【新卒・キャリア】「ストレートブラック」な企業と「雰囲気ブラック」な企業


その昔、記事で
ブラック企業とは、
価値観が一元的で、排他的である企業のことである
と書いていましたが、我ながらなかなかうまい表現だったなと思っています。今日はブラック企業についての話題。


「うちはブラック企業なの?〜〜こんな感じなんだけど。」という内容を耳にすることが時折あります。考えてみると、その会社のことが一番よくわかっているのは本人なので、ブラックなのかどうかの判断を他の人にゆだねるというのはちょっとおかしな話ではあります。本人がブラックだと思えばそうなんだろうし、ホワイトだと思えばそうなんです。


しかし、それでもやっぱり「ブラックなのかどうか」を聞いてしまいたくなる気持ちも非常によくわかります。それは、「会社がおかしいのか、自分がおかしいのか」の判断がつかなくなるからです。特に初めて勤める会社であったりすると、なお一層難しいです。ブラック企業なのか?という疑念と、もしかすると自分が甘いだけで、世間的にはこういう会社は普通なのかもしれない、という不安が入り交じることとなります。
 

だからこそ、一般的な基準で考えてその企業がブラックなのであれば、とてもスッキリです。会社がおかしいのだから、自分は悪くないのです。思いわずらう必要はありません。あとはその会社を去るその日まで、できるだけ波風を立てずに、耳を塞ぎ目を閉じて、ひっそりと仕事をしていくだけです。



 一般的な基準で言うところのブラック企業を個人的に「ストレートブラック企業」と呼んでいます。「ストレートブラック」な企業は判断に迷うことはまずありません。儲かってないわけではないのに給料が払われないとか、残業は絶対に申請するなと明言されていたりとか、高額の商品を社員が自腹で買わされたりとかですね。


その反面、周囲からはブラック企業だとは思われていないものの、その内情は実は真っ黒なブラック企業というものも存在します。

ブラック企業がブラック企業たる明確な一線は超えていないものの、「なんとなく」ブラック、という曖昧なラインに位置するので、「雰囲気ブラック」と呼んでいます。


長くなって来たので、雰囲気ブラック企業の話はまた後日に。



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