2012年4月10日火曜日

【新卒・キャリア】上昇志向が強すぎる人



今日は、先日の【新卒・キャリア】上昇志向がない人 の部分的に続き。


上昇志向ってやつはなかなかの曲者で、なさすぎるとそれはそれで苦労しますし、ありすぎるとそれはそれで苦労します。


一口に「上昇志向」と言っても、色々なタイプがあります。

 例えば、「競争させたほうが伸びる」という話は、人事だけでなくどこの職場でもよく言われることです。これは「上昇」というよりは、負けたくない、という「並列からの脱却」(言葉が変ですけど)という意味合いが強いと思います。

これと反対に、「マイペース」という言葉もあります。こういうタイプの人は誰かと比べるよりも、過去の自分自身と比較したほうがよい、というやつです。「こないだはこれくらいできてたから、今日はこのぐらいいけるかな?」と言われると燃えるタイプですね。

競争志向型とマイペース型、というこの2つは人間のタイプ論として一般的なものですが、私が理解している「上昇志向が強すぎる人」というのは、どちらとも少し違います。



上昇志向が強すぎる人というのは、何かに取り憑かれたように上を目指し、自らを叱咤激励し、犠牲をものともせず、自分を上へ上へと導こうとする人達です。常に更なる高みを目指しているので、決して安息の地を手に入れることはないように見えます。

 私が今までに出会った人の中での経験でしかありませんが、このタイプの人々は、とても優秀だけれども、身の内にどうしようもない劣等感を抱えていることが多いように思います。

 もちろん、このエンジンがうまく動いている時には、とてつもない威力を発揮します。他の誰よりも必死に、それも長時間働き、成果に対しても貪欲だからです。

ただ、何かにつまづいたり、思うように事が運ばなかったり、チャンスを与えられなかったりすると、 その強力すぎるエンジンをもてあましてしまいます。


もし、就職・転職活動中のあなたが、こういう志向を持っている方だとしたら、まずは辛抱することが肝心です。いつかきっと花開くときがくるはずなので、そのためのチャンスを逃す事ないよう、自暴自棄にならずにただひたすらに狙い続けるしかありません。



書いていてふと思ったのですが、戦後の日本が急成長を遂げたのは、こういう燃えるような上昇志向を秘めた人達が多かったからなのかもしれません。


 ちょっと話がそれましたが、上昇志向が強すぎるということ自体、貴重ですばらしいことなので、ぜひ大切にして欲しいのです。ご本人は大変なんですけどね。




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