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【心の問題】うつ病って「治る」んですか

現役の人事担当者だった頃から、ずっと疑問だったことについて、最近なんとなく結論がでました。 うつ病が「自然に」治癒することはない。 過去の記事で、「うつ病から復帰する社員の方がいた場合に復職先を探すのに四苦八苦した」といったことを書いたことがありますが、復職してその後、うまくその職場で定着して働けるようになった人もいれば、やっぱりダメで辞めてしまった人もいれば、そもそも復職できずに休職の後、そのまま退職してしまった人もいます。 少し前に、その中の一人とお会いする機会がありました。勤務先が地方支社だったこともあり、復職時に部署を変えることができず、休職後そのまま辞めて行った方でしたが、その後、別の会社に就職されたとのこと。 すっかりお元気でした。 うつ病から復帰するには、 自分を変えるか環境を変えるか しかありません。 これは断言できます。 同じ環境で、同じ人が同じことを同じ考え方で同じようにやっていたら、そりゃあ、やっぱりまたうつ状態に陥るんですよ。うつ病という病理をひとつのシステムだと捉えれば、発動時と同じ条件がそろっていれば、そりゃあまあ、再発するってわけなんですよ。 なので、そうならないように、部署を変えることによって環境を変えたり、 本人は通院して服薬することでちょっとずつコダワリをなくしたり、自分と環境の両方を少しずつ変化させるわけです。 私個人としては、人間は誰しも変われるものだ、と思いもあれば、人間そんなに簡単には変わらない、というのもまたその通りだと思っています。でも、環境の側も不変というわけではなくて、その人がいることによって影響を受けるわけなので、自分で自分の居心地のいい環境を作れるようになるのが一番いいわけです。巣作り能力みたいな。 「休職してそのまま会社を辞めたときには、もう毎日死にたいし人生終わったと思ったけど、まあ捨てる神あれば拾う神ありってやつやね。」と笑うその方の顔を見ながら、そんなことを考えたのでした。 【関連記事】 【心の問題】メンタルが弱いって、別に悪いことじゃないと思うこと 【心の問題】うつ病からの復帰が結構難しいこと  

【心の問題】私はうつ病です。絶対に。

【心の問題】うつ病なのか、うつ状態なのか。それはたいした問題ではない(人事担当にとっては) の続き。 そんな風に、 診断が何であろうと、それほど気にしていなかった私でしたが、一人だけ「あれ? なんだかうつ病とは違う気がしますけど。」と思った人がいました。 その人は、診断書には「うつ状態」と書かれていましたが、こんな事を言っていました。 私はうつ病である。絶対に。 精神科医の診断がおかしい。 そもそも、私の残業状況みました? あんなに残業してたら、うつになるのも当たり前でしょう。 上司も先輩も、本当に頭が悪いんですよ。 やつらの仕事まで私がカバーさせられて。 真面目に頑張りすぎちゃって、結果これですよ。 うつ病になる人って、「真面目でいい人」が多いです。一般的にもそう言われているようですし、私がそれまでに仕事上で接点のあったうつ病を患った人達も、そういう人たちでした。真面目でコツコツ。頑張りすぎちゃってさ、みたいな。 何これ、なんかちょっと全然違うんですけど。 普通こうなると皆さん、すごくしょんぼりしていて、職場に申し訳ないとか言っていて、でもつらくてしょうがない、っていうそういう感じなんですけど。 なんだろうな、この攻撃性は 。 とビックリしました。 もちろん、本人は本人なりに辛かったんだと思います。 ですが、彼女の(女性でした)話を聞いていると、言葉の端々に違うメッセージが込められているのを感じました。 (私は こんなところ で、 こんな仕事 をしているような人間じゃないのに!) ああ、なるほどね。と思いました。 おそらく本人にとっては、やりたくない仕事だったんだと思います。でも、やりたくないとは言ってませんでした。むしろ、やる気満々です、と言っていました。「こんな仕事やりたくない」と言う代わりに、「私はうつ病なんです。」と言っているようでした。 これはさ、きっとうつ病じゃないよな、と思いました。 何かよくわかりませんけど、診断がつくとしたらもっと全然違う名前のものだろうと。なんだったら、「うつ状態」という診断名も、医師が本人に配慮してそういう仮の診断にしているだけじゃないだろうかと。 そもそも、 私はうつ病です、絶対に。 って、 ものすごくうつ病っぽくないセリフ...

【心の問題】うつ病なのか、うつ状態なのか。それはたいした問題ではない(人事担当にとっては)

 今日の記事は 【心の問題】うつ「病」なのか、うつ「気味」なのか の部分的な続き。 ずいぶん以前に書いた記事ですが、これには うつ病はその人が「うつかな?」と思った瞬間から病気だ。 と書いています。 一般的には間違った認識ですが、これは人事として働いていた当時の私の気分をよく表しています。 当人が会社に毎朝ちゃんと出勤することができなくなっていて、 「私はうつなのかもしれない」と考えているということは、これはもう既に何らかの対応が必要であることは確かなわけで、言い換えれば、人事担当者であった私にとっては、「出動の合図」というわけです。 うつ病なのか、うつ状態なのか、とか。 そんなことは別に問題ではないのです。 会社に行けない状態 = それは病気  だからです。 大変シンプルです。 いやまさに、我ながら 社畜の鑑のような思考 ですね。 【続き】 【心の問題】私はうつ病です。絶対に。