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【新卒・キャリア】上昇志向がない人

キャリア採用であれば 「今後10年間のあなたのキャリアプランを教えてください」 、新卒採用であれば 「30歳になったときにどうなっていたいか教えてください」 等、将来像に関する質問は面接において必須です。 ここで「はい、30歳になる頃にはマネージャー職に就き、部下は5名ほどでしょうか、彼らに指示をしながらバリバリやっていたいと思います。」といったようなことを本心から言えればいいのでしょうが、残念ながら私はそういうタイプではありませんでした。 一応、言うには言いましたが、我ながら笑ってしまいそうでした。そんなこと、1ミリも思っていなかったので。偉くなりたいなんて、全く思っていませんでした。 新卒採用の時にはそんな感じでしたが何とか就職し、その後働き始め、転職し、今ではなかなかいい年になってきました。 しかし、相変わらず「偉くなりたい」という思いはありません。ありませんが、一応マネージャー的な仕事をしています。それは別段イヤイヤやっているわけではなく、必要だと思ったのでやらせてもらっています。 新卒にしろキャリアにしろ、面接の場では自分を偽ることもあると思います。 「こういうことができます。」「こういうことをしてきました。」という事実を偽ると経歴詐称になりますので、「こういう事をやりたい。」という自分自身の志向を相手の会社にあわせて偽ることが多いと思います。 キャリア採用であれば10人中7人が「将来、御社の中で責任あるポジションに就きたい」と言い、新卒採用であれば10人中8人が「30歳になる頃には、御社の中でマネージャーとして活躍していたい」と言います。 それら全てが嘘だとは言いません。特にキャリア採用の場合、7人中3人くらいは本当にそう思っているでしょう。 ですが、別に上昇志向が強い人だけ、リーダーシップを取れる人だけを企業は求めているわけではないのです。社員が100人いて、100人ともリーダーシップを取りたい人だと状況が混乱します。多くて20人もいればいいのではないでしょうか。 これといった上昇志向がない私が、それでもそれなりに仕事をしていけているのは、仕事が結構好きだということと、それなりに責任感を持ってやっているからだと思っています。 働いて行く上で必要なのは、上昇志向や出世意欲だけではないのです。 だから...

【新卒・キャリア】履歴書を三つ折りにするのはやめてください

今日は久しぶりに履歴書に関する小ネタです。 過去にも、履歴書に関するあれやこれやはよくネタにしていますので、基本方針として 「丁寧に書こうという姿勢が大事」 であるという、これに尽きるわけなのですが。 履歴書を購入すると、大抵の場合封筒もついてきます。「履歴書在中」と赤い枠で囲われたやつですね。なのですが、なぜか4枚〜5枚入っている履歴書の場合でも、大判の封筒は1つか2つだけで、あとは通常サイズの封筒が1つか2つ付いていたりします。 この通常サイズ(長形3号、4号と呼ばれるもの)の封筒が曲者です。 履歴書は紙質がしっかりしているので、 三つ折り・四つ折りにされると、何かとかさばって大変なのです。 しょうもな・・、と思われるかもしれませんが、書類仕事の多い採用担当者にとっては、かなり死活問題だったりします。履歴書が折られていることで、うまくコピーできなくてイラつき、面接の場で机の上に置いても折り目をのばす手間にイラつき、保管するにもかさばってイラつき、イライラづくしです。 大きめサイズの封筒に入れるために、わざわざ別に購入している方もいるはずです。そろそろ文具メーカーの方にも気づいて頂きたいのですが、値段が数十円高くなってでも、封筒は全て履歴書を折らなくても入るサイズのものをセットで販売して欲しいところです。まあそもそも、B5版の履歴書がいまだに主流なのが諸悪の根源のような気もしますが。 そして、これは一般的な習慣だと思いますが、 「重要な書類は折らない」 ものです。 契約書も折りません。折られてヨロヨロになっていたりすると、ああー、なんかそういう常識がない人なんですね、と思ってしまいます。 というわけで、履歴書を入れる封筒は、茶封筒でもいいので折らなくても入れられるサイズのものを断固としてお勧め致します。 さらに、できればクリアフォルダに入っていると採用担当者はちょっぴり嬉しいです。 ま、合否にはたいして影響しませんが、結果的に採用した人の履歴書をチェックすると折られてない率が高いのではないかと睨んでいます。 【関連記事】 【キャリア】履歴書は手書きにするべきか? 【新卒・キャリア】履歴書のハンコが斜めだとやる気がないか 【新卒】手書きエントリーシートはところどころ大文字がよい 【新卒・キャリ...

【新卒・キャリア】評論家はいらない

「御社は○○のポジションを狙うべきです」「○○をするべきです」、という発言を面接で時折耳にします。 志望している企業の状況を把握しているのは素晴らしいことではありますが、残念ながら、面接で繰り広げられるこういった提案に対して、心を動かされたことはあまりありません。特に新卒採用の場合は皆無と言ってもいいです。 こういった提案に対する面接官の応答バリエーションは、基本的にはこれだと思います。 「で?そのためにあなたは何ができるんですか?」 まあ、もうちょっと言葉は選んでるはずですけど。 キャリア採用の場合には、応募者の方が面接でこういう発言をするということは、このあとに 「私は、前職でこういう実績があるので、御社で○○を実現するために、具体的にこういうことができます。」 という文句が続きます。応募者の方が描いているイメージと自社の状況が合致するか、できると言っていることが本当にできるのか、ということを面接で判断していきます。 ですが、新卒さんの場合はそうもいきません。 「○○をすべきだと思うんです!」 「おっしゃるとおりですね。では、そのためにあなたは何をしますか?」 「えーと、そうですね、それはわかりませんが、○○とか・・。」 「なるほどですね(苦笑」 なんて流れが繰り広げられたりします。(意地悪な例ですが) 「○○をすべきだ」と言うな、という意味ではありません。よほど的が外れた分析と持論を繰り広げているのなら別ですが、一般人から見て「こうしたほうがいい」と思える事実があるなら、それは確かにそうなのです。ただし、もちろん企業側もそれは重々承知しているはずだ、ということを考慮に入れたほうがいいです。 基本的に、企業にとって必要なのは「論じる人」ではなく「行動する人」です。「行動して成果をあげる人」ですね。 だから、「○○をするべきです。なぜやらないのですか?」ではなく、「○○をするべきです。こういう風にやったらいいと思うんです。」というスタンスが喜ばれます。 企業の抱えている問題点だけを指摘して、「企業研究もばっちりだぜ!」と見せようとしても逆効果になる可能性がありますが、そこに、稚拙でもいいから自分なりのアイデアを添えてみるだけで、印象はぐんと変わります。自社のこともよくわかっているし、自分...

【新卒・キャリア】何でもできるし何をやっても楽しいんです

先日の記事 にも書きましたが、 最近また「新卒の就職活動において個性を重視しよう」とか「お仕着せの文句をしゃべったところで採用担当者の心には響かない」なんて記事やニュースをよく見かけます。 確かに、「学校ではサークルのリーダーをやっており・・」とか「チームワークを発揮して・・」とか、そんな内容を話してもらっても、あまり心には残りません。 人事担当者から転職して数年経ちますが、こういうことを言っていた人というのはほとんど記憶に残っていない一方で、「おもしろい人いたなあ。まだ名前覚えてるわ」と思い起こせる人も数人いたりします。 確か、新卒ではなくキャリア採用(とは言っても、職歴は2、3年しかない若手)の方だったと思います。面接の部屋に入ってくるなり、非常にニコニコしていて、緊張感のいまいち感じられない方でした。 型通りの職歴の質問を終え、「うちの会社に入ったら、どんな仕事をしたいですか?」と質問をしたところ、こんな返事が返ってきました。 自分は結構器用なタイプで、それなりに頑張れば何でもできる。 おまけに、わりと何をやっても楽しいんです。 ちょっとキョトンとなった気がします。面接でこんな大胆不敵なことを言う人はなかなかいません。嫌味のない感じの態度だったからこそ許せるものの、同じセリフを自信たっぷりに言ったらただの勘違い野郎だとみなされる可能性も大いにあります。何言ってんだこの若造が、的な。 これだけだったら、「あ、、そうですか。」で終了なのですが、その後に彼が続けた言葉が印象的でした。 でも、それもあってちょっと飽きっぽくて、なんか必死になってやらなきゃいけない仕事をやってみたいんですよねえ。 まあこのセリフは言い方の問題8割ではありますが、なんと言うかこう、この若者が自分の能力と未来を持て余していて、だけどやっぱり自分の未来と真摯に向かい合おうとしているんだなあ、ということはすごく伝わってきました。 面接において重要なことは、何を言っているか、ということも勿論なのですが、一番大事な要素は、 自分の言葉で話しているかどうか 、ということです。だからこそ、ちゃらんぽらん風だった彼の言葉が今でも記憶に残っているのだと思います。 まずは、自分の言葉で自分を語ることから始まるんじゃないかなあ、と自分をご...

【新卒】面接にもセミナーにも、一人で行け

先日、平日に外出していると、就活生さんたちのグループを見かけました。私のすぐ前を歩いていたので会話が聞こえました。 A:「あー、今日のセミナーの会社、入りたいなあー。エントリーシート通らないかなあ。B子は順調?」 B:「うーん、順調ってほどじゃないけど、こないだ面接行ったよ。まだ1社目だけどー。」 A:「まじでー、私全然書類受かんないんだけどー。どこどこ?」 B:「Z社。」 A:「まじでー、私そこ受けてなーい。なんかさー、またいいところ見つけたら教えてー。」 こんな会話が繰り広げられておりました。 就職活動でつるむのは、やめたほうがいいよ。共倒れするだけだから。 と思いながら、そっと横を通り過ぎました。 情報交換も、時には必要です。 どんなところを受けているのか、手応えはどうなのか、どんな工夫をしているのか、そんなことを聞きながらお互いに就職活動の厳しさを実感する者同士、グチを言ったり相談したりするのはストレス発散のためにもいいと思います。 ですが、同じ企業のセミナーに、面接に、一緒に行く必要はありません。全くありません。 友人と一緒に行く事で、行き帰りに考えをまとめる時間をロスしますし、もしセミナーで近くに座っていたことでグループ面接が同じチームになったら?なんだか気まずい雰囲気です。しかも、どちらか一方が選考に残って、一方が落ちた場合には、気まずい以上の何者でもありません。 さらには、もしかすると、友人がそばにいることで、「本気の姿勢でガツガツ行くのがカッコ悪い」と思ってしまい、せっかくのチャンスを逃すかもしれません。 就職活動では、個人行動が基本です。 もし、「一緒に行こうよ。」と誘われたら、「ちょっと集中したいから。ごめんね。」と言って断りましょう。これで友情にヒビが入るようなら、それは本当の友人ではありません。 【関連記事】 【新卒】内定を死ぬほどもらってる人に聞けばいいこと 【新卒】セミナーは前に座れ 【新卒・キャリア】学歴はひとつの確率論であると思うこと

【新卒】企業研究ってどうやるんですか

今日は、企業研究に関する記事です。 企業研究をどうやるかについては、ネットにもたくさん記事が載っていますし、専門書も数多く出版されています。 アプローチの方法はいろいろあるとは思いますが、先日みかけたネットの情報で、 企業研究のアプローチ ・経営理念を暗記する ・顧客を知るために3C分析を行う : なんてことが書いてあって、のけぞりそうになりました。「経営理念を暗記する」って・・・、ないですね。なさすぎですね。聞かれるんですかね。「うちの経営理念を声に出して言ってみてください。」って。あるかもしれないですけど、間違いなくそこはブラック企業ですよ。 就職活動をスタートしたばかりの時期に最も肝心なことは 「企業活動(いわゆるビジネス)に興味を持つ事」 だと思います。 エントリーシートを書くため、面接に受かるために企業の研究をするのではなく、単純に、「へー、こんな事やってるんだ。」「へー、こういう企業があるんだ。」「へー、こういう人たちが働いてるんだ。」という事実に興味を持ちはじめると、自然と自分が気になる会社や、働いてみたい会社、お気に入りの会社が見つかります。 なかなかきっかけがない人の場合は、自分の興味のあるものについて調べてみるのがよいです。その「モノ」が、製品という有形のものであれ、例えば音楽のような無形のものであれ、消費者たる自分のもとに届くまでには、様々なルートをたどっているからです。 商品を企画する人がいて、生み出す人がいて、宣伝する人がいて、販売する人がいて、運ぶ人がいて、感想を述べる人がいて、再利用する人がいて、・・・ビジネスの円環は途切れることなく続きます。 今、自分が手に持っている愛着のある何かが、自分の手元に届くまでをたどってみると、発見があっておもしろいはずです。 手当り次第に調べるよりは、こういうストーリーのある企業研究のほうが頭に入りやすいし、就職して何年かたってから、役に立つこともあると思うのです。 【関連記事】 【新卒・キャリア】エントリーシートでは一から十まで書かずに結論と理由だけにしとけ 【新卒】新卒さんには「素敵な音楽」が効く

【新卒】内定はゴールではないことを肝に銘じよ

今週に入ってから、このブログを訪れて下さる方が増えているようです。それはすなわち、 就職戦線がスタートした  ということです。 ここ数年、ブログのPVがあがっているのを見て、「ああ、もうそんな季節かあ」と時の流れの速さを感じたりしております。  そろそろ説明会に行き始めたり、エントリーシートを各社に提出したりしていると思われますが、早くてあと2ヶ月、長ければ半年から1年、この就職活動という大イベントに身を投じて行かれることでしょう。 ここでまず、肝に銘じておいて頂きたい点は、 内定はゴールではないこと  です。 人事の仕事を辞めて以降、野良人生を歩んでいるから余計にそう思うのかもしれませんが、望んでそんな人生に身を投じないとしても、大企業に入社したところで、いつ先日のNECの大リストラのような憂き目にあわないとも限りません。 まあしかし、 就職活動はゴールではないがスタートラインにいち早く立てるかどうかの勝負 ではあります。職業人生におけるスタートラインのポジション取りをしている、という言い方がしっくりきます。 この就職活動というイベントに参加して、できるだけよいスタートを切りたい、と願うのであれば、 勝負の先に待っているのはバラ色のゴールなどではまったくなく、 得られるのは「全力で走り抜けて自分なりのスタートにたどり着いた」という自分への自信 であることを、あらかじめ意識しておくとよいと思います。 いわゆる就職活動を経験して企業に就職する、というルートを通らなかったとしても、いつかは自分で稼いで生きていかなくてはなりません。もし、いっせいにスタートすることに意義を感じなければ、このイベントに参加する必要はないでしょうが、それはそれで自分自身でスタートの時期と位置を決めなくてはならないという意味で別の苦労があります。その覚悟があるなら、この就職活動プレッシャーを無視するのも、またよしでしょう。 そんなわけで、いよいよ始まりましたね。 【関連記事】 【新卒】「はじめて働く会社」はどれくらい重要なのか 【新卒】SPIとGAB+OPQ