2012年1月31日火曜日

【心の問題】「うつ」の原因をはっきりさせる


最近、職場の同僚がうつが再発して休職しました。
「ま!まじかよ!その分の仕事誰が・・!」と叫びそうになりましたが、自分がこんなブログをやっていることを思い出して自制しました。張り切って同僚の分も仕事しております。

その同僚は、昔、うつ病を患って以来、1年に1回くらいのペースで1ヶ月程休む時期があります。一緒に働き始めたここ半年、その働きぶりを見ていただけに、うつ病って本当に難しいな・・としみじみ感じています。


極論を言ってしまうと、うつ病は脳の疾患だと思っています。


子どもの頃、ふと「心」ってどこにあるんだろう?と不思議に思った事があります。母親に聞いたら、「胸にあるのは心臓で、心があるのは頭。」と教えてくれました。ちょっぴりメルヘンに欠ける気がしますが、とても正しい知識です。


その同僚とは、それほど懇意なわけではありませんが、普段どんなことをどんな風にやっているのか、というのはおぼろげながら知っています。とても責任感の強い同僚で、「自分が頑張らなければならない。」「自分がやらなければならない。」と思っていることが言葉の端々から感じられました。 もうちょっと楽にしたらいいんじゃないの、というくらいに。時々、口に出してそう伝えたこともありました。


 もし同僚が、本当にもう少しちゃらんぽらんになれていたら、会社を休むまでの状態になることはなかったと思うのです。


うつ病が脳の疾患である、という前提に立つと、最も効果的なのはやはり「脳のありようを変える」ことです。こう書くとすごく生物学的な感じですが、つまりは「思考のスタイルを変える」ことなのではないかと思います。陳腐になってしまいますが、ポジティブシンキングなんかがいい例です。

そのためには、まず「なぜ自分がこういう状況なのか」ということの原因を特定することが重要です。忙しすぎるから、上司とソリが合わないから、職場の雰囲気が悪いから、・・色々な理由が複合的に合わさって発生するものではありますが、あえて、ひとつの理由に絞ってみるのがいいと思います。そして、自分自身の問題ではなく、環境などの外因性の状況を理由として位置づけること。自分がダメだからだ、という理由はなしです。


ここで大事なのは、「何が理由なのかを自分で決める」ということです。理由を自分で判断できれば、自分でハンドリングできるようになります。もちろん、言うは易し、ではありますが。


だから、同僚が復帰して来たら、私のグチを思う存分聞いてもらって、その分彼にもグチを言わせてみようと思うのです。いないと困るんですよ、本当に。(休んでるのが迷惑って意味じゃなくて。)




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2012年1月23日月曜日

【新卒・キャリア】私は自分が思っていたほど優秀ではなかった



今日の記事は、こちらの記事を読んで触発されて書きました。

自分が、「実はあまり頭がよくなかった」ということを素直に認めつつ、あーあ、どうしようかなあ、と思っているMIT(マサチューセッツ工科大学)志望の高校生の独白と、それに対する返信です。返信の内容が素晴らしくて、身につまされます。


僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった (しのごの録)

昔は、自分はMITに行けるものだといつも思っていました。でも、その可能性はゼロに等しいんだという厳しい現実が明らかになってしまいました。たぶん親元を離れずに地元のつまらない大学にいくことになるんだろう、と今になって悟りました。あぁ。


学生にとっての就職活動と、入社後の数年間は、まさにこれと同じ事を感じるタイミングです。


同じ会社を受けた友人が、あなたが不採用通知を受け取る横で、最終面接へと駒を進めるかもしれません。そんなときに、「お前は頭もいいし、おじさんたちに好かれるタイプだからなあ」というのは簡単ですが、あなたが一夜漬けでエントリーシートを仕上げたのに対し、その友人は1年も前から業界研究や仕事研究に余念がなかったのかもしれません。

同期入社の同僚が、あなたが上司に怒られてばかりの横で、次々に成果をあげるかもしれません。そんなときに、「お前は、周囲からかわいがられるタイプだし、上司も面倒見がいいからなあ」というのは簡単ですが、あなたが「そんなの無理に決まってるじゃん」と依頼された仕事を投げ出していたのに対し、その同僚は上司や先輩に相談しながらもなんとかやり遂げたのかもしれません。


 そういう行動をとれることを、「あいつは優秀だから」「自分とは出来が違うから」と言い訳するのは簡単です。でも、実際その目的のために自分がどれほど努力したのかは、自分自身が一番わかっているものです。

そうですね、やっぱり努力しかないんだろうと思います。



でも、誰しも、「ねばならない」という義務感だけで努力し続けるのはなかなか困難です。

だからこそ、好きだなあ、やりたいなあ、と思える仕事を見つけ、生涯を通じてとまではいかなくても、これから先数十年に渡って自分自身が後悔なく努力し続けられるような、そんな仕事に就くのが一番です。


学生さんの場合は、まずは、好きだなあ、やりたいなあ、と思える仕事を見つけるところからですね。

好きこそものの上手なれ、とはよく言ったものです。



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2012年1月18日水曜日

【新卒・キャリア】「ステマ」流行りと論理的思考能力と日本が平和であること


今日は雑談ネタ。
最近「ステマ」という言葉が大流行しているようなので、流行りにのって記事を書いてみます。

ステマ=ステルスマーケティングです。

「ステマ」の例として、ブロガーや芸能人が企業や広告代理店から依頼を受け、自身のブログなどに「この美容クリーム、ものすごく効果あるの!」と商品を紹介するような記事を書くことが挙げられる。ニコニコニュースから引用



ところで、ビジネスパーソンに必要なスキルとして論理的思考能力(ロジカルシンキング、クリティカルシンキング)というものがあります。簡単に言うならば、一見複雑で混みいった問題を分解して簡素化し、わかりやすく伝えるスキル、といったところでしょうか。

コンサルの採用面接では、こういった思考能力がかなり重視されるらしく、思考テストのようなものを繰り広げる企業もあるらしいです。


仕事に活かせる論理的思考能力とは、という小難しい話は専門のサイトや本がたくさん出ているので、そちらにお任せするとしまして、個人的には論理的思考能力とは「え、なんで?」を自問自答して深堀りしたり広げたりしていける思考力のことだと理解しています。

つまり、自分に対しても他人に対しても、疑り深いってことです。

MECEかどうか、とか帰納的に考えると、とかロジックツリーにしてみると、とか、かっこいい言い方は色々とできますが、つまるところはそういうことです。(他人に対してだけじゃなく、自分に対しても疑り深い、というところがポイント。)


  • こいつ、なんで今この場でこんなこと言ってんだろう
  • こいつ、なんでこんなもの勧めるんだろう
  • こいつ、なんでそもそもこんなことやってるんだろう
  • 自分は、なんで今この人の言っていることを信じそうになってるんだろう
  • これって、信じるに足る事実なんだろうか
  • そもそも事実ってなんだろうか
みたいなことを、常に気にしながら情報を見聞きしていると、論理的思考能力のトレーニングとなるわけです。




ネットなんて、それこそステマまみれで、いわゆる「嘘を嘘と見抜けないと・・・」って世界なのですが、それでもやっぱり、「嘘である」「情報操作である」ことが公になると、こんなにも騒がれるなんて、日本って本当にいい社会だなあ、と思うのです。(皮肉ではなく)

そして、だからこそ、働き始めると、今度は騙されないように「論理的思考能力を鍛えよう」なんて話になるんですね。



もちろんこのブログについても、書いてある内容が本当に真実なのか、ある種のステマ活動としての意図が隠されているのかは、読んでくださっている皆さんの判断に委ねられているわけです。(なんちゃって)



※ちなみにですが、今日の記事は、論理的思考能力やロジカルシンキング・クリティカルシンキングに対する正しい理解を促進するものではないので、そこはご承知置きください。



【関連記事】




2012年1月9日月曜日

【新卒・キャリア】SONYの新卒サイトにのけぞりつつ思った事


あけましておめでとうございます。
年末あたりから新しく記事を更新したい気持ちをぐっとこらえて、コツコツとブログ引っ越し準備していました。

以前の記事はまだ引っ越しできていませんし、まだ全然準備も整っていませんが、とりあえず書き始めることが大事だろうということで、強引に引っ越ししてみました。
これからは徐々にこちらで記事を更新していきたいと思います。



さて、2012年最初の記事です。

先日、ソニーが「ルールを変えよう」というキャッチコピーのもと、新卒採用の「暗黙の了解」を変更するようです。


ソニーが新卒就活のルール変更、卒業後3年以内OK・スーツ不要・学歴不問 

  • 卒業後3年以内の方を新卒採用対象に
  • スーツ不要
  • 学歴不問
  • 選べるエントリーコース


どんな大層な方針変更をしたのかと思ったら、なんだとても普通ですね

今さらそんなことを胸を張って言っているんだとしたら、最近のSONYの凋落っぷりがすんなりと納得がいきます。各社が優秀な人材を捕まえるために努力を積み重ねていた時代にも、SONYはそのネームバリューのおかげで努力せずとも人が採用できていたことの裏返しなのかもしれません。そんなことは、大抵の企業は10年前からやってるっつーの。



今現在、本当に自社の採用力の低下に危機感を抱いているのであれば、面接でスーツ不要だとか中途半端なことをせずに、もっとストレートに「今、SONYは新しい力を求めている。なぜなら、危機だから。」ということを伝えた方がいいと思うんですよね。


SONYの採用サイトはこんな言葉で締めくくられていました。

かつてソニーが世の中に問いかけてきたことは、
応募者とソニーが対等の立場で理解し合おうという試みでした。
選ぶ・選ばれるという関係がある以上、「対等でありたい」というのは、
理想論かもしれません。
しかし、ソニーの想いはシンプルです。
応募者とソニー、お互いが理解し合い、双方が納得したうえで入社してほしい。
そして、ソニーのことが好きな人に来てほしい。



「対等である」ことを理想論としている時点で、自分たちが選ぶ立場であると同時に選ばれる立場であることを見失っているとしか思えません。


SONYのことが好きな人に来てほしい、と言うなら、もうちょっとなんかあんだろ、と思ってしまいます。

SONYものすごく応援してるんだけどなあ、彼らが不死鳥のごとく復活する姿を目にするのはもうちょっと先だな、ということを確信してしまうサイト内容でした。




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