2013年12月2日月曜日

【新卒・キャリア】「抽象化して語る」ことと、「抽象的なことしか言えない」のはものすごく違うこと


12月になりまして、ついに新卒の就職活動が解禁されましたね。

ところで話は変わりますが、最近この本を読みました。
人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』 です。
技術書等以外のビジネス書はほとんど読まないのですが、これは「スカイクロラ」シリーズを書いている森博嗣氏の著作だということで読んでみました。わりとスイスイ気軽に読めます。


 

どういうことが書いてあるのかについては実際に読んでみて頂ければわかりますが、「抽象的に考える」ことが主題のひとつでした。

世の中(特にビジネスの世界)では、「具体的に具体的に」と具体的に物事を語らせようとするが、学問の世界ではその反対に「抽象的に語れ」と言われる。みんなもっと先入観をなくして抽象的に考えよう、いったようなことが書かれていました。



たしかに、

「具体的に語れ、具体的にだ!!!」

という質問の仕方は、新卒キャリア問わず面接の中でよく使われます。

「なぜ、あなたは以前の職場で成功したのか?」という質問や、新卒さんの面接であれば「あなたが将来やりたいと思っていることを具体的に述べてください。」とか「学生時代に頑張った事はなんですか?具体的に述べてください。」とか、それこそすべての質問に「具体的に」という枕詞がついていると言っても過言ではありません。


これはなぜかというと、面接(特に新卒の)では「抽象的なことしか言えない」人がものすごく多いからです。「私は、サークルで主将役を務め、みんなをひとつにまとめてきました。」と言われても、具体的なエピソードを教えてもらわないと、面接官は納得ができません。

「ものすごくまじめで几帳面な人間です。」と自己紹介されるよりも、「ものすごくまじめで几帳面な人間です。いままでの人生で遅刻をしたことは、たったの1回しかありません。」と言われたほうが、人柄が伝わるのです。




しかし、そうは言っても、面接官は必ずしも具体性ばかりを求めているわけでもありません。

たくさんの具体的なエピソードを、本人はどのように捉え、理解しているか。結果として何を考えているか。具体的な事象を総括するには、抽象化の能力が必要です。

仕事でもアルバイトでも、新入りの人に何かを教えるシーンを想像するとわかりやすいんじゃないかと思います。「こういう客が来たら、こうする。」「こういうことがあったら、こうする。」といった具体的な対応や方法を教えるとともに、あなたは大原則のルールを伝えようとするはずです。「つまり、お客さんの要望にはできる限り答える、ってことだよ。」 とか。


「抽象化して語る」ことと、「抽象的なことしか言えない」のは、一見、似たようなものであっても全く異なる性質のものであると同様に、具体的なだけの説明は、単純に事実の羅列でしかなく、本質的にものごとを理解しているとは言えません。

面接の中で重視されているのは、その発言の 具体性と抽象性のバランス なわけです。



2013年11月4日月曜日

【新卒】残念すぎて見ているのがツラい面接


コメント欄で教えて頂いたので見てみたら、もう残念すぎてツラかったです。


Peepngi Life「残念!就職面接」





「Peeping Life」とは、半笑い脱力系の即興芝居とCGアニメーションを融合させた、ムダ使いCGアニメ・ショートコメディー  だそうです。Facebookの紹介によると。知らなかったです。


もう、冒頭の「はい、ワタクシは、何かを作るという仕事がしたくて、それを考えたときに…」のところまで観ただけで、ツラすぎて一時停止しました。しかし、これは最後まで観なくてはならないッッ…!という奇妙な義務感のもと、頑張って最後まで観ました。ツラい…ツラすぎる…。



もはや言うまでもないですが、彼女は間違いなく不採用です。もしかしたら、筆記試験やグループ面接をパスしてこの面接に臨んだのかもしれませんが、次のステップには進めないでしょう。


何でそんなにツラいかってですね、かつて面接を担当していたときにこういう方々をたくさん見た、という以上に、私自身、就職活動していた頃はこんな感じだったからです。


今まで知らなかったし、やっていることに興味もない会社に、思ってもいないことを言わなきゃならないとなると、「私はっ!御社にっ!興味を!もっておりますっ!」 ってなりますよね。そりゃあね。


脱線しますが、ドラマを見てて「このアイドル、演技へったくそやなー。大根やん。」って思うことありませんか。人は、相手が本当に本心からそう思っているのか、嘘をついているのかは、見ればそれなりにわかります。それは別に、特殊能力なわけでも、面接官だから鍛えられている人間観察眼ということでもなくて、人間誰しも持っている能力なわけです。だから、よっぽど、大女優ばりに演技できていない限りは、思ってもいないことを言うと、「白々しいな。」とか「実際は興味ないんだろうな。」とかってことは、わかっちゃうのです。



じゃあ、どうしろってのさ、興味ないところでも面接受けなくちゃ受からないし、受からないと就職できないんだよ?という疑問はごもっともです。そのとおりです。

自分が本当に興味がある企業だけ受けて、合格できればいいでしょうが、なかなか世の中そんなに甘くはありません。もしくは、そもそも興味がある企業や業種っていうのが、別にないということだってあるでしょう。


そういうときはですね、その企業について調べて、何かひとつでもいいから興味を持って面接に行くことです。面接対策としてではなくて、本当の意味で、興味を持つわけです。彼女の場合は、モーターについて、「何に使うのか」とか「販路はどうなっているのか」とか「どの国で使われているのか」とか、まあなんでもいいんですけど、何かひとつでも興味と疑問を持ってればよかったと思うのです。


興味があったからと言って、「モーターの未来と私について話してください」という質問には答えられないかもしれませんが、 自分が興味を持って質問することで、「へー、こういう業界はこういう風に仕事をしてるのか。」とか何か、そういう知識が増えるわけです。もしかしてモーター業界の人と話をするなんて、もう一生ないかもしれないわけですし。


面接は、家で必死で考えて暗記して来た原稿を読む場所ではなくて、自分の疑問を解消して興味の方向性を絞って行くための情報収集の場所だと考えれば、それらをコツコツ積み上げて行きながら就職活動を頑張って行く糧になるはずだと思うのです。


彼女が、この面接が終わったあとにどれほど落ち込むかを想像すると、当時の自分のことが鮮やかに思い出されて、耳を塞いで「あーっ!」と叫びたい気持ちになります。




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2013年9月24日火曜日

【心の問題】うつ病って「治る」んですか


現役の人事担当者だった頃から、ずっと疑問だったことについて、最近なんとなく結論がでました。



うつ病が「自然に」治癒することはない。


過去の記事で、「うつ病から復帰する社員の方がいた場合に復職先を探すのに四苦八苦した」といったことを書いたことがありますが、復職してその後、うまくその職場で定着して働けるようになった人もいれば、やっぱりダメで辞めてしまった人もいれば、そもそも復職できずに休職の後、そのまま退職してしまった人もいます。


少し前に、その中の一人とお会いする機会がありました。勤務先が地方支社だったこともあり、復職時に部署を変えることができず、休職後そのまま辞めて行った方でしたが、その後、別の会社に就職されたとのこと。

すっかりお元気でした。




うつ病から復帰するには、自分を変えるか環境を変えるかしかありません。
これは断言できます。


同じ環境で、同じ人が同じことを同じ考え方で同じようにやっていたら、そりゃあ、やっぱりまたうつ状態に陥るんですよ。うつ病という病理をひとつのシステムだと捉えれば、発動時と同じ条件がそろっていれば、そりゃあまあ、再発するってわけなんですよ。

なので、そうならないように、部署を変えることによって環境を変えたり、 本人は通院して服薬することでちょっとずつコダワリをなくしたり、自分と環境の両方を少しずつ変化させるわけです。



私個人としては、人間は誰しも変われるものだ、と思いもあれば、人間そんなに簡単には変わらない、というのもまたその通りだと思っています。でも、環境の側も不変というわけではなくて、その人がいることによって影響を受けるわけなので、自分で自分の居心地のいい環境を作れるようになるのが一番いいわけです。巣作り能力みたいな。


「休職してそのまま会社を辞めたときには、もう毎日死にたいし人生終わったと思ったけど、まあ捨てる神あれば拾う神ありってやつやね。」と笑うその方の顔を見ながら、そんなことを考えたのでした。




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【心の問題】うつ病からの復帰が結構難しいこと

 

2013年8月31日土曜日

【新卒】OB訪問はやったほうがいいんでしょうか



新卒で就職して、翌年くらいのことだったでしょうか。

知らない番号から携帯に電話がかかってきて、「あのう、元人事さんでしょうか。私、○○大学の4回生で、元人事さんが入社された会社に自分も行きたいと思っていて、それであの、お仕事の話とか色々教えて頂けませんか。」という事を言われました。

これが世に言う、OB訪問か!!と驚いたのでした。
(そのときは、気軽に会って話せる距離ではなかったので電話だけでしたけど。)

大学で、「そういう電話をOKする」と携帯番号を公開したつもりもなかったのですが、なんかそういう制度があるんでしょうね。突然のことだったので結構ビックリしました。



タイトルの質問への回答としては、これです。

はい、OB訪問はやったほうがいいです。
ものすごく人見知りだろうが何だろうが、やったほうがいいです。

でも、OB訪問をやったからって別にその会社への就職活動が有利になるわけではありません。OB訪問の目的はそこではありません。なんというか、そもそも普通の学生の方の場合には、一般的な企業の人がどんな仕事をしているかわからないのではないかと思うんです。少なくとも私はそうでした。


「毎日、何をやっているの?」と疑問に思っていました。
残念ながら、私は極度の人見知りで知らない人と1対1で話すなんて拷問だと思っていましたので、OB訪問をすることなく就職活動に突入したのですが 、それもあって、最初はミーハーな企業ばかり受けていました。マスコミとか。なんか華やかそうな業界とか。


今になって思えば、自分のやりたかったことはマスコミ業界とはちょっと違うなと分かるのですが、そもそも自分が何をやりたいのかもわからないし、企業で具体的に何をやっているのかもわからないし、なので、みんなが受けてそうな人気企業や、名前を知っている企業を手当り次第に受けて回った訳です。

面接の練習にはなりましたけど、時間の無駄でしたよ。

 少なくとも、こういう会社ではどういう仕事をしているのか、ということを知るための手段としてOB訪問をやらなかったのはアホだったなと思います。


別に、わざわざかしこまって「OB訪問」という形式をとらなくてもいいと思うんです。サークルで仲のいい先輩がいれば、その人に色々と教えてもらえばいいし、違う職種の話を聞きたければ、先輩に紹介してもらったり。初対面の人にいきなり会って、深い話を聞けるかどうかという問題もありますし。



ついでに言えば、就職1年目の人よりも、3年目くらいの人に話を聞いたほうがいいです。1年目だと、その人自身が、まだ会社や仕事の全貌を理解していない可能性がありますんで。

冒頭に記載した電話でのOB訪問では、私は「忙しくて死にそうだ。」という話しかできなかったのをよく覚えています。




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【新卒・キャリア】私は自分が思っていたほど優秀ではなかった
【新卒・キャリア】OPQの対策方法

2013年8月20日火曜日

【新卒・キャリア】意図のわからない質問の場合、どうするか


もう毎日毎日暑くってまいっちゃいますね。溶けそうです。


今日の記事は、前回の
【新卒・キャリア】面接で繰り出される「意味不明な質問」にはどんな意味があるのか(またはないのか)の続きです。



まずですね、大前提としてご理解頂いておきたいのは、
相手に意図が伝わらない質問をするのは、失礼である、 
ということです。

面接で、というよりも、人と人とのコミュニケーションにおいて、という意味ですけど。でも面接だって、大事なコミュニケーションですしね。



考えてもみてください、真面目におつきあいしている相手に対して、突然「君の祖父母の出身地教えてもらえる?」なんて言いますか。言いませんよね。(ちょっと例えがあんまりうまくないんですけど。)

「ふざけないでよ、バカにしてんの?」とまではいかなくても、「何?何なの??なんでそんなこと言わなきゃいけないの???」と警戒されます。何だったら、彼女は怒って帰ってしまうでしょう。でも、「いや、ちょっと趣味で富山県の民謡にハマってるから、富山出身の人探してるんだ。」という前置きがあれば、特に抵抗なく教えてくれる可能性はぐっとあがります。


まあしかし、面接という場では面接官側の方が強者の立場に立っているので(それもどうかとは思いますが)、多少、コミュニケーションのひずみを気にせずに無茶ぶりの質問がやってくる可能性は大いにあるのです。



そんなときは、こう聞くのが一番です。

えーと、その質問はどういう意図でしょうか?


もちろん、相手(面接官)の態度次第ではあります。

茶目っ気たっぷりな感じで、「アラスカの人に氷を売るにはどうしたらいいと思いますか?」とニコニコ質問してくる相手に対して意図を確認してしまうのは、無粋と言えるでしょう。そういう場合は、ニコニコしながら頑張って答えればいいと思います。

真顔で、無表情で、今までと同じトーンでアラスカの氷について訪ねられたら、この質問を返してもいいはずです。「あなたがこの会社を辞めて、アラスカで氷を売りたいとお考えなら、その市場には進出しないことをおススメしますが、その質問はどういった意図でしょうか?」くらいに、ちょっとオブラートには包んだほうがいいとは思います。決して、「どういう意味ですか!?」とキレてはいけません。




質問の意図を確認するのは、失礼なことではありません。
ついでに言うなら、愚かなことでもありません
実際の仕事の場だとしたら、意図もわからない不思議な質問に無防備に答えてしまうほうが愚かです。 もしかしたら、その回答でお得意さんを失うかもしれませんし。


意図を確認して、それでも相手が「まあいいから答えて。」と言うなら、特に意味のない質問なのだろうと見なして、それなりに答えるしかありませんが、その場合には、

では、どうやって商品に付加価値をつけるか、という観点でお答えしますが、

みたいに、自分なりに「質問の背景をこう汲み取ったよ」という前提を明らかにして話すといいと思います。


こういう風に前提を宣言することで、自分の頭も整理しやすくなりますしね。

おまけにかなり賢っぽいです。



【関連記事】
【新卒・キャリア】質問の意図を説明したほうがいいこと
【新卒・キャリア】あなたは運がいいほうでしたか?

 

2013年8月6日火曜日

【新卒・キャリア】面接で繰り出される「意味不明な質問」にはどんな意味があるのか(またはないのか)


血液型を聞きたがるとか、色に例えさせたがるとか、面接で繰り出されるそういうちょっとわけのわからない質問については、過去にも記事にしたことがありましたが、今日は改めて。


知り合いが転職活動中に面接で「携帯電話がスマートフォンに比べて、勝っている点を挙げてください。」と聞かれたと言っていました。(特に、メーカーでもないし、電気屋でもないし、直接そういう機器に関係がある仕事ではない。)


わけがわかりませんね。


どうやら最近、面接で意味不明な質問をするのが流行っているようです。


面接で、こういうわけがわからない質問が出てくる理由は、2つ考えられます。


1)面接官が独自のタイプ論を信じている

関連記事に挙げた、血液型の話みたいな感じでしょうか。質問者の中で「○○な人は、こういう系」みたいな独自のタイプ論が確立されていて、それに沿って相手のことを判断したい場合です。

例)
  • 兄弟の中で何番目ですか。
  • 本を読みますか。
  • 彼氏・彼女はいますか。

採用担当者というよりは、社長さんや、人事部長みたいな、ちょっと偉い人たちがこういう質問をしがちです。人間、年齢を重ねてくると、自分なりの人間観ができあがっているので、 それに沿って相手を確認したくなるわけです。



2)質問自体には特に意味はない

いわゆる思考実験的な質問の場合です。
前述の携帯とスマートフォンに関する質問はこちらに該当します。

例)
  • アラスカの人に氷を売るにはどうしたらいいと思いますか。
  • 目が見えない人のための香辛料の棚を考えてください。
  • ドラえもんの道具を使って、我が社の売上げを2倍にする方法を考えてください。

これ系の質問をはじめたのはGoogleさんです。「Google面接 難問」と検索してみると色々と過去の事例が出てきます。

もともとは、答えのない論題に対して、その人がどういうアプローチをするかをチェックする意図だったようですが、Googleの人事管掌役員が「あんな質問は時間の無駄だった」とつい最近告白してたみたいです。


大事なことなので、もう一度。

面接官は優越感に浸れるけれども、面接の成果としては意味がない んだそうです。



こうなったからには、こういう意味不明質問を面接で繰り出してくる企業も殲滅されそうです。
だけど、それでもやっぱりこういう質問を聞かれたときには、どう回答したらいいのか、っていう話を書こうと思ったけど、ちょっと長くなったのでまた次回。


【続き】
【新卒・キャリア】意図のわからない質問の場合、どうするか

【関連記事】
【新卒・キャリア】あなたを色に例えると何色ですか?
【新卒・キャリア】圧迫面接の手法(応募者の言う事を否定する)
【新卒・中途】面接で、血液型が聞きたくてしょうがない

2013年7月22日月曜日

【新卒・キャリア】立派な大人になりたいな


なんだか最近、「自分はいつになったら大人になるんだろうか」と思ったりします。年齢的には、実にまったくいい大人なんですけどね。


昔、若りし頃、それこそ20代の頃はそんなことは全く思わなかったです。

学校を卒業して働きだして、自分の稼いだ金で生活できるようになったら、「ああ、これで自分も大人だな。」という感動がしみじみあったりして、 別にそんなこと聞かれてないのに「いや、自分もいい大人なんでそれくらいわかりますよ。」とか「あの人、大人じゃないよね。」とか「いやー、なんかみんないい大人になったよなあ。」とかそんな風に、いい大人という言葉を無駄に多用してたりしたんですけどね。


エレカシがこんな歌を歌っていました。
「地元の朝」というタイトルです。



ああ、なんたる鬱歌…。
最後には「おれーは、死にたーい」とか叫んでるし。

個人的には、以下のフレーズの部分が心に沁みました。


立派な大人になりたいな
立派な大人になりたいな
確かな仕事をしとげたいもんだな、ああ



立派な大人になりたいな 立派な大人になりたいな
体の全て使い尽くして死にたい
 



ああ、本当だなあ。立派な大人になりたいなあ。


でもなんだか、このまま一生こんな感じなのかな、と思ったりもします。

もしかして、「大人」っていうのは「なる」ものじゃなくて、「大人」であろうとし続ける努力とかその姿勢のことを言うの?と考えると、その道の険しさに挫折しそうになったので、ちょっと考えるのをやめることにしました。



【関連記事】
【エレファントカシマシ】 翳りゆく部屋 
【エレファントカシマシ】風に吹かれて

 



2013年7月7日日曜日

【キャリア】募集要項のほのめかしと就職弱者は誰なのかっていう話


企業の採用においては、採用の際に、「性別」「年齢」を指定してはいけないことになっています。

ですが、実態としては、
「職場の男女のバランスから考えて、男性がいいなあ。」とか、
「女性が多い職場だから、まあ基本女性だよね。」とか、
「若い人が多い職場だから、50歳くらいの人が入ってくると浮いちゃうんだよねえ。」
なんてことは結構あったりします。

そんなとき、企業は求人の内容で一生懸命ほのめかしています。
  • 20代後半~30代が活躍中!
  • 女性スタッフが多数活躍中!
  • 未経験者歓迎 ※35歳迄/若年層の長期キャリア形成を図る為

さすがに「男性限定」をほのめかしている募集記事は見かけません。使っている写真に男性しかいない、とかはありますけどね。


そもそもこれらは「就職弱者」である人々が、就職する機会を得られるように、と配慮されたものです。(この場合は、女性と高齢者がそれにあたる。)なので、弱者側にフィーチャーされた求人の場合、文句を言われることはありません。

「女性のための転職サイト」って巷でよく見かけますけど、これって男性差別なんじゃないの?と思いませんか。少なくとも「男女の別なく雇用機会を均等に」っていう趣旨には反してますよね。こういうサイトに掲載されている求人に男性が応募をすると、鼻もひっかけられないのは言うまでもありません。



しかしですね、今、就職市場で一番の弱者なのは、女性でも高齢者でもなく、経験のない若者だと思うんですよね。


 なので、「社会人経験5年以上」「実務経験3年以上」っていう表現を禁止すべきだと思うんですけど。



【関連記事】
【キャリア】30代後半以上で未婚の応募者
【第2新卒】第二新卒として転職活動するときの心がけ









2013年6月30日日曜日

【キャリア】募集要件に満たない応募は迷惑か


キャリア採用の場合、募集要件ってのものがあります。

  • 未経験者歓迎!
と書いてある場合には、どしどし応募したらいいのですが、こんな感じの募集要項もよく見かけます。
  • これこれこういう条件下で働いていた
  • 経験年数3年以上
  • とある資格保有
こういう場合に、「経験年数2年だけど、応募してもいいのか?」とか「その資格は持ってないけど、よく似ているコレなら持ってるんだけどなあ」と悩まれることもあると思います。

募集要件に完璧にはあてはまらない応募であっても、
基本的には、迷惑じゃないです。
多少募集要件に当てはまらなくても、イケると思ったら応募したほうがいいです。



条件がどれくらい譲歩可能なのかは、求人を出している企業にしかわかりませんし、 企業側が高望みしすぎている募集要件である場合もありますし、応募してみたところで別に大きな痛手を負うわけではありませんし、応募してみたらいいんです。

でも、「経験年数2年なんですけど、可能性はありますか?応募してもいいですか?」と電話をかけるのはやめておいてください。「可能性あり」と答えちゃうと、じゃあなんで3年で募集かけてるのかっていう話になってしまいますし、 「可能性なし」と答えるには判断材料がなさすぎますし、結局「イケると思うのであれば、応募してください」としか言えないわけですので。


やめとけ、と思うのは、募集要件に対してニアミスどころか まったくかすってもいない場合です。

「自分がイケると思うなら」応募したほうがいい、という話なので、「もし合格したら超ラッキー」くらいの気持ちで、経験者を募集している案件にまったくの未経験で応募してみる、なんていうのは無駄です。

不合格になるばかりか、「こいつ、まったく募集要件読んでないじゃん!」と、ブラックリスト入りしてしまう可能性もありえます。


【関連記事】
【キャリア】面接後の結果連絡が遅い場合、何日待つか
【キャリア】面接結果の連絡が遅いのは・・

2013年6月18日火曜日

【無職】あまり積極的にハローワークに求人を出したがらない企業もあるという件


先日、知人に「ハローワークって何?何するところ?」と聞かれてびっくりしました。まじすか、知らないんですか。

でも確かに、新卒で就職して、そのままずっとその企業で働いていて失業経験がないと、知らないってこともありえますね。


ハローワークとは公共職業安定所(職安)の愛称です。

ハローワークとは公共職業安定所の愛称。働き口を探す人に仕事をあっせん・仲介するための、事業者にとっては労働者に向けて求人を公告するための公的な機関。
仕事に就いていた人が失業保険の給付を受けるためには、退社時にもらった離職票1と離職票2を提出する必要がある。 ー ハローワークとは
※リンク先のハローワークに関する説明文はかなり偏見に満ちていますので、公正な観点でハローワークとは何かを知りたい方は、ご自身で調べてみてください。

多くの人にとって、ハローワークとは、失業したときに失業保険をもらいに行くところです。

掲載されている求人に応募して面接し就職に至ることも勿論あるでしょうが、都会では田舎と比較すると相対的にハローワークの重要性は低いように思います。それなりにキャリアがあるとハローワークよりも求人サイトとか紹介会社のほうが希望する就職先に出会える可能性が高いからです。



採用担当者をしていた頃、時折「ハローワークに求人募集を出してください」という電話がかかってくることがありました。ハローワークから。しかも若干上から目線。何コレ?何なの?ハローワークからの営業?依頼?もしくは強制?義務?と戸惑って、上司に相談してみたところ、「そんなもん出さなくていい」の一言でした。


でも確かに求人はしてるし、求人サイトにお金出して掲載してもらってるんだし、ハローワークにも求人票を出したっていいんじゃないかと思うんですよ。なんかタダみたいだし。と伝えてみても、「出さなくていい」の一言でした。


理由を聞いてみると、ハローワークに応募を出すと、要件を無視した応募が大量にきて大変だから、ということでした。

おまけにハローワークの窓口で応募者がちょっとした質問なんかをすると、それをうけてハローワークの担当からじゃんじゃん電話がかかってくると。

だから、「ハローワークに求人を出すのは絶っっっ対にやめとけ。無駄な仕事が大量に増えるだけで、全然採用できないから。」と上司に念を押されたのでした。


しかし、その後、大人の事情によりハローワークに求人を出すことになったのですが、その話はまたそのうち。


 【関連記事】
【無職】ハローワークの職員さんは、キャリア相談に乗れるのか?




2013年6月10日月曜日

【新卒・キャリア】ワタミとダイソー、どちらの社長のもとで働きたいか


ワタミ会長の渡邉美樹さんが、参院選に自民党から出馬するんだそうで。

渡邉さんの発言やワタミ社員の就業状況については、よく色んなところで取りざたされているので、まあそれはそれでいいとしまして、対比がおもしろかったので、ダイソー社長の発言と並べてみました。



◆ワタミ会長 渡邉氏の発言

人間が働くのは、お金を儲けるためではなく人間性を高めるためである。
・人間性を高めるために生まれてきたんだから、そのお手伝いをすることが一番尊い仕事です。(中略)僕の仕事は全部、教育です。
・大体、この会社は、儲かるから、儲かりそうだからで事業をはじめたことなんて今まで一度もないんです。外食事業だって、儲かりそうだからやったわけじゃない。そこに「出会い」「ふれあい」「やすらぎ」を提供したい。お客様の思い出と関わりたい。という想いがあったから。
仕事は、成し遂げるもの」と思うならば、「勤務時間そのもの」に捉われることなく仕事をします。なぜなら、「成し遂げる」ことが「仕事の終わり」であり「所定時間働く」ことが「仕事の終わり」ではないから。
・ワタミには「365日24時間、死ぬまで働け」という言葉がある。別に言葉の通りにそうしろというのではない。そんな気持ちで、働いてほしいということだ。


渡邉美樹インタビュー
渡邉美樹の名言 より抜粋

 

◆ダイソー社長 矢野氏の発言

経営計画、戦略、そんなもんないです。目標ないです 人間は、先を見通す能力なんてないんです。
ダイソーはつぶれる。そうしないために、一緒にがんばりましょう、と社員に言っている。
新しい店舗は社員たちが決めて作り上げました。
私にはとても、こんな店作りはできません。
急成長してきたセリアや、キャンドゥのおかげで「潰れるかもしれない」と思えた。その危機感があったから持ち直すことが出来た。

 




個人的には、どちらと仕事をしたいかと言われたら完全にダイソー社長と働きたいです。なんだか明るく楽しく人間らしく働きながら、暮らせそうじゃないですか。


ワタミ会長の発言に対して、どうもいつも違和感を感じていたのですが、なぜなのかがよくわからなかったので、真面目に考えてみました。



このブログでも時々書いているテーマですが、「何のために働くのか」という問いには、大きく分けて2種類の答えがあります。何か大きな目標を目指して働く。生きていくために働く。今ここに挙げた情報だけで判断するなら、ワタミが前者でダイソーが後者でしょう。


何か大きなもののために働く姿勢や生き方は、私は嫌いではありません。むしろとてもカッコいいなと思っています。例えば以前書いたAppleの記事のような姿勢です。


しかしどうも、渡邉氏がプライドを持っている=誇っているのは、自分が作り出したビジネスでもないし、会社でもないような気がするのです。彼は、「うちの社員はこんな店をつくっている。すごいでしょ!」という言い方はしません。彼が誇っているのは、ビジネスを生み出した自分、社員を成長させようとしている自分、問題意識を持ち果敢に取り組んでいる自分、全部自分なんじゃないかな、という気がするわけです。

自分を信じていて、自分のことだけを信じていて、自分を高めるために生きている。そこに葛藤が見えれば、まだ共感できる部分もあるかなと思うのですが、彼は自分を狂信しているように見えて、それがどうも違和感の正体のようです。


オレは自分を信じている。だからお前もオレを信じろ。と言われている気分になるのです。

え、そこは、「お前も自分を信じろ」じゃなくて?
っていう。


まあ、お会いした事もありませんし、真面目に書籍を読んだ訳でもありませんし、一方的な思い込みで、批判ですらありませんが、なんとなくそう思うんですよ、っていうことを整理がてら書いてみました。


しかし、何かと批判されやすい接客・小売業でありますから、高いところからじゃなくて、「いやあもう自分なんて全然だめっす」っていう低いところから攻めるっていうダイソー社長さんの姿勢が、生来のものではなくて、実は計算されつくされたものだったら、それはそれでおもしろいな、なんて思ったりもします。



【関連記事】
【新卒・キャリア】誰もが何かに自分を捧げたがっている
【新卒・キャリア】「仕事なんて、食えりゃいいんや」

2013年5月31日金曜日

【新卒・キャリア】社会人に向いていない人の特徴


すっかり梅雨時ですね。

結婚できない人の特徴は、よくネットやテレビで見かけますが、社会人に向いていない人の特徴 はあまり見かけたことがないので、10個挙げてみました。



  1. 周囲がやっていることがバカみたいに思える(素直さの欠如)
  2. 自分がやっていることを人に知られるのが嫌い(報告連絡相談能力の低さ)
  3. 放っておいてほしい(自信・協調性のなさ) 
  4. 誰かを尊敬したことは一度もない(共感力・同調性の弱さ)
  5. 何事も協力してやるより、一人でやったほうが質も高いし早いと思っている(他者への信頼の低さ)
  6. 誰かとわかりあえたことなどない(自己開示能力の低さ)
  7. 計画を立てない(真面目さの欠如)
  8. 変わろうとしない(成長能力の低さ)
  9. 自分はやればできる。やる気がでないだけ(努力する能力の低さ)
  10. 口には出さないが、自分には他の人にはない才能があると感じている(幼稚さ・世間知らず)


いくつか似たようなのが含まれてますけど。


過去に出会った人々(自分も含め)の中で、「社会人に向いていない」と思った人々の特徴をあげていってみました。さすがにこの特徴を全て満たしている人には会ったことないですが、近い人はいた気がします。(自分も含め)


協調性とかコミュニケーション力に起因する項が多めですね。


あくまで「社会人に向いていない」なので、自営業などの場合にはこの限りではありません。

*******後日追記 *******
コメント欄でご指摘頂きましたが、自営業も社会人ですし、この文章は不適切なので削除します。
「チームワークが必要とされる仕事をしていない人」つまり「一人っきりで仕事をしている人」のことを言いたかったわけですが、仕事をしている以上、周囲との関わりが皆無であることはあり得ませんので、やっぱりこの記事は「会社人に向いていない人の特徴」ではなくて「社会人に向いていない人の特徴」だなと思います。
むしろ7番や8番や9番は、自営業の場合には、会社勤めの人よりも致命的になる項目です。
 ******************

他にもたくさんあると思うので、これぞという特徴を思いついたらぜひ教えてください。




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2013年5月22日水曜日

【心の問題】私はうつ病です。絶対に。



【心の問題】うつ病なのか、うつ状態なのか。それはたいした問題ではない(人事担当にとっては)の続き。


そんな風に、 診断が何であろうと、それほど気にしていなかった私でしたが、一人だけ「あれ? なんだかうつ病とは違う気がしますけど。」と思った人がいました。 その人は、診断書には「うつ状態」と書かれていましたが、こんな事を言っていました。

  • 私はうつ病である。絶対に。
  • 精神科医の診断がおかしい。
  • そもそも、私の残業状況みました?
  • あんなに残業してたら、うつになるのも当たり前でしょう。
  • 上司も先輩も、本当に頭が悪いんですよ。
  • やつらの仕事まで私がカバーさせられて。
  • 真面目に頑張りすぎちゃって、結果これですよ。

うつ病になる人って、「真面目でいい人」が多いです。一般的にもそう言われているようですし、私がそれまでに仕事上で接点のあったうつ病を患った人達も、そういう人たちでした。真面目でコツコツ。頑張りすぎちゃってさ、みたいな。



何これ、なんかちょっと全然違うんですけど。
普通こうなると皆さん、すごくしょんぼりしていて、職場に申し訳ないとか言っていて、でもつらくてしょうがない、っていうそういう感じなんですけど。

なんだろうな、この攻撃性は

とビックリしました。


もちろん、本人は本人なりに辛かったんだと思います。
ですが、彼女の(女性でした)話を聞いていると、言葉の端々に違うメッセージが込められているのを感じました。

  • (私はこんなところで、こんな仕事をしているような人間じゃないのに!)


ああ、なるほどね。と思いました。

おそらく本人にとっては、やりたくない仕事だったんだと思います。でも、やりたくないとは言ってませんでした。むしろ、やる気満々です、と言っていました。「こんな仕事やりたくない」と言う代わりに、「私はうつ病なんです。」と言っているようでした。


これはさ、きっとうつ病じゃないよな、と思いました。
何かよくわかりませんけど、診断がつくとしたらもっと全然違う名前のものだろうと。なんだったら、「うつ状態」という診断名も、医師が本人に配慮してそういう仮の診断にしているだけじゃないだろうかと。


そもそも、

私はうつ病です、絶対に。

って、 ものすごくうつ病っぽくないセリフですよね。(イメージ


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2013年5月21日火曜日

【心の問題】うつ病なのか、うつ状態なのか。それはたいした問題ではない(人事担当にとっては)



 今日の記事は【心の問題】うつ「病」なのか、うつ「気味」なのかの部分的な続き。

ずいぶん以前に書いた記事ですが、これには
うつ病はその人が「うつかな?」と思った瞬間から病気だ。
と書いています。

一般的には間違った認識ですが、これは人事として働いていた当時の私の気分をよく表しています。

当人が会社に毎朝ちゃんと出勤することができなくなっていて、 「私はうつなのかもしれない」と考えているということは、これはもう既に何らかの対応が必要であることは確かなわけで、言い換えれば、人事担当者であった私にとっては、「出動の合図」というわけです。


うつ病なのか、うつ状態なのか、とか。
そんなことは別に問題ではないのです。

会社に行けない状態 = それは病気 だからです。

大変シンプルです。


いやまさに、我ながら社畜の鑑のような思考ですね。




【続き】
【心の問題】私はうつ病です。絶対に。




2013年5月19日日曜日

【新卒】 新卒の就職活動は茶番だけど、それには理由があること

 

みんな気づいているけど言わないだけ、それが茶番


現在就職活動中の方は骨身にしみていると思いますが、新卒採用の就職面接は基本的に茶番です。

別に何の目的を持って入ったわけでもない大学生活で、「成し遂げたこと」なんてサークル関連かバイト関連しかないこと。実際には実現するわけもないプロジェクトについてディスカッションをしたところで、無責任な発言でしかないこと。

就活生だけでなく、採用担当者だって本当はちゃんとわかっているのです。
これが茶番だってことは。

 

面接は上位下位10%のピックアップには有効


とは言え、面接も全く無意味なわけではありません。

上位と下位、それぞれ10%の部分に位置する人たちをピックアップするのには、面接も結構役に立ちます。「超優秀」な人と、「まったくもってありえない」人ですね。しかし、超優秀な人がそうそうやってこないような中小企業の場合、必然的に、面接では下位10%の人を足切りするだけになります。

 

判断が難しいのは残り80%の「普通の人々」


私も含め、多くの社会人の大半は「普通の人」です。学生の場合も同じです。
業務遂行能力もあり、コミュニケーション能力もあり、努力の才能もあるような人であれば、話をするだけでもそれがわかるでしょうが、そんな120%優秀な人はそうそういません。

大抵の人間は、コミュニケーション能力はあるが怠け者だったり、努力はできるけど説明能力に欠けていたり、専門分野の知識はものすごくあるけど人柄がイマイチだったり、色々と凸凹があるものです。

 

だから、「採用した理由」が欲しい


採用担当者としては、「説明のために理由が欲しい」というよりは「理由がないと選べない」のです。

目の前にいる10人が10人ともそれなりにいい人たちで、それなりに得意なこともあるし、ダメなところもあるとするなら、あとは相性で選ぶしかありません。

しかし、そこは採用担当者。自分が一緒に働くわけではありませんから、自社にいる架空の社員との相性、架空のお客さんとの相性、架空のプロジェクトとの相性をもとに基準をつくり点数をつけて、採用・不採用を決定していくのです。

 

つまり何が言いたいかっていうと


「採用担当者」っていう人たちが採用活動をするような状況は、即刻やめた方がいいのです。
一緒に働く人たちが、自分の仲間になる人を自分で選ぶのがベストです。

「採用担当者が、一緒に働く会社の仲間を選べばいいじゃん。」と言われると、ちょっとアレなんですけどね。そうです。それができなかったのは単に私の気の持ちようの問題なのでした。


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2013年5月2日木曜日

【新卒・キャリア】仕事をすると、衣(職)住の自由はなくなる

5月に入りまして、「クールビズ」に関するニュースが流れています。

クールビズというのは、環境省が主導しているキャンペーンです。

「クールビズ」という言葉が流れ出すと、いつもイラっとするのは私だけでしょうか。
いや、全身スーツで固めて冷房をガンガンにきかせている状況がいいとは全く思わないのですが、
1、「地球温暖化対策のために室内の冷房温度は28℃に設定しましょう。」←これは全く合理的。
2、「だから、スーツにネクタイ、革靴じゃなくても失礼じゃありませんよ。」←まあこれもいい。
3、「今年のクールビズはこれ!」←ほっとけ。
という流れです。

「エアコンは28℃設定!以上!」とだけ言われれば、自分で好きな格好するわい、と思うわけです。


まあしかし、「失礼じゃありませんよ」ということをわざわざ周知しなくてはならないくらい、サラリーマン(ウーマン)には服装の自由がないわけです。


自由がない、 という言い方はちょっと適切ではないような気もするのですが、仕事だと「好きな服を着る」ってわけにはいきませんからね。いや、本質的には好きな服を着てもらってもいいんでしょうが、人によって受け止め方はそれぞれなので、「多くの人にとって不快感を与えない服装」を目指すと、スーツやオフィスカジュアルというところに落ち着くわけです。

これは、ファッション好きな方、特にオフィスカジュアル系の服装が好きではない女性にとっては、結構ストレスになるようです。


ついでに言うと、働き始めると「住」の自由もなくなります。もちろん「この地域に住んじゃダメ」とか「新人の癖に、マンションの12階暮らしだとお!」なんてことがあるわけではありませんが、「北海道に憧れているので、北海道で暮らしたい。」なんてことは、在宅勤務でない限り難しいです。


コダワリのある方は、働き始めるとそれなりの不自由を強いられることになるので、それが受け入れられる職場を探すしかないわけですが、 そう考えると、生きていくって大変だなあ、と思います。

会社勤めしないのが、一番の近道なわけですけどね。


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2013年4月30日火曜日

【新卒・キャリア】面接前にトイレに行っておけ


今日は小ネタ。

世の中には、いるらしいんですけどね。
面接中に漏らす方。


幸いなことに私は遭遇したことはありませんが、面接中に「す!すみません!トイレ、いやお手洗いに行かせて頂いていいですか!!」と叫ばれたことならあります。


いや…いいけどさ…、そう言われて「ダメ」とは言いませんよ。こっちもびっくりしちゃって「ど!どうぞ!!行って来てください!!」ってなっちゃいますよ。

 別に面接中にトイレに行ったからって、選考を落とすわけではありませんが、ちょっとなんていうか、「ドンクサイ奴」という印象はつきますよね。強烈に。それはもう強烈に。


面接に到着したのが時間ギリギリであったとしても、そこは行っときましょうよ。事前にね。
受付をする前にトイレに行って3分遅れる <<<<< 面接中にトイレに行く <<<<<<<<<< 漏らす  です。被害の大きさは。

なので、面接前には落ち着いてとりあえずトイレに行っておきましょう、という話。



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2013年4月23日火曜日

【新卒】3年辞めなかったらいいことあるのか?


4月1日に入社したけど、既に辞めたいと考えている方向けの記事です。

職場で浮いている、完全にブラックだった、など理由は様々でしょうが、「もう辞めたいです…。」と伝えると言われがちなセリフです。

「今はつらいかもしれないが、3年は頑張れ。」

3年って、結構長いですよ。来月、いやむしろ明日から来たくないと思っている人に3年は途方もない時間に思えるでしょう。3年頑張って何になるんだ、と反発するかもしれません。



ですが、私自身も3年は同じところで勤めたほうがいいんじゃないかと思っています。なぜなら、

根性と自信がつくからです。

アホらし、と思うかもしれません。でもこれに尽きます。


3年経ったら何か変わるかもしれない、とかそういう期待はやめておいたほうがいいです。変わるとすれば自分であって、組織ではありません。今ブラック企業なら、3年経ってもブラック企業のままです。


しかし、つらい状況で3年耐えると相当の根性がつきます。
それこそ、3年後に転職したときにこれから先の人生がイージーモードに思えます。「え?週末出勤しなくていいの?」「え?確かに忙しいけど、手伝ってくれるんですか?」「え?自分のやりたいことは何かって?」ってな感じです。

これから先、どこで何をしようと全くのノンストレスということはまずありえませんので、何らかしら必死にならねばならない状況が出てくることは間違いありません。そういった時に、「あの頃はあれだけ辛かったけど、なんとかやれたし、今回もなんとかできるはず。」と思えるのです。根拠のない自信に比べれば、裏打ちされた経験がある分、説得力があります。


たったそれだけ?それだけのために3年無駄にしろって?と問われると苦しいところではありますが、生きていく上では結構な財産になるはずです。


まあしかし、 「根性と自信が欲しいから、まだ辞めない」と思うような人は、既にそれなりに根性があると思われるので、この記事を読んで踏みとどまるってことはないかもしれませんが。



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2013年4月18日木曜日

【新卒・キャリア】内定出たらウチに来ますか?


この時期に、この質問を受けているのだとしたら、新卒さんの場合には内定間近といったところでしょうか。

内定出たら、ウチに来ますか?


【新卒・キャリア】他にどこか受けていらっしゃいますか? とほとんどおなじ内容なので書くのを躊躇していたのですが、このブログは検索で辿り着く方が多いようなので、まあ書いてみるかと。


この質問は、イエスかノーかの返事が欲しいというよりも、複合的にいくつかの要素をチェックしたり伝えたりしています。

1、志望度がどれくらいか確認。

採用担当者にとって、内定を辞退されることはそれほど珍しいことではありません。新卒採用の場合には前年までの辞退率を参考に何人に内定を出すかあらかじめ決めている企業がほとんどですが、内定者確保の皮算用のために「本当にうちに来る気ある?」「絶対来る?」「他に内定が出ても来る?」のかどうかをチェックしているのです。


2、単純に内定が欲しいだけなのか、それとも本当にうちの会社で働きたいのか確認。

1、の志望度チェックとほとんど同じ意味ですが、 もうちょっと色々探っています。
応募者にとっても、第一希望、第二希望…滑り止めがあるのと同様に、企業側にも、Aランク人材、Bランク人材、…滑り止め人材があります。配属先をどこにするかについては、入社研修後に発表する企業も多いですが、それほど規模の大きくない企業の場合は面接時の発言を参考にして決定したりします。

「はい!御社で働きたいです!…(以下無言」の場合には、心の中で「オイオイ、今の流れは、入社後に何したいのか続けるところだろ。」 とツッコミながらも、書類に「他社で内定が取れなければ来るだろう。配属先にこだわりなし。どこでもOK。」とメモしたりしているわけです。
 

3、ほのめかして心をつなぎとめる。

そうは言っても、面接中にこの質問をされたら応募者としては嬉しいです。「お!採用してくれるのか!」とテンションがあがりますよね。面接官も鬼畜ではありませんので、このセリフを言っておいて面接後に×印をつける可能性はほとんどありません。(ただし、内定を約束しているわけでもありませんけど。)

こうやって内定をほのめかしておくと応募者が他の企業を受けるのを牽制できるので、 早めに採用人数を確保したいが内定を確定できるのはもうちょっと先の場合にも使ったりするわけです。(しつこいですが、内定を約束しているわけではありませんが。)



まあそんなわけですので、面接の最終段階でこのセリフを聞いたら、喜んでいいのは確かです。
できれば、「はい!御社でこういうことがしたいので、ぜひ御社に入社したいです。」と即答できるようにしておいたほうがいいと思いますけどね。



2013年3月31日日曜日

【新卒】就職が決まると学生時代の友人との間に徐々に溝ができたりする話


学生時代の友情は他では得難いものなので大事にしなさい、と言われます。

まったくその通りです。

生まれや育ちや趣味志向や仕事の内容や社会的地位を超えて友人同士になれるのは、学生時代だけの特権です。
社会人になったら、全く手放しの状態で友人ができる機会はものすごく少なくなります。特に後半の「仕事の内容や社会的地位を超えて」の部分。

大事なことなので、もう一度太字で書いておきます。

社会人になったら友達はできなくなります。
この先、失う一方です。


早々に内定を取った友人と、そうでない自分。
なかなか内定の取れない友人と、希望の会社から内定がもらえた自分。

そんなことから徐々に距離が離れ始め、実際に働き始めるとお互いの環境の違いや仕事に対する姿勢の違いでさらにその距離は遠のいて行きます。自分は学生でいた頃と変わらぬ付き合いをしていたつもりなのに周囲の嫉妬や反感を買う事もあるでしょう。

まあしかし、そんなこんなも30歳を過ぎる頃には忘れてまた親密な関係に戻ったりすることもあります。なんかちょっとやりづらいな、と思う事があっても、縁は切らずに適度な距離感を保っておくのがよろしでしょう。仕事の内容や社会的地位を超えて仲良くできる相手がいるというのはいいもんです。


そんなわけで、出会いと別れの季節ですが、就職戦線真っ只中の皆さんは周囲がどうかということは気にせずに自分のことに邁進してください。


ま、元々友人の少ない私には縁のなかった話なんですが。

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2013年3月22日金曜日

【新卒・キャリア】就職活動は精神論ではないので、過度に自分を追い込んでも意味がないこと


私が昔、採用担当をしていた会社では、ちょっと遅めに新卒採用をスタートさせていました。
メリット・デメリットありましたが、それぞれこんな感じです。


メリット:
学生がこなれてる。
さすがに就職活動も終盤の時期になると、紋切り型のセリフばかり言う人は少なくなります。
(一応、いるにはいましたけど。)


デメリット:
当然ながら大変優秀な人はもうすでに大手企業で内定が決まってしまっているのでやってこないこと。

それほど学生さんに人気のある企業でもなかったので、あまり大手とは張り合わなくても済むように、あえて学生さんたちがちょっと疲れた頃を狙ってやっていたのです。(そもそも超優秀な学生さんはうちを選ばないだろ、というある種のあきらめが前提。)姑息と言えば姑息ですが、まあ工夫と言えば工夫です。

あとは、落ちまくりすぎてプライドが傷ついて自信を失い、もうなんか自虐的な目をしてる人が出てくることがデメリットと言えるでしょうか。


こういう人は採用しなかったです。

私は頑張ってるんですけど頑張ってるんですけど、どうもダメなんです的な。


そこそこ忙しい会社だったというのもあり、 こういう人は、自分ではどうにもできないストレスを抱えると心がポキっと折れてしまう可能性があるので、採用するのをやめておきました。

いや、正確には採用したことあったんですけど、やっぱりぽきっとなってしまって、それを機に反省して、そういう気配のする人は採用するのをやめました。


就職活動でなかなか内定が取れないというのは、確かにすごくストレスがかかる状況ではあるのですが、就職してからなかなか成果が出せないのも、やっぱりストレスがすごくかかる状況なのです。

就職活動で成果が出なくて開き直れないってことは、働きだしてからストレスがかかる状況になっても、やっぱり開け直れないのです。人間、開きなおってるほうがいいんですよ。(何も考えてないのはダメなんですけど。)


ものすごく意地悪ですが、こういう気配のする人には、あえて「もし就職が決まらなかったらどうしますか」って聞いたりしてました。


だから、自分を追い込む癖のある人はちょっと注意してください。

追い込んだ結果、縮こまってしまって何もできなくなるくらいなんだったら、ちょっとアホになって開き直ったほうがいい結果がでます。



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2013年3月11日月曜日

【新卒】出したESの数を数えるのはやめておけ

今日で東日本大震災からちょうど2年です。
なんというか、去年はそれはほど思わなかったのですが「2年経った」と思うと、自分にとって、社会にとってあの震災はどういう意味があったんだろうか、何か変わったんだろうか、と考えてしまう今日この頃です。


さて、3月に入り、ふと気づけば半ばも近い今日この頃、新卒のみなさんは就職活動の中だるみを迎えていらっしゃるのではないでしょうか。

もうすでに選考が順調、なんだったら内定出たよ、という方もいるにはいるでしょうが、そういう方のことはちょっと置いておいて、まだまだES出しまくり、むしろ面接にもまだ行けてないよ…という方向けの記事です。


「もう20社もES(エントリーシート)出したのに、全部お祈りだよ…。」とか
「もっとES出さないといけないのに、不安でしょうがなくて手につかない…。」
「あと何社に応募すれば受かるんだろう…。」
なんて思い悩んでいませんか。


就職活動は確率論ではないので、何社受ければ受かる、ってものではありません。
出したESの数を数えるのは無意味なので、やめておきましょう。疲れるばかりです。


就職活動では、10社に応募したら10社全部合格する人もいれば、100社応募しても1社も合格しない人もいます。無情ですが、そういうもんです。就職の門戸は誰しもに対して平等に開かれているわけではなくて、受かる人には受かるなりの理由があるし、受からない人には受かる理由がないのです。そういうもんです。(受からない理由があるわけじゃなくて、受かる理由がないから受からない、ってのがミソです。)


ちょっとここで冷静に考えてみましょう。
1日に何社分のESが書けますか。なんだかんだで時間と労力を使うので、1日1社が精一杯じゃないでしょうか。

あなたが希望している業種は、いつ頃まで積極的に就職活動をやっていますか。
書類応募の受付は、そろそろ締め切り始めているところも多いんじゃないでしょうか。
そう考えてみると、3月中に新しくESを書いて応募できる企業はせいぜい20社くらいなんじゃないでしょうか。


泣いても笑っても、あと20社にしかESを送れないんだとすると、最もあなたを採用する可能性の高そうな企業から攻めたほうがいいんじゃないでしょうか。


「自分を採用する理由のありそうな企業」がわかったら最初から苦労しねーよ、って話ではあると思いますが、まずはそれを理解しておかないと、焦って時間ばかり使ってしまいます。


出したESの事はいったん忘れて、これから応募するのに、どこが打率が一番高そうなのか考えてみるべきです。

そんなに志望度が高くない会社であっても、1社から内定もらえれば、それだけで自信と余裕が出てきますから。



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2013年2月25日月曜日

【新卒】とりあえず面接にまったく受からないんですけど


今日は、新卒で、とりあえず面接にまったく受からない人向けの記事です。


転職の場合は、キャリアがどうこうとか、もしくは無職だったりすると経歴的に、ってことが理由でなかなか受からないことはあると思いますが、新卒で20社〜30社受けて、まったくもって1回も1社も面接を通過しない、ということになると、ちょっとやり方を考えたほうがいいです。


しかも、面接に遅刻しないとか、ちゃんと相手が聞こえるような音量で話す、とか基本的なことはちゃんとクリアしているはずなのに、です。


もしかして、聞かれた事に答えてないんじゃないですかね。



「あなたがこの会社に入ったら、当社にはどんなメリットがありますか?」(←ほぼ圧迫質問)

「えーと、私は大学ではサッカーサークルに入っていまして」(←そんなこと聞いてない)
「サークルのリーダーを任されていました」(←だから何なんですか)
「みんなが気持ちよく活動できるように努力して」(←あ、そう)
「私にリーダーをやってもらってよかったと言われました。」(←どうせ嘘だろ)
「御社でも、周囲の人に気持ちよく働いてもらえるよう努力します。」(←最初にそれを言え。)


みたいな。


「当社にどんなメリットが?」っていうのは圧迫質問ですし、メリットがあるように人材を育てるのが企業側の仕事だろ、というツッコミたい気持ちがあったとしても、まあ面接の場ですから、まずは聞かれたことに答えるのが大事です。

「何のサークルに入ってました?」 という質問ではないのですから、「○○サークルに入っていまして…」という回答が最初に出てくるのはおかしいです。


「どんなメリットがありますか?」への回答は、「こんなメリットがあります。」なのです。


会話のキャッチボールができていないと、そもそも合否判断の壇上にあがりませんので、どんなに用意して来た答えがあって自分にとってはその流れが重要だとしても、まずは聞かれた事に答えましょう。第一声で。




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2013年2月12日火曜日

【新卒・キャリア】何をしたいのかわからないんですけど


コメント欄でこんな質問を頂きました。

はじめまして。私は25歳職歴なしです。自分でも早く就職しなきゃと思ってるのに自分がなにをしたいか分からない、受ける企業がブラックじゃないかと考えてしまいズルズルと毎日を過ごしています。
なにかいいアドバイスがありましたらお願いします。

「何をしたらいいのかわからない」んじゃなくて「何をしたいのかわからない」んですよね。


これってでも、すごく普通なことのような気がします。「オレはこれをやりたいんだ!」と勇気と希望に燃えている人というのは、10人中2人いたらいいほうで、多くの人は「何をやりたいの?」と言われても、「そうだなあ…。」と言葉に詰まることが大半だと思います。私もそうです。



でも、確かに言えるのは、今、これがやりたい!ということがないなら、明日になって、「そうか、自分はこれがやりたかったんだ!」ということを発見できる可能性はとても低いということです。


だから、何をしたいのかわからないなら、とりあえず手の届く範囲の仕事で何でもいいから始めてみるのが大事です。



人間、日々の積み重ねで生きているわけですから、やってみたことのない事を「これは自分に向いている」と感じることはないですし(あったとしたら、それは思い込み)、全く触れてみた事のない事に興味を持つ事もできないわけです。ですが、何かを始めて見れば、そこから芋づる式に、「あ、こういう仕事があるんだ。」とか「あ、こういう職種があるんだ。」とか「あ、こういう働き方があるんだ。」という発見があります。

そこからちょっとずつ選択をしていって、自分が望む方向にシフトしていく、というのが一番いいと思うのです。



「青い鳥を外には求めない」というテーマで、少し前にすごくいいなと思った記事がありました。

「自分は何が好きなんだろう? 自分は何をすべきか? などと外側に自分の情熱を求めることはやめるといい。なぜならそれが長い目でみてあなたのキャリア形成に役立つかは博打にすぎないからだ」

「そのかわり、いま実行可能な仕事のうち、最も興味を抱かせるものを選んで、その限られた範囲でスキルを身につける。するとそれが、次のステップを踏むためのレバレッジとなるんだ」

誰もが知るべき「成功するには好きなことをしろ」の罠: Cal Newport 基調講演 #WDS




ある日天啓に打たれて突然自分の使命に目覚め、今まで考えもしなかったような仕事に就く、なんてことを期待するよりも、今そこにある選択肢の中からちょっとずつ選んで行くのが現実的だと思います。


ま、まずは何か始めませんとね。何も始まらないですから。


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2013年2月6日水曜日

【新卒・キャリア】深海を生きる魚のように自ら燃える


先日亡くなった大島渚監督が好きだった言葉として紹介されていたのをテレビで見て、ハッとしたのでご紹介。


深海に生きる魚のように、自らが燃えなければ何処にも光はない


明石海人という大正時代の詩人の歌集「白猫」に収録されている一説だそうです。


そうだよなあ、クサクサしてちゃいけないよなあ、と心に沁みました。(最近、クサクサしてるんです。)

自分の置かれているイマイチな状況を誰かのせいにすることは簡単で短期的には楽なのですが、でも結局「誰か」のことを変えることはできないので、だったら自分のせいだと考えて自ら動いていったほうが長い目で見ると心が軽くなるんですよね。


私の場合はそんな卑近な捉え方ですけども、読む人によって色んな捉え方ができると思います。


月のように誰かの恩恵で輝くのではなく、何かに期待するのではなく、自ら燃えよと。


そんな強いメッセージとともに、「深海に生きる魚」と「何処にも光はない」というフレーズの孤独感が胸を打ちます。



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2013年1月29日火曜日

【新卒・キャリア】社会の仕組みに鈍感な人たち


私も割とそういうタイプなので、あまり偉そうなことは言えないのですが、社会の仕組みに鈍感な人というのは、就職転職において相当不利です。

いや、就職転職と言わず、社会生活の全てにおいて不利です。


社会の仕組みというのは、つまり人間社会のことなわけで、人間の行動の原理、とも言えるかもしれません。

例えばすごく卑近な例で言うと、
「なんでこの人こんなに自分にツラくあたるんだろう」とか
「なんでこの人はこんなに自分に親切なんだろう」とか
「なんでこの人はこんなに給料高いんだろう」とか
そういう疑問があるとします。

そこで、
「まじやってられねー」とか
「親切な人なんだなあ」とか
「いいなあ」と思うだけで終わってしまうとそれで終了ですが、もう一歩考えてみると、

「どうやら彼は、私が上司にかわいがられていると思っていて、妬んでいるらしい。」とか
「あの人の勤める会社はうちの会社の主要取引先で、こちらが発注側だからそれはまあ親切にするよな。」とか
「彼の働いている企業は特殊な業界向けのコンサル会社で、競合が少ない上に経験のある人材が少ないから囲い込みのために給料高くしてるんだな」とか、

そういう理由が見えてくるわけです。


どういう構造でその業界が動いているのかとか、どういう理由でその人が動いているかがわかってくると、自分がどういう風に仕事をすべきかとか、何を仕事にすべきか、なんてことを考える示唆になります。


結局のところ、自分が全く見た事も考えた事もないことは仕事にはできないので、構造を理解した上で自分と同じようなトリガーで動いている人たちと似たような仕事をするしかないと思うからです。


抽象的でわかりづらいかもしれませんが、最近若手社員にせっせと仕事を教えながらそんなことを思いました。


まあまずは、働いているなら自分の給料はどうやって賄われているのか」とか、まだ働いていないなら、「自分の両親がどういう構造の中でどういう仕事をしながら自分をここまで育てることができたのか」、なんてこと位は知っておいたほうがいいんじゃないですかね。



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【新卒】アルバイト経験のない学生さん

2013年1月21日月曜日

【新卒】ソー活で「売る」価値のある人なら、他でもう釣られてるんじゃないのという話


先日の 【新卒】ソー活ってなんですか? の続き。

簡単に言ってしまえば「個人ブランディング」をして自分を売って行くのが「ソー活」なわけで、だからってFacebookに登録して友達申請しまくろうとするのはちょっと待て、というのが前回の趣旨でした。


別にFacebookを利用して就職活動するのがダメだと言っているわけではなくて、つまるところSNSはツールに過ぎないので、そのツールで何を表現するのかが大事だと思うのです。


就職活動では自分がどういう人間なのかを表現するわけで、中身がないのにツールの使い方だけ学んだってしょうがないわけです。一撃必殺の殺人剣を学んだところで、剣を振るう理由がなければ意味が無いのと一緒です。いや、本当に一撃必殺できるようになったらそれはそれで、その筋からスカウトされるかもしれませんが、Facebookを超絶使いこなしていたとしても、それでスカウトされるのか、って話ですね。


そもそも中身のない、いつ誰々とゴハン食べに行ったとか遊んだとか試験だから勉強したとか、なんかアレな感じの散文詩とか、そういう情報を見て採用 選考ができるはずもないことは企業も重々承知しているわけでして、じゃあなぜ企業がSNSを就職活動に利用するのかと言えば、「学生に情報を届けやすい」 「なんか今流行ってるからやっとかないといけないかな」とか、そんな理由なわけです。


FacebookなどのSNSを使って、話題になっている企業とつながりあったり、コミュニケーションを取ったりすると、なんだか「就職活動をやってる気持ち」になるけど、実際のところ別に何も進んでないんですよこれが。



もちろん、Facebookに登録したらスペックだけで一本釣りされるような人々もいないわけではありません。でもそういう人達はそもそもそういうスペックなわけで、既に在学中にそういうルートがあっただろうけど、それがたまたまネットに移行しただけのことに過ぎないのです。
 

別にSNSがダメってわけじゃないし、最終的には人との出会いの延長に仕事との出会いもあるわけなので、その出会いは大事にするべきですが、過大評価しちゃいけませんよね。だって、リアルな友人とつながっている限り嘘八百を書き連ねるわけにはいかないし、それはつまり現実の拡張でしかないんですよ。


そんなわけで、「ソー活」という言葉に甘い夢を見すぎたり、踊らされたりする前に、自分に自信を持てるような何かを見つけるべきだと思うのです。



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【新卒】ソー活ってなんですか?




2013年1月16日水曜日

【新卒】ソー活ってなんですか?


新年あけましておめでとうございます。
ダラダラやってるブログですが、今年も気長に頑張りたいと思います。


今日は、最近話題の(もう遅いかもしれませんが)ソー活 について書いてみます。

ソー活(ソーかつ)とは、TwitterFacebookなどのソーシャルメディアを活用した就職活動。ソー活の「ソー」は、ソーシャルメディアを利用するという点に加え、双方向コミュニケーションという意味でも用いられている。Wikipediaより

だそうです。ちょっと言葉足らずかなと思うので補足しますと、手段(ツール)としてSNSを使って就職活動をすることを意味するというよりも、まず前提として個人ブランディングをして、その上で就職活動をする、ということです。


日本だと、「企業がこういう人を募集している」ということを前提にして、自分自身をその理想像に近づけようとしますよね。エントリーシートによって書くことを変えてみたり、こういうブログに訪問して企業の人事担当者が何を考えてどういう基準で選考をしているのかを知ろうと努力してみたりするわけです。


「どういう人を欲しがっているのか」にはじまって「だから、自分をこういう人間に見せよう・そういう人間になろう」という流れではなく、まずはスタートが「自分はどういう人間なのか」を広くアピールする、という前提が、いわゆる就活とソー活の本質的な違いなのだと私は理解しています。


ちょっと前に話題になったヤバイ就活生さん のサイトを見たりすると、なるほどなあ、こういうのがソー活なんだなあ、とシミジミしてしまいます。(新卒で就職活動をしている方が読むと、色々と刺激を受けると思います。話題になったサイトそのものよりも後日談のほうがおススメ。)


ちなみに、昨年末にせっせと記事を書いていたコネ入社なんかもソー活の一種だと思いますし、銀行なんかでやっているOBが母校に行ってリクルーティングをするのも一種のソー活だと思います。


しかし、「よーし、じゃあ、まずはFacebookに登録して企業に友達申請しまくるかー!」と思っていらっしゃる方がいたとすると、そこにはちょっと待てよ、と言いたいわけです。


 【続き】 
【新卒】ソー活で「売る」価値のある人なら、他でもう釣られてるんじゃないのという話



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