2012年12月31日月曜日

【新卒・キャリア】コネ入社する、その前に


いやあ、大晦日ですね。あと数十分で今年も終わりです。

いい年だろうとそうでもない年だろうと、年月は平等に過ぎていきます。目を閉じて一晩眠ればもう新年。悩みを持ち越さずに新しく生まれ変わった気持ちで目覚められればよいのですが、そうもいかないのが大人の生活ですね。



今日でいったんコネ入社シリーズ一区切りです。

前回、前々回と書いてきましたように、コネ入社だからどうこうということは、ご本人が気にするほど周囲は気にしていません。噂をささやかれることはありますが、ご本人が正々堂々としていればなんとでもなります。


しかし、だからこそコネで入社する場合には、ご本人の「自信」が大事です。


「本当は自分がこんなところで働けるような人間じゃない」「所詮コネだしな」「本当は周囲の人も馬鹿にしてるんじゃないだろうか」などなど、卑屈になることは簡単ですが、一度そうなってしまうとなかなか這い上がれなくなってしまいます。


そんな状況に陥るのを防ぐためにも、コネ入社するその前に、ぜひ他の企業の内定を取ってください。


他の会社で内定がもらえないからコネ入社すんじゃねーか、と思われるかもしれません。まあそんなこともあるでしょう。でも、別に「行きたい会社」の内定を取る必要はないんです。


「他に採用してくれるところが1社もないから、この会社にコネ入社した」と「他にも行ける会社はあるけど、ここがいいなと思ったから、この会社に入社した。」ということは大違いなのです。

周囲の扱いも違いますし、何より自分自身への自信が違います。



だから、なんでもいいんです。コネ入社する前に、自力で内定を取ってください。どんな極小企業だろうと、無名企業だろうと、そのことが自分を支えます。


そんなわけで、よいお年を。




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2012年12月30日日曜日

【新卒・キャリア】人事の人は、コネ入社をどう思っている?

今日は、人事の人は、コネ入社についてどう思っているのか?についてです。


私自身が人事として働いていた企業はコネ入社はそれほど多くありませんでした。新卒もキャリアもあわせて、年間に片手で数えられるほどです。

大手広告代理店やマスコミなどはコネ入社だらけ、むしろコネがないと入れないという状況らしいですが、そういう特殊な状況とは一線を画した普通の企業です。


正直、私はコネ入社に対してそれほど何も思っていませんでした

自分自身はコネなんてものに全く恵まれていませんでしたので、「へー、本当にそういうことがあるんだなあ。」程度の感慨はありましたが、前回の記事に書いたように、コネだと入社後に本人(ついでに紹介者本人も)がすごくがんばる場合もありますからね。



ただ、取引先の紹介によるコネ入社の場合は非常にダルいです。

今までに関わったコネ入社は、身内の紹介、親族の紹介、社員の紹介、すべて必ず面接をさせてもらいました。特に身内の場合には、「紹介はありがたいけど、面接はしますよ。本気のやつ。」ということを了承してもらっていました。不思議なことに身内の紹介(特に息子・娘)だと、「そこをなんとか頼むよ、面接とか言わないでさ。」ということは皆さん言ってこないです。良識的な人であれば、人事の面接も通らないくらいのデキの悪い息子・娘を自分のゴリ押しで採用すると、自分の後の立場が危ういということがわかるからでしょう。



しかしこれが、取引先ということになってくるとまた話が変わってくるのです。

おそらく相手の方はゴリ押ししているわけではなく、「うちの息子が、なかなか内定がとれなくてねえ...。ところで御社に興味を持ってるんだよ。」くらいのことしか言っていないんだと思いますが、これが大事な取引先であればあるほど、紹介者は相手には「まかせてください」と大見栄を切ってしまっていて、人事部には「重要な取引先のご子息なので、絶対落とさないでください。」と意気込んでくるわけです。



それがまた、そういう時に限って面接に登場するご本人が全く覇気がなくてダメダメだったりするわけです。

で、ダメだと伝えるのに一苦労して、紹介者は激怒、一悶着、だけど取引先に伝えてみると「やっぱりねえ、難しいよねえ、無理言って申し訳なかったね。」みたいなところで決着がつくと。



コネ入社そのものがダメだとは全く思わないですが、コネであることでいろんな人の思惑が間に絡んでくると、その調整が面倒でしょうがありませんでした。



コネ入社するご本人には全く責任がないことなんですけどね。



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2012年12月27日木曜日

【新卒・キャリア】コネ入社って、どうですか?(身内紹介編)


もしこの記事に「コネ入社」というキーワードで検索して辿り着いたのだとしたら、あなたはコネだろうが何だろうが気にせずにそのコネに感謝して入社すべきです。


コネがあるだけラッキーです。

大事なことなのでもう一度書きます。

コネがあるだけラッキーなのです。
いいから悩まず入社しろ。
そして人一倍努力しろ。



さて、話を戻しますが、コネ入社で企業側が「やっちまったな」と思うのは、本人がコネにあぐらをかいてしまうケースです。まあよく言う「オレは部長は息子だしー。」「アタシのパパは、役員なんだから!」というやつです。

こういうタイプの人は、「コネ入社ってどうなんだろう。」「やっぱり周囲に嫌がられるよな…。」なんて事前に悩んだりはしません。だから、「コネ入社」とわざわざ検索してこんな記事を読まれているのだとしたら、悩まず入社して頑張ったらいいと思うのです。


「自分が仕事できなくて、迷惑かけることになったらどうしよう。」と思うなら、人より努力して人より成果をあげるしかありません。他の人達は選考の過程やその前の学生時代・職歴において努力してきたからこそ採用されているのに、その難関をスルーパスして入社するのですから、人一倍努力するのは大前提です。必須です。

自分がちゃんと仕事ができるか、周囲に陰口叩かれないか、そんな不安があるのは当然です。でも、やってみないことにはわかりませんから、まずは入社して最低3年間がむしゃらに頑張ってみたらいいと思うのです。



コネ入社の場合には、数年間は何をやっても「○○さんの子供らしいよ」「へーそうなんだ」と言われ続けます。仕事ができれば良い意味で、仕事ができなければ悪い意味で。


でも、真面目に仕事を頑張り続けていれば、そのうち言われなくなります。「○○さんの息子」「○○さんの娘」ではなく、「○○さん」として認識されます。息子/娘、という冠がいつまでたっても取れないのだとしたら、それは「この人、なんでここにいられるんだろう?仕事全然できないのに。」という疑問に対して「ああ、○○さんの息子/娘だからね。」という回答が常にどこかでなされているからだと思ってください。


 
コネ入社で楽したいと思うなら、やめておきましょう。周りが迷惑です。
(そういう人はこの記事を読んでいないでしょうけど。)


しばらくコネ入社の話題が続きます。



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2012年12月14日金曜日

【新卒・キャリア】私は自分が思っていたほど優秀ではなかった(2)

先日、コメントを頂いた記事を読み返してみたら、我ながら良記事だなあ、と思ったので続きを書く事にしました。


【新卒・キャリア】私は自分が思っていたほど優秀ではなかった


結構長い事ブログを書いていますが、そうすると時折過去の自分が考えていた事にハッとさせられることがあります。特に悩んでいるときや迷っているときに、過去の自分に励まされているような気分になります。(何年たっても変わらねえなあ、自分、と思う事も多々ありますが。)

この記事はまさしくそんな感じで、たった1年前ではありますが、最近よくクヨクヨ悩んでいるので我ながらちょっと心に沁みました。最高の自家発電です。



自分を諦めること、というのは結構簡単です。
大人になったふりをして、うっすら笑いでも顔にへばりつけておけば、一時的にはしのげるかもしれませんが、自分を諦めたという事実は、数年経って重たくのしかかってきます。そのときになって誤りに気づいたとしても遅すぎはしませんが、軌道修正するには、あきらめてから経過した時間と同じだけの時間がかかります。


中年の域に差しかかってきてから、ふと「自分が何者にもなっていない」という考えが押し寄せてくることがあります。地位や名誉のことでなく、昔子供だった頃に「自分は大きくなったら何になるんだろう」と希望を膨らませていた問いへの答えとして、「何者にもなっていない」という事実が身に沁みるのです。しかし、焦っても悩んでも、私は私自身が決断したこと、信じていること、やっている事でしか、「何者か」になることはできないのです。



決断の積み重ねが人生を作ると言いますが、諦めたことの積み重ねもまた、自分の人生をつくっていきます。

これを読んでいる方がもし、自分を諦めそうなのだとしたら、ぜひ「自分の周囲の人は、自分の幸せを心から願っている。」と信じてみてください。それが事実であるかどうかはさておき、「周りの人は皆、自分の幸せを願っていて自分を応援してくれている。」と信じれば、自分が納得できる有り様として自分の人生を生きることへの勇気が湧いてきます。


諦める、という選択肢があるとしたら、諦めない、という選択肢もまた、そこにあるのです。
 


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