【新卒】内定はゴールではないことを肝に銘じよ


今週に入ってから、このブログを訪れて下さる方が増えているようです。それはすなわち、就職戦線がスタートした ということです。 ここ数年、ブログのPVがあがっているのを見て、「ああ、もうそんな季節かあ」と時の流れの速さを感じたりしております。



 そろそろ説明会に行き始めたり、エントリーシートを各社に提出したりしていると思われますが、早くてあと2ヶ月、長ければ半年から1年、この就職活動という大イベントに身を投じて行かれることでしょう。


ここでまず、肝に銘じておいて頂きたい点は、内定はゴールではないこと です。



人事の仕事を辞めて以降、野良人生を歩んでいるから余計にそう思うのかもしれませんが、望んでそんな人生に身を投じないとしても、大企業に入社したところで、いつ先日のNECの大リストラのような憂き目にあわないとも限りません。



まあしかし、就職活動はゴールではないがスタートラインにいち早く立てるかどうかの勝負ではあります。職業人生におけるスタートラインのポジション取りをしている、という言い方がしっくりきます。


この就職活動というイベントに参加して、できるだけよいスタートを切りたい、と願うのであれば、 勝負の先に待っているのはバラ色のゴールなどではまったくなく、得られるのは「全力で走り抜けて自分なりのスタートにたどり着いた」という自分への自信であることを、あらかじめ意識しておくとよいと思います。


いわゆる就職活動を経験して企業に就職する、というルートを通らなかったとしても、いつかは自分で稼いで生きていかなくてはなりません。もし、いっせいにスタートすることに意義を感じなければ、このイベントに参加する必要はないでしょうが、それはそれで自分自身でスタートの時期と位置を決めなくてはならないという意味で別の苦労があります。その覚悟があるなら、この就職活動プレッシャーを無視するのも、またよしでしょう。



そんなわけで、いよいよ始まりましたね。




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