2012年5月31日木曜日

【新卒・キャリア】ブラック企業の見分け方(即内定)


過去に何度か書いた事がありますが、今日はブラック企業の見分け方についての話です。


ここ最近記事にしていたブラック企業の一歩手前の「雰囲気ブラック企業」を見抜く方法は、残念ながらありません。あえてあげれば、面接に出て来た人たちを信用できるか、ってことくらいでしょうか。


タイトルにあげたのは、王道のブラック企業の見分け方のひとつです。

面接(1回目)に行ったら、その場で内定、いやむしろ明日から来て、と採用されそうになるパターンのことです。


ない、ないです。
普通だったらあり得ないです。

何人か応募者がいるはずなので、全員に会ってみたあとで「誰がいいかなあ」と検討するのが普通です。
仮に、ぜひこの人来てほしい!と思っても、その場で「じゃあ、明日から来て」などとは言わず、それとなくぜひ来てほしいビームを出す程度にとどめておくものです。


こうやって話だけ聞くと、そんなの怪しいに決まってんじゃん、と思われるかもしれませんが、それが、実際に面接の場で「よし!採用!」なんて言われちゃうと、つい嬉しくなってしまうものなのです。「え?まじですか?」と顔がにやけてしまいます。


私も一度、応募者側で経験がありますが、「採用です」「やったー!」と叫びそうになった手前で踏みとどまりました。踏みとどまって「あの、ちなみに、お給料はどうなりますか?」と聞いてみたところ、「あー、給料ね、給料は、大丈夫だよ、ちゃんと払うから。」と言われて、即「これはない」と諦めました。
 
払うかどうかじゃなくて、いくら払うのか聞いてるんですけど。



あとは、そうですね、面接官が「1日に何人面接したかを自慢している会社」も危険です。


あ、昔、そんな記事書いてたな。



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【新卒・キャリア】1日に面接する相手は5人が限界であること

2012年5月27日日曜日

【新卒・キャリア】「雰囲気ブラック」な企業


今日は、「雰囲気ブラック」な企業についての話です。


「雰囲気ブラック」な企業とは、「明確にブラックじゃないんだけど、考えようによっては、ブラック企業だよね…コレ…。」という企業(むしろもう少し単位が小さく、職場)のことを言っています。


「雰囲気ブラックな職場」と「イヤな上司がいる職場」、どちらもストレスフルですが、私は後者のことはブラックとは呼んでいません。

「イヤな上司がいる職場」で、上司が出世する&社内で大きな権力を持ち始めると、「雰囲気ブラックな職場」になり、最終的には「ストレートブラックな企業」になるというイメージです。


敵が上司一人だけの場合は、まだなんとか逃れる術があります。
別の部署に異動できるかもしれませんし、まともな神経をしている隣の部署の上司があなたをかばってくれるかもしれませんし、先輩が色々とアドバイスしてくれるかもしれません。

しかし、「イヤな上司」(怒鳴り散らしたり、気に入らない社員にはパワハラをしたり)が安定的に権力を持ち始めると、彼に対してごまをする人たちが出てきます。その上司の考え方に同調し、彼の言う事を聞き、もしかするとその上司のことを尊敬すらしているかもしれません。

そうすると、部署内が徐々に「その上司の色」に染まって行きます。その過程はゆっくりですが、人が入れ替わるに従って、徐々に確実なものになっていきます。


調和を重んじる人々は、わざわざ部署内の雰囲気や理不尽な事柄について、異を唱えたりはしません。「うちの部署は雰囲気が悪いから」と他の場所でポツリとつぶやいたとしても、周囲の部署の人々は「どこがだろう?団結していて仲が良さそうなのに」と不思議に思います。


さらに彼らは、新しくやってきた人に対して不要なアドバイスをします。「○○○はしないほうがいいよ。」「こういうときは、○○と言った方がいいよ。」と、具体的ですが、理由が明確ではないアドバイスです。なぜ、それをしてはならないのか?なぜ、それをしなければならないのか?理由は全て、「ボスを怒らせるから」に起因しますが、それを明確には伝えません。彼自信にも、プライドがあるからです。彼は、ボスを恐れているのではなく、調和を重んじるからこそアドバイスしているだけだからです。

こうして数年が経過すると、その部署は「イヤな上司がいる職場」から「雰囲気ブラックな職場」に見事な変貌を遂げています。全てのメンバーがボスの顔色を伺いながら仕事をし、「残業多いね」と言われた翌日からタイムカード上は定時退社をし、お互いにボスのお気に入りになろうと足を引っ張り合い、うつ病で出社できなくなる人が続出します。


そして、経営陣は首をひねるのです。
なぜ、あの部署は、あんなにうつ病社員が続出するんだろう?見た目には、仲良く働いていて、信頼できる上司もいるのに、ってね。


次回は、ブラック企業の見分け方について書いてみたいと思います。



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【新卒・キャリア】「ストレートブラック」な企業と「雰囲気ブラック」な企業

2012年5月15日火曜日

【新卒・キャリア】「ストレートブラック」な企業と「雰囲気ブラック」な企業


その昔、記事で
ブラック企業とは、
価値観が一元的で、排他的である企業のことである
と書いていましたが、我ながらなかなかうまい表現だったなと思っています。今日はブラック企業についての話題。


「うちはブラック企業なの?〜〜こんな感じなんだけど。」という内容を耳にすることが時折あります。考えてみると、その会社のことが一番よくわかっているのは本人なので、ブラックなのかどうかの判断を他の人にゆだねるというのはちょっとおかしな話ではあります。本人がブラックだと思えばそうなんだろうし、ホワイトだと思えばそうなんです。


しかし、それでもやっぱり「ブラックなのかどうか」を聞いてしまいたくなる気持ちも非常によくわかります。それは、「会社がおかしいのか、自分がおかしいのか」の判断がつかなくなるからです。特に初めて勤める会社であったりすると、なお一層難しいです。ブラック企業なのか?という疑念と、もしかすると自分が甘いだけで、世間的にはこういう会社は普通なのかもしれない、という不安が入り交じることとなります。
 

だからこそ、一般的な基準で考えてその企業がブラックなのであれば、とてもスッキリです。会社がおかしいのだから、自分は悪くないのです。思いわずらう必要はありません。あとはその会社を去るその日まで、できるだけ波風を立てずに、耳を塞ぎ目を閉じて、ひっそりと仕事をしていくだけです。



 一般的な基準で言うところのブラック企業を個人的に「ストレートブラック企業」と呼んでいます。「ストレートブラック」な企業は判断に迷うことはまずありません。儲かってないわけではないのに給料が払われないとか、残業は絶対に申請するなと明言されていたりとか、高額の商品を社員が自腹で買わされたりとかですね。


その反面、周囲からはブラック企業だとは思われていないものの、その内情は実は真っ黒なブラック企業というものも存在します。

ブラック企業がブラック企業たる明確な一線は超えていないものの、「なんとなく」ブラック、という曖昧なラインに位置するので、「雰囲気ブラック」と呼んでいます。


長くなって来たので、雰囲気ブラック企業の話はまた後日に。



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2012年5月9日水曜日

【新卒・キャリア】誰もが何かに自分を捧げたがっている


Appleの入社者へのメッセージがすごくかっこいいということで、巷に出回っています。

 

ただの仕事と、人生を捧げる仕事。

あらゆるところにあなたの足跡が残る仕事。決して妥協しない仕事。週末を捧げたって構わない仕事。そんな仕事が、Appleではできます。無難にやりたい人は、ここには来ません。深淵まで泳ぎきりたい人が来るのです。

働く事で、何かを成し遂げたい人たちです。

何か大きなこと。他の場所では決して起こりえない何か。

ようこそ、Appleへ。

※激しく意訳しています。ニュアンス違ってたらスミマセン。


超絶かっこいいですね。
ただし、AppleがAppleだからこそ許される言葉です。
そんじょそこらの企業が同じ事を言っても、説得力はありません。私が今勤めている会社からこんなメッセージを渡されたら、「身の程を知りやがれ」と悪態つくと思います。


「週末を捧げろ」という会社は多いです。身を粉にして働けというわけです。
一方で、「あなたが週末を、人生を捧げても構わないと思えるような、そんな仕事をうちの会社は提供します。」と言える会社はそうそうありません。


 ちょっと偏った考えかもしれませんが、個人的には、記事タイトルにしたとおり、「誰もが何かに自分を捧げたがっている」と思っています。ただし、それは仕事とは限りません。

それは、趣味かもしれませんし、家族かもしれません。
何にだったら自分を捧げても構わないのか、それを見つけることが自分らしさの第一歩なのだろうと思います。

何かに夢中になれる人生がいいですよね。 


私は、他に何も見つからなかったので、仕事を頑張っている人生です。
(週末は休みますけど。)


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