2012年2月9日木曜日

【新卒・キャリア】バイリンガルな人の就職・転職


人は皆、どこかしら変わってるものだと思っているので、特に海外育ちだから、とかB型だから、とかそういったことは気にしていませんが、企業の中で働いていくとなると「違い」が心理的なハードルになることも多々あるよなあ、と思います。



それほど多くのバイリンガルの方と触れ合ったことがあるわけではありませんが、特に欧米圏で生まれ育って物心ついてから日本に来た人や、就職をきっかけに日本へ来ていて仕事に悩んでいる人と話をしていると、ちょっとした違和感を感じることがあります。

その違和感は、大抵の場合、
「いや、それは言葉の問題ではなくて、文化や性格の問題なんだけどなあ」
というものです。



母国語ではなく、第二言語として日本語を習得した人の場合、仕事でトラブルがあったり、人間関係で悩んだりすると、「自分の日本語が未熟だからだ」と思う事が多いようです。

まあ、そりゃそうですよね。
私自身は日本語しか話せませんが、自分が英語を習得して、海外で仕事をして、ままならないことがあった場合には「もっと英語を思うがままに、堪能にあやつれたら、色んなことがスムーズに運ぶのに。」と思い悩むだろうことは容易に想像がつきます。



ですが、言葉というのは不思議なもので、相手の立場や考える事が前提として理解できていると、多少単語のバリエーションが少なかったとしてもコミュニケーションに不都合を感じることはほぼありません。

逆に、言葉の意味するところがわかっていたとしても、なぜ、今、それを言うのか、その意図がわからない場合には、意思の疎通が格段に困難になります。

結果として、返ってくる反応は、「はあ?何言ってんの?」です。これは、「言っている意味がわからない」のではなくて、「なぜ、そんなことを言っているのか、意図がわからない。」という反応なのです。


人が3人集まれば、そこには独特の雰囲気ができあがり、それが100人になれば、その雰囲気が文化と呼ばれることになります。

実際に何社か経験してきて思う事は、言葉の問題よりも、文化に馴染めるかどうかが最大の課題であるということです。



会社の色に染まりきってしまって、右にならえの姿勢になる必要はありませんが、「よし!もっと語学力を磨こう!」という決意よりも、もっと近道の解決策があるかもしれませんよ、という話でした。


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