日の、【新卒・キャリア】どういう人間になりたいですか?という質問

の派生系ではありますが、今回の質問は、内容が具体的なだけに、あまり華麗にスルーできないので、真面目に答えないといけないのが問題です。


これには、答え方が2通りあります。

・こういうポジションについていたい 
(要は出世したい)

・こういう仕事をしていたい
(幅を広げたいとか、レベルを上げたいとか)


NGなのは、「みんなに信頼される仕事をしていたいです!」なんていう曖昧な表現です。


世の中、ポジションにこだわりのある人ばかりではありませんし、たいして出世なんてしたくなかったら、「こういう仕事をしていたい」、の方向性で答えたらいいと思います。


さて、この質問には必ずコバンザメのようにくっついてくるものがあります。 
「そのためには、何が必要だと思いますか?」


面接の場で聞かれると、うぐっとなる質問ですが、よく考えてみると、たいしたことを聞いていません。



企業の中で何かしたいことがあるときに、必要なのは以下の3つです。

1_自分の能力
2_周囲からの評価と期待
3_数字で裏付けられた客観的な根拠



ちなみに、情熱!とか、人に夢を見させる力、とかは、1と2に含むことにします。色々考えてみましたけど、基本的にはこの3つでカバーされます。


2番目は、ひとりよがりじゃダメよって意味です。

3番目は、ポジションだったら、自分がやるとどんな風に業績をUPさせられるか、新しい事業なんかだったら、どれくらいの収益が見込まれるか、といったようなことを意味しています。



実際に足りないと思う部分についても説明が必要ですし、また、客観的に見て、「自分はこういう経験が足りないと思われそう」と感じる部分も、説明してあげると、面接官のカユイところに手が届いて、非常に話がスムーズだと思います。


要するにこの質問によって、面接官は「ウチの会社は、手取り足取り、人を育てたりする会社じゃないから、成長したかったら、自分で目標持って自分でやらなきゃだめだよ。つーか、そうやって勝手に成長していってくれる人しか採用しないよ。」ということを暗に伝えているわけです。


アタクシ、放っておかれても、どんどん成長いたしましてよ。決して、人材の不良在庫になんてなりませんことよ!


ということをアピールしてあげてください。

【関連記事】 
【新卒・キャリア】どういう人間になりたいですか?という質問 
【新卒・キャリア】社会人に向いていない人の特徴

 


2009年4月18日土曜日

【新卒】自分のことがわかっていない人



たまにいる。

「私ってば、結構、遊んでる風に見られちゃうんだけどー」
「いや、どっちかっていうと地味だけど?」

「私ってさ、ホラ、誤解されやすいんだけどー」
「いや、結構見たまま、わかりやすい性格だと思うけど?」

「実はさ、こういう人間じゃん?」
「え、どういう人間?」

(あくまで心の中でツッコんでるだけです。口には出してません。)


自分がどういう風に見られているか、ということと、実際の自分はどういう人間なのか、ということは、誰しもギャップがあるものだと思う。

でも、自分がどういう風に見られているか、ということを 全く客観的に評価できない人、というのは確かに存在する。



新卒面接になると、こういう人の出現率が非常に高い。

「僕は、サークルの中でもリーダー的な存在で、みんなに頼られていました!」

うーんと、でもその割には、さっき面接待ってるとき、他の人は集まってワイワイ話してたけど、君、一人で端っこ座ってなかったっけ。


「私は、友達が多くて、みんなの相談役になることが多いです!」

えーと、その割には、なんか近づいて来んなオーラがビシバシ出てるような気がするけど。



別にね、言っていることがウソついているとは思わないです。実際はそうなのかもしれないですし。そもそも面接って、第一印象で決まるものでは全くないですし。

でもですね、その人の持っている雰囲気やオーラと、全然違うことを言われても、いまいちピンと来ないのも確かです。あーそうだよねー、そうなんだろうねー、という納得感がありません。


自分の見せ方がウマイ人というのは、自分が初対面の相手にどういう印象を与えるかをきちんとわかった上で、そのとおりの自分であるか、それともギャップがあるか、相手に納得させられる人だと思う。


おそらくそれは、今までの人生で、

どれくらいたくさんの人に出会ってきたか、
どれくらい多彩なジャンルの人に出会ってきたか、
どれくらい自分のことについて悩んできたか、

ということで決まる部分が大きいと思う。


だから、自分の第一印象と内面のギャップに気がついていない人は、狭い世界に生きてきたか、もしくは人間関係に関する感度があんまり高くないか、どちらかなんだろうと思う。


まあ、いろんな人に出会ったほうがいいよ、ということです。

あんまり人のこと言えないけど。


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2009年4月11日土曜日

【第2新卒】4月中に退職する新卒さん


そろそろね、出てくる頃なのではないでしょうか。

4月1日に入社したけど、4月中に退職しようと考えている新卒さん


今は景気が悪くて就職難だから、数はそれほど多くないと思いますが、必ずいるんですよね。4月組。

うーん、新卒が20から30人いたら、1人くらいは出てくるんじゃないでしょうか。


こういう人が、またしばらくすると第2新卒として就職活動を再開します。第2新卒さんに面接で出会うと、私は必ず聞いていたことがありました。


「一緒に入社した人が30人ほどいて、その中で、すぐに辞めたのはアナタだけだったわけですよね?なぜですか?なぜ、ほかの人は辞めなくて、アナタは辞めたのですか?」

 
フフフ。意地悪な質問ですよね。
ええ、私、意地悪なんです。


でもですね、本当にソコントコを知りたかったんです。


新卒で入って、みんなつらいわけじゃないですか。同じようにつらい、とは言いませんが、つらいのは同じです。


で、その人の中で、「他の人は頑張ってるけど、自分はもう辞める」ことをどういう風に位置づけているのかな、と思うんです。

・オレはそんなに頑張れない。他の人がすごいんだ。
・あんなのやってらんない。続けるなんて、みんなバカだ。
・オレが特別に苦しかったんだ。オレだけが。
・そもそも、最初から違和感あったんだ。オレは夢を追いかける。

まあ、なんでもいいんですけどね。


でも興味があるんです。
その人の考え方の癖みたいなのが出ますから。


別に、他の人は頑張ってるのに、お前は早々に辞めちまって、なんという根性なしだ、と言いたいわけではありませんが、そういう風に感じる人もいるでしょうね。


でも、聞いてました。理由が知りたかったから。
(そして、意地悪だから。)


だから、辞めようと思ってる新卒さんがいたら、自問自答してみるといいです。

「なぜ、ほかの人は辞めないのに、自分は辞めるのか?」


そして、自分にちゃんと説明できてから、辞めたほうがいいと思います。

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【新卒】やりたい仕事と違う

2009年4月10日金曜日

【新卒・キャリア】どういう人間になりたいですか?という質問


「あなたは将来、どういう人間になりたいですか?」


たまに、こういうことを聞く面接官がいる。

自分が面接官で、同席している他の面接官が質問していても、自分が応募者で、面接官から質問されても、これが出てくると、頭の中は、「???」でいっぱいになった。

えーと、今、すでにこういう人間なんですけど。え、今、私はエイリアンってことですか?早く人間にナリターイ的な?(あ、ちょっと古いか・・)



つーか、それ、面接の場で聞く必要あるんか?



そんなことを聞いといた上で、面接落としたりするから、応募者が「自分の人生を否定された。オレはダメ人間だ」とか思っちゃうんじゃないんか?ねーねー、その質問で何を確認しているの?と、他の面接官に聞いてみたことがあったが、「将来ビジョンがちゃんとある人なのかどうか、確認するため。」と言っていました。




将来ビジョン、なかったらダメなの?あってもいいけど、別になくてもいいじゃん。強制するもんじゃないじゃん。将来ビジョンのない生き方が、その人のビジョンなのかもしれないじゃん。


と、腑に落ちない思いをしていたが、私は、自分が面接を受ける中で、この質問に対する必殺回答を編み出した。この回答で、120%、面接官はそれをどう評価したらいいのかわからなくなる。



「あなたは将来、どういう人間になりたいですか?」
「模索中です。」


これにつきる。


なんなら、「模索中です。いえきっと、人はそれを、一生模索するものなんじゃないでしょうか。」くらい言ってもいい。


しつこく言おう。

「模索中です。」


これにつきる。



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2009年4月8日水曜日

【無職】派手すぎるネクタイと時計と、汚れた靴


今は無職で職探し中、という方の中には、たまにこういう人がいた。


派手なネクタイをしめており、かつ時計がやたらにギラギラしている。

ストレートに申し上げると、センスが感じられないわりには、高価そうなものを身に着けている。


無職になって半年以上経過しているのに、焦りは全くないと言い、よくしゃべる。前職で自分がどれほど有能だったか、どれほど稼いだか、どれほど頼りにされていたか、よくしゃべる。顔色はあまりよくない。唇は乾いている。

そして、面接終了後に見送って行く際にそっと確認すると、革靴はここ最近磨かれた感じはなく、汚れている。革のカバンも、手入れされている感じがしない。



ああ、この人、たぶん生活が破綻しているな、と私は思う。

なんなのかよくわからないが、借金のひとつふたつ、あるかもしれないな、と思う。


ここに書いたようなことだけで判断しているわけではなくて、実際にはもっと細かいことの積み重ねなのだが、ものすごく無理をしている人は、どこか、ちぐはぐな感じがするものだ。


そういうちぐはぐな感じ、のメッセージのひとつが、私にとってはネクタイと時計と靴のバランスだった。



別に、おしゃれなものを身に着けろ、ということではない。無職だったらなおのこと、お金がないから働きたいんだし、わざわざ面接のために買い揃えるようなことはしなくていいと思う。

ただ、なんというか質素なら質素、こだわらないならこだわらない、統一したトーンがあることが、面接じゃなくても、相手に対して安心感を与えると思う。こういう、バランスの崩れた人を見ると、自分以外の何かになろうとしても、苦しいだけなのに、と思いこちらも苦しくなった。


まあ、まとめると、靴は磨いとけ、という話。


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【無職】無職の理由(無職期間3年超えの場合)
【キャリア】無職者の「前職の退職理由」


2009年4月6日月曜日

【面接官の心得】一緒に働きたいか

「面接官の心得」というキーワードで検索されてこのブログを訪問されている方が結構いるみたいなので、「面接官の心得シリーズ」とシリーズ化してみました。



今日の話題は、「今度のうちのチームで中途採用するから、一緒に面接出てって言われちゃったー。どうしたらいいのー?」という、いわゆる「非・本職」(要するに人事ではない)の人向けの話です。


面接でチェックするポイントといえば、はっきり言ってこれしかない。

「一緒に働きたいかどうか?」


どんなにスキルがあっても、経歴がすごくても、
・なんか好きになれない
なら、やめておいたほうがいいし、
・なんか馴染めなさそう
のもやめたほうがいいと思う。

なんなら、
・なんかワカランけど、あの人の唇の形が気に入らない
なんてのも、やめておいたほうがいい。


ああ、この人と一緒に働きたいなー、とか、
ああ、この人なら面倒みてもいいなー、とか
思えるのがベストだ。



面接をする前には、おそらく色々と想像が膨らんでいることと思われる。

「こういうスキルがある人が欲しい」
「で、こんな風にお願いしたらちゃんとやってくれる人がいい」
「でもって、イイ人がいい」

しかしですね、パーフェクトな人に面接で出会えることなど、まずないのです。

いえ、絶対ない、と言っても過言ではない。


そういう人を採用したかったら、ツテをたどって自分で見つけて、「一緒に働こーぜ」と口説いてくるのが一番早い。


しかも、最初から望んでいたことがパーフェクトにできるわけがない

あなたがやってる仕事を、誰かに交代するとしたら、その人が翌日からパーフェクトにできますか?という話だ。大抵の場合、できるわけがない。そうなると、誰かが教えなくちゃいけない。誰が教えるかっていうと、面接に出てて、最初からその人に関わっている人が教えるのが自然だ。


だから、面接のときは、この人と、一緒に働きたいかどうか?ということだけ考えて、そのために色々と質問したらいいと思う。


常に、「採用担当者」として、「自分が一緒に働く人ではない相手」を面接し続けていた私にとっては、この観点で面接できるということは、本当にうらやましいことだった。



【関連記事】
【面接官の心得】自分より優秀な人は判断できない







2009年3月14日土曜日

【面接官の心得】面接官の心得

今日はちょっと番外編的な内容。


昔、採用担当をやっていたことがある、という話をすると、

「ねー、面接ってさー、何聞いたらいいのー?」とか
「今度さー、派遣さんの面接あるんだけど、どうしたらいいー?」とか

聞かれることがたまにある。


面接官の心得というわけです。

うーん、これがなかなか難しい。

面接で聞いてはいけないこと、ならいくつかある。

選考に全く関係ないことや(ご両親のお仕事は?)、
性差別では、と思われることや(へー、まだ結婚してないんですか)、
ようするに応募者がいやがる可能性のあることは聞いてはいけない。


ただ、心得、と一言でいうと結構難しい。


まあ、ひとつだけあげるなら、私はこれだと思う。

面接官は、応募者に面接されていると思え。


採用する側とされる側、とだけ考えると、面接官のほうが立場が上だが、

採用できないと会社が困る、と考えると、お互いの立場はドッコイドッコイだ。
むしろ、その応募者が引く手あまたな人であれば、面接官は「うちに来てくれー」とお願いする立場だ。


だから、本当に素敵な面接官というのは、相手を面接しつつも、かつコレだ、と思ったときに確実に相手を魅了することのできる人だ。


まあ、狙ったポイントでフェロモンを自由自在に出せるドンファンのようなものでしょうか。


だから、もし就職・転職活動中にイヤな感じの面接官に出会ったら、
「こいつ、不採用」
と心の中でそっと判定してあげてください。


2009年3月13日金曜日

【新卒・キャリア】面接でうまく話すコツ

昨日は、面接でうまく話せないのが、いかにダメージが大きいか、という話題に終始してしまったので、今日は面接でうまく話すコツについて。


正直、コツっていうほどのものでもないと思うのですが、それは、普段から言葉にする努力しておくことです。


森博嗣の本が好きで、よく読むのですが、こういう文章がありました。

「いいかい、気持ちなんて伝わらない。
 伝えたいものは、言葉で言いなさい。
 それが、どんなに難しくても、それ以外に方法はない。」
             「詩的私的ジャック」から抜粋




採用担当だった当時、面接を受けている人の中には、

「一から十まで全部説明しなくても、オレのかもし出す雰囲気で相手もわかってくれるさ。」

と思っている人が結構いるような気がしていました。


イヤ、全然?わかりませんけど?(´Д`)



自分が今していることにはどういう意味があって、全体の中でどの部分の役割を担っていて、何に不満があって、何に満足なのか。


こういう事は、なんていうんでしょう、「気分」「雰囲気」としては、自分の中にはしっかりあると思います。

でも、言葉にするのって結構難しいんです。


自分のことを考えてみると、1日の活動している時間帯の中、「言葉」で考えている時間は、全体の半分にも満たないのではないかと思います。


「今日一日、何をしていました? 今日は、あなたの人生にとってどういう意味のある日でした?」

と質問されて、即答できる1日を送っている人はそうそういないと思います。


それと同じで、面接の場で、自分が今まで生きてきた人生や、やってきた仕事について説明するには、常日頃から言葉にする努力をしていることが必要なのです。


まあ、一番いいのは、身近にそういうことを説明してあげたい相手がいることですね。


私は一人で頭の中でしゃべるのが癖ですけど。


【関連記事】
【新卒・キャリア】面接でうまく話せない
【新卒・キャリア】面接では別に即答しなくてもいい 


↓どうしようもなくあがり症だっていう人には、バッチフラワーのレスキューレメディがおすすめです。(バッチフラワーがなんなのか、調べてからどうぞ。)

 

2009年3月12日木曜日

【新卒・キャリア】面接でうまく話せない

いわゆる話下手な人は、結構いる。

やることはやってるのに、いざ面接で話そうとすると

・頭が真っ白になる。
・緊張しまくってしまう。
・呂律が回らない。
・意味不明なことを言ってしまう。

などなど、症状は様々だと思う。


「オレ、職場では結構デキる男なのに・・」
「アタシ、やればなんでもデキるのに・・」

だけど面接でうまく話せないと思っている人は、要注意。


行動する(≒仕事をする)ことと、それを言葉にして誰かに説明する、というのは、同じことではないからだ。


うーん、例えば絵を描くのがウマイとしましょうか。

質問者:
「すごーい!なんでそんなに上手にかけるんですか?」

Aさん:

「うーん。センス・・?」

Bさん:

「ああ、コツはですね、まず全体を鉛筆でざっくり描くんです。で、色は薄いほうからつけていきます。光があたる方向を意識しながら描くといいんですよ。」


別に、趣味で書いてるだけだったら、むしろBさんはうるさいウンチク野郎ですが、これが仕事となるとまた別の話です。


Aさんに任せておくと、結構ウマイ絵が1日に1枚できあがるかもしれませんが、Bさんに任せれば、そこそこウマイ絵がチームで量産されて、1日に10枚できあがると思われます。


大抵の会社は、結構ウマイ絵を1枚描くよりも、そこそこにウマイ絵を10枚描いてもらったほうが嬉しいのです。(芸術家の場合は除くね。)


そうなると、AさんよりもBさんのほうが、コツを伝播していけるという意味で価値が高いのです。



というわけで、今日はいかにして面接でうまく話すか、ということではなく、面接でうまく話せないのが、いかにダメージが大きいか、という話でした。


あ、役に立たない?・・・

次回こそは、上手く話すコツをご紹介します。・・・



【続き】
【新卒・キャリア】面接でうまく話すコツ
【関連記事】
【新卒・キャリア】面接では別に即答しなくてもいい 





2009年3月11日水曜日

【新卒・キャリア】いわゆるコンピテンシー的な

寝技のようにねっとりしたしつこい面接
繰り広げていた当時の私ですが、
この方法には、一応理論的な裏づけがありました。


いわゆるコンピテンシー理論です。

コンピテンシーの何たるかは、難しいサイトや本で色々解説されているので
真面目な説明を知りたい方はソチラをご参照いただくと致しまして、


ものすごく簡単に説明すると、


「頭がよかろうが、いいこと言おうが、
やってなきゃ意味ねーんだよ。」


という考え方です。(と、私は理解しています。)

要するに、行動に移していてこそ評価に値するということです。


超高学歴でも、役に立たないヤツ。
知識だけはあるけど、やることがトンチンカンなヤツ。
口ではいいこと言うけど、行動が伴ってないヤツ。


そういう人をブロックするためにしつこくしつこく質問するわけです。


「営業部で1番の成績でした!」
→営業部に所属の社員は5名のみ。

とか、

「私は面倒見のいい性格です!」
→理由は、小学生の頃、弟と一緒によく留守番してた。

とか、

よくよく聞いてみると、アピールしていることと実際は
かけ離れているということはままあることです。



だから、面接で前職の話や学生時代の話をするときは、

・どういう環境で
何人の部署なのか、どういう人が集まったサークルなのか、
・どういう役割で
いわゆる肩書きがあったのか、周囲の人が自分をどう認識していたか、
・なぜ
自発的なのか、やれと言われたからやってるのか、

ということを整理しておく必要があると思います。


「大きな成果をあげました!」とか多少誇張したことを言おうと思うなら、
それをつっこまれたときに説明できるようにしておきましょう。


まあ要するに面接なんていうのは、

応募者の周到さと、
面接官のしつこい掘り下げと、

どちらが勝つか、というバトルなわけです。



2009年3月4日水曜日

【新卒・キャリア】面接官が自己紹介で知りたいこと



今日は、「面接官は、面接でいったい何を知りたいのか」について。

何をして何を考えてきた人なのか。面接官は、それを知りたい。

考えてみると、これにつきると思います。


「何をしてきた人なのか」ではないし、「何を考えてきた人なのか」でもなくて、両方ないとダメってところがミソね。これは新卒でも中途でも全く変わらないと思います。

言ってしまえば、「何をしてきたか」なんてエントリーシートや、職務経歴書を見ればわかることですしね。わざわざ面接の場で説明させる必要なんてないんです。


有名ドコロでは、ドラッガーさんの「3人の石工」の話みたいな感じでしょうか。詳しい事はググって頂くとしまして、簡単にはこんな感じの話です。


仕事中の石工さんに、何してるんですか、と聞いたときの答え。

Aさん:

「見りゃわかるだろ、石削ってんだよ。」

Bさん:

「石を削って積んでるんです。3ヶ月前からこの仕事してるんですけど、重労働なわりに、給料安くて・・」

Cさん:

「城の土台を作ってるんですよ。完成したら、ここいらで一番大きな城になりますよ。前代未聞の大きさだから、土台が命ですよ。」

※わかりやすいよう、多少アレンジしました。



ま、どう考えても、Cさんを採用したいですよね。   

だから、別に変わったことしてなくてもいいんです。面接の場で、きらびやかな経験を語れなくてもいいんです。やってることは別に普通でいいんです。


要するに、それをやりながら何を考えてたのか、ってことが重要なのです。





2009年2月21日土曜日

【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その4:完結編)



今までで一番長い続きものシリーズだったOPQ対策方法も、今日で(ようやく)最後です。

前回までのまとめ。
  • OPQやSPIの対策は、「その会社で優秀な人になったつもりで回答をする」こと。
  • OPQやSPIは、その人における支配的な性質をあぶりだすものである。それだけで良い悪いの判断をするものではない。
  • 同じ質問が繰り返されることによって、テストの信頼性を担保している。すなわち、統一性のない回答は、統一性のない人格か、もしくはウソをついていることの現われ。

SPI性格診断やOPQの最大の欠点は、その人のことを知るにおいて、「本人がそう言っている」ことから分析するしかないことです。


ようするに、いや、どう考えてもお前はグウタラだろ、という人でも、本人が「オレは几帳面で真面目な人間だ」と思っていれば、 そういう結果になるということです。


前回、ウソをついている人対策として同じ質問が何度も出てくる、ことを説明しましたが、徹頭徹尾ウソをつけば、ばれることはないわけです。「自分はそういう人間だ」と思い込んでいるのであれば、そもそもそれはウソですらないわけですし。


だから、「優秀な人になったつもり」で、あらゆるシーンにおいてその人だったらどうするか、微に入り細に入りシュミレーションをしておけば、

自分とは違う誰か、その会社で活躍できる誰か、としてこのテストの結果を出すことができるのです。



まあでも、シュミレーションが細かく必要だし、自分じゃない誰かを装うのは、結構悲しいことですし、会社によっては参考程度にしか結果を見ていない可能性もあるので、そこまでやるべきか、っていうと、かなり疑問ですけどね。




【関連記事】
 OPQシリーズ
【新卒】長所と短所をあわせもつ特徴(計画性がある)
【新卒・キャリア】何をしたいのかわからないんですけど





【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その3)

 

OPQの裏ワザ的対策方法(その2)のつづき。

OPQやSPIの対策方法は、その会社で優秀とされる人になったつもりで回答をすること。そしてそもそも、OPQ、SPIは、その人における支配的な性質が何なのかをあぶりだしていくものです、ということを前回ご紹介しました。



例えて言えば、こんな感じだと思います。

あなたの中には10人の人格がいます。
  • 何かと細かいことに厳しいアナタ
  • 声も大きいし、態度も大きいアナタ
  • いろんな人と仲良くしたがるアナタ
  • 子供っぽくてわがままなアナタ
         :

どの人格が活動的で、どの人格が寝てばかりなのか、それによってあなたの行動が支配されている、と考えてみてください。


OPQやSPIは、どの人格が一番活動的なのか を確認しているわけです。


また、テストの中ではよく同じ質問がくりかえされますが、これは、あなたの人格がどの程度統一的なものなのかをチェックするためのものです。


仕事のときと、遊びのときでは「人が違う」人っていますよね。そういう人の場合は、さっきの質問では、仕事のシーンをイメージしたのでこう答えたけど、今度の質問では遊びのシーンを想定した答えたので、回答の傾向が違っている、ということがありえます。


つまり想定しているシーンが違えば、答えにバラつきがあっても別におかしくないのですが、あまりに回答の統一性が低い場合には、「ウソをついてやろう」としているのではないかということが疑われます。


テストの最初では、意識的にウソをついていても、テスト後半になってくると、疲れたり、訳がわからなくなってきたりして、ウソを突き通せなくなるのです。そうなると、回答の統一性が低いためにテストの信頼性そのものが疑われる、という結果が出てくることになります。


さ、ここでようやくOPQ対策方法としてあげている「その会社で優秀な人になったつもりで回答をする」ことの有効性の説明です。


そして続きはまた次回。



【続き】
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その4:完結編)


【関連記事】
【新卒・キャリア】OPQの対策方法
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その1)
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その2)
【新卒】SPIとGAB+OPQ

2009年2月20日金曜日

【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その2)




OPQの裏ワザ的対策方法(その1) からの続き。

どういう人がその会社で優秀な人とされているのかがわかれば、OPQの対策は、ほぼ完了です。



あとは、実際にOPQ(SPIの性格検査も)を受ける際に、自分がその人になったつもりで回答をしていくのです。


ここでちょっと、OPQとSPI性格検査がどういう構造になっているのか説明しておきましょう。

各テストの基本構造はこんな感じだったと思います。

(OPQ)
・次の4つの文章の中から、あなたに一番あてはまるものと一番あてはまらないものを選びなさい。
  • 人前では言わないが、オレはかっこいい。
  • デートの時間に遅れてくるなんて信じられない。
  • 正直、自分の家に来られるのは好きではない。
  • 間違ったことをする女には、すぐ説教をする。


(SPI)
・この問いに対して、どの程度該当するかを答えなさい。
  • 問い:人前では言わないが、オレはかっこいい。
  • 答え:そうは思わない・あまりそうは思わない・わからない・ややそう思う・そう思う


OPQの場合は、何かの特徴を暗示するセンテンスに対して、優先順位をつけさせていくというもの、SPIは、そのセンテンスがどの程度自分にあてはまるか、回答させていくというもの。


そして、同じような質問を言い方を変えて何度も何度も繰り返します。


たとえば、
  • 「デートの時間に遅れてくるなんて信じられない」
  • 「相手が遅れてくるのは許せないが、自分はわりとよく遅れる」
  • 「忙しいときに話しかけられたら、無視する」

なんていうのは、同じく「身勝手」という性質の指標だとする。(あくまで例です。)


OPQの場合には、これ関連の質問が出てきたら、他の性質の指標よりも高い優先順位で「あてはまる」に選択されている、SPIの場合は、高頻度で「そう思う」が選択されている、といったことにより、

その人における支配的な性質が何なのか、色々な性質のうち、強く影響しているのはどれかということをあぶりだしていくのです。


また次回に続く。




【続き】
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その3)
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その4:完結編)


【関連記事】
【新卒・キャリア】OPQの対策方法
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その1)
【新卒】SPIとGAB+OPQ

2009年2月19日木曜日

【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その1)



先日の記事でOPQはその人の特徴を理解するためのものであって、優劣をつけるものではないから、対策方法なんてないんだよ、ということをご紹介しました。


今日は、だけどやっぱり対策方法を知りたい人のための内容(その1)です。



  • 花子さんはかけっこは得意だけど、障害物競争はイマイチ、さらにつなひきになるといつも転んで迷惑かけてる
  • 太郎さんはかけっこも騎馬戦もイマイチだけど、つなひきでは活躍してる

ということがわかっていた場合に、「さあ、どちらが優秀でしょうか?」と聞かれても困りますよね、という例を先日もご紹介しました。


では、この質問ならどうでしょう。

運動会で白組に勝ちたいのです。花子さんと太郎さん、どちらにあなたのチームに入ってもらいますか。


かけっこが早い花子さんに入ってもらったほうがいいのか、
つなひきが強い太郎さんに入ってもらったほうがいいのか。

それは、あなたのチームがどういう状況で、あなたがそのチームで何をしたいのかによるのです。



要するに、どういう人を優秀とするのか、どういう人材を採用したいのかは会社によって変わる、というわけです。


だから、あなたが就職したい会社にとってどういう人が優秀なのかがわからないと、OPQの対策も難しいのです。


いやむしろ、それさえ分かれば、OPQはほぼクリアできたと言えます。


そのためにもまずは、その企業のことをじっくり研究して、できればそこで働いている人、さらにできればそこでスター社員として輝いている人と話す機会を設けてください。



新卒さんだと、OB訪問っていう手がありますからね、結構抵抗なくやれるんじゃないでしょうか。



【続き】
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その2)
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その3)
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その4:完結編)


【関連記事】
【新卒】OB訪問はやったほうがいいんでしょうか
【新卒・キャリア】OPQの対策方法
【新卒】SPIとGAB+OPQ




2009年2月18日水曜日

【新卒・キャリア】OPQの対策方法


このブログを訪れて下さった方の検索ワードをチェックすると、最近「OPQ 対策」なんていうのが増えている。新卒さんが、そういう時期なんですかね。ちょっと最近、キャリアネタばかりが続いていることだし、以前の話に続いてOPQについて書いてみようと思います。


まず、ダラダラ書く前に断っておきますが、OPQに対策方法はありません。


このテストでは、どういう人なのかっていうことは、なんとなくわかりますが、イイ人なのか悪い人なのかを判断しているわけではないからです。



まあ強引に運動会に例えてみると、

GABやSPIの国語と算数パートでの点数は、花子さんはかけっこで1番だった、太郎さんは4番だった、という単一の基準における優劣なのに対して、


OPQは、
花子さんはかけっこは得意だけど、障害物競争はイマイチ、
さらにつなひきになるといつも転んで迷惑かけてる
太郎さんはかけっこも騎馬戦もイマイチだけど、つなひきでは活躍してる
、といった具体的な事象がわかるだけなのです。


そして、そこから類推できるのは、花子さんはひとつのことに集中したときの運動神経は素晴らしいけど、誰かと協力するのは苦手なんだな、ということだったり、太郎さんは小回りはきかないけど、力が強いんだな、ということだったりするわけです。


この情報をもとに、太郎さんと花子さん、どちらが優秀か答えてくださいと言われても困ると思います。わかってるのはそれぞれの特徴であって、優劣ではないからです。


と、いうのがOPQの基本的な考え方 だと私は理解しています。人間を要素に分解して、その要素の強弱を計測していくわけですね。善悪を判定しているわけではないんだから、そもそも対策方法なんてないんですよ、というわけです。


しかし、そんな綺麗事はいいから、対策方法を教えろよ という方のために、次回もまたこの話題が続く。



【続き】
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その1)
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その2)
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その3)
【新卒・キャリア】OPQの裏ワザ的対策方法(その4:完結編)

【関連記事】
【新卒】SPIとGAB+OPQ


2009年2月5日木曜日

【新卒・キャリア】企業理念・・を志望動機にするなら

「御社の企業理念に魅かれました」
というのを、面接の場で志望動機として言おうと思うなら。

他に、言うことがまったく思い当たらないなら。

でも、これをそのまま言わないほうがいい、というのは
昨日ご紹介したとおりです。


アレンジ方法の必殺技としては、受ける会社の企業理念を、
誰かから直接聞いて感銘を受けた
ことにするのが一番いい。


相手は、友人でも先輩でも、
社長がテレビでしゃべっているのをたまたま見たでも、
説明会で誰かが言ったでも、なんでもいいと思う。


<仕事は自ら「創る」べきで、与えられるべきではない。の場合>
 ※電通の「鬼十訓」から引用。


例)新卒バージョン

大学のサークルの先輩が、御社で働いているんです。
就活のときにも、十数社から内定をもらっていて、
すごく、色々なんでもできて、憧れの先輩なんです。

この間、会ったときに、ちょっと元気がなくて、
どうしたのかなと思ったら、
「仕事は自ら「創る」べきで、与えられるべきではない。って難しいよなあ・・」
って言うんです。

色々話を聞いたんですけど、
僕にはまだその難しさは理屈でしかわからないんですけど、
あの先輩が頭を悩ますほどのことなのか、と思うと、
自分もチャレンジしてみたい気持ちがすごく出てきたんです・・


例)中途バージョン


現在の仕事で、多少御社とお付き合いがありまして。
営業担当の方もすごく優秀で、色々とお話したことがあるんです。

あるとき、たまたま御社の企業理念のひとつである
「仕事は自ら「創る」べきで、与えられるべきではない」
というのを知りまして。

ああ、なるほどな、と思ったんです。
その営業マンの方の仕事のスタイルそのものだなと。

今後のキャリアステップをどうしていこうかと悩んでいた
私にとっては、「仕事は創るべき」という言葉は重く響きました。
今の会社では、決められた仕事を決められた手順どおりできればいい、
と言われているので、
創る仕事ができるフィールドへ行きたいと強く思いました。



なんて感じでしょうか。


まあ、要するに、
面接前にチラッとHPを見て決めた志望動機
なんかじゃないな、と面接官に思ってもらえればいいのです。


【関連記事】
【新卒】志望動機に「人」をあげるなら

2009年2月4日水曜日

【新卒・キャリア】御社の企業理念に魅かれました

オトナ社会には、何かを言っているがその実何も言っていない、
という必殺言葉がいくつかある。

お役所言葉として有名な、
「検討します」=「何もしません」なんかがその例。


面接の場においては、
御社の企業理念に魅かれました」というセリフがそれにあたるだろう。


「当社への入社を希望されている理由を教えて頂けますか?」
「御社の企業理念に魅かれました。」

・・・。

要するに、とりたてて
入社を希望する理由はないってことですね?

要するに、面接前にあわてて企業HPを見て、
とりあえず目に付いた企業理念のこと言ってるだけですね?



中には、「鬼十訓」みたいなパンチのある社訓なんかもありますが、
こういうパンチのある企業理念を持っている会社は、
もっと他にもパンチがあることが色々とあるので、
わざわざ面接の場でその話をする必要もないと思う。

そもそも、企業によって企業理念の取り扱われ方は色々だ。

毎日、お経のように唱和しているけど本当にそれだけの会社もあろうし、
社員が時々思い出して、「ああ、いいこと言ってるな」というのもあろうし、
社員が「え、うちの会社に企業理念なんてあったっけ」というのもあろう。


「御社の企業理念に!」と張り切って言ってみたところで、
「ああ、アレ、実態に即していないから、今度変更するんだよね。」
とか言われたらどうするんであろうか。


だから、面接の場ではできるだけこれは言わないほうがいい


でも、「どーしても、他にこれと言った志望理由が思い当たらない」
という場合のために、必殺技のアレンジ方法を、次回ご紹介。


【続き】【新卒・キャリア】企業理念・・を志望動機にするなら

2009年1月26日月曜日

【キャリア】無職者の「前職の退職理由」


前職の退職理由は、面接で必ず聞かれる質問です。この質問への答えを準備せずして、面接に行くことまかりなりません。


答え方のポイントはいくつかありますが、すでに仕事を辞めていて、無職の状態の人の面接をしている際、面接官は、必ず心の中でこう思っています。


「この人、次の仕事も決めずに前職辞めたんだー。・・アヤシイ」


次の仕事も決めずに仕事を辞めたってことは、たいていの場合、以下の3つのどれかのパターンに当てはまるんじゃないでしょうか。

  1. 自分の市場価値に自信がある。
  2. 何かを勉強したい、資格やスキルを身につけたいと思っていた。
  3. 何らかの理由で、辞めざるを得なかった or 早く辞めたかった。






1、については、本当に市場価値があるんだったら面接裏マニュアルなんて必要ありませんから、ここでは触れません2、の場合も、まあまっとうな理由ですね。


問題なのは、3、です。

たいしたスキルもなく、これといった予定もないのに、次の仕事の段取りもつけないうちに仕事を辞めるなんて、

「なんか、前の仕事で失敗して、会社にいづらくなったんじゃねーの?」とか
「まさか、うつ病とかで会社に行けなくなったのか?」とか
「いや、単にお気楽な性格なだけなのか?」とかとか、
色々と面接官の想像がネガティブ方向にふくらんでいきます。


ここんとこには、ちゃんとクギを刺しておかないと、ほぼ面接は不合格になります。

前職を辞めた理由がはっきりしない人を採用する会社は、まあないと思います。だって、そんな人を採用して、またなんだかわからない理由で辞められたら困りますからね。


だから、面接の場で胸をはって言える退職理由がない人は、こう言っておくといいと思います。


「前職が忙しすぎて、毎日午前2時頃まで仕事をしていたのですが、さすがにちょっと体力的にキツイなと・・。 新しい仕事を探そうにも、これだけ忙しいと、転職活動をしながら、業務の引継ぎもしながら・・というのは不可能だったので、思い切って退職を先に決めてしまってから、引継ぎも終わらせて、フリーになってから仕事を探したほうが気持ちも楽ですし、前職の会社にかける迷惑も少しは少なくできると思ったのです。辞めてから転職活動を始めて、なかなか決まらないので焦りましたけど・・アハ」


ポイントは、

・忙しすぎて転職活動ができない状況だった。
・前職に迷惑をかけないように辞めたかった。


というところですね。


多少、ブリッコな回答ではありますが、胸をはって言える退職理由がない人は、ご参考までに。


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【無職】無職の理由(無職期間3年超えの場合)






2009年1月25日日曜日

【新卒】やりたい仕事と違う



やりたい仕事と違うんです。

入社のときから、あの仕事がやりたいといっているのに、なぜ私ではなくて○○さんがあの部署に配属されるんですか。異動させてもらえないなら、やめます。


こういう新卒さんと、何度面談したことか。ほんっとうに、ウンザリだった。

まあ、ウンザリするかどうかは、その人にもよる。こういう相談に乗るのが好きな人もいる。


でも基本的に、私のスタンスは、あ、そう。じゃあ、辞めれば? だった。
(そういう対応をしていることを、何度チクラレたことだろうか。)


まあ、とは言え、「あそう。じゃあ辞めれば。はい、じゃあ退職願書いてね」という風に話がトントン拍子に進むわけではない。一応、色々聞かないといけない。だから、こんなような質問をする。


新卒Aさん:  
・・・(前述の内容)。だから辞めます。

私     :  
えーと、まず、なんでその仕事をやりたいの。宣伝部にいきたいんだったっけ。

新卒Aさん:
大学生のときに、広告会社でアルバイトしてたんです。広告が人を動かすってことに感動して・・。だからやりたいんです!

私     :  
フーン。具体的に、その仕事ってどういう風にやってるか知ってる?知ってることを教えて。

新卒Aさん:
・・・よく知りません。そもそもそれを知りたいから、異動したいんです。

私     :  
フーン。何をどういう風にやってるか知らないのに、○○さんより、自分のほうが、うまくやれると思うの?自信があるんだねえ。

新卒Aさん:
そ、それは・・。別にそういうことを言っているわけでは・・。


私     :  
そんなにその部署にいきたいんだったら、知り合いくらいつくってるよね。誰かあなたに「うちの部署においで」って言ってくれた?

新卒Aさん:
いえ・・。特に知り合いがいるわけでは・・。



うーん、思い起こせば、意地悪だったなあ。本当に、向いてなかったよなあ、こういう仕事。

やや反省。

ここまでストレートじゃなかったけど、もうちょっと優しい口調でこういうことを言っていたと思う。


しかし、こういう意地悪な対応をしながらも、

この人、なんでこんなに自分にはあの仕事が向いている、そう思い込めるんだろうか。すごいなあ。

と、よく感心していた。



でもね、周囲の人を説得できる材料がなければ、それはただの思い込みですよ



ということが言いたくて、意地悪していたのではないかと昔の自分を弁護してみる。


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