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【新卒】面接にもセミナーにも、一人で行け

先日、平日に外出していると、就活生さんたちのグループを見かけました。私のすぐ前を歩いていたので会話が聞こえました。 A:「あー、今日のセミナーの会社、入りたいなあー。エントリーシート通らないかなあ。B子は順調?」 B:「うーん、順調ってほどじゃないけど、こないだ面接行ったよ。まだ1社目だけどー。」 A:「まじでー、私全然書類受かんないんだけどー。どこどこ?」 B:「Z社。」 A:「まじでー、私そこ受けてなーい。なんかさー、またいいところ見つけたら教えてー。」 こんな会話が繰り広げられておりました。 就職活動でつるむのは、やめたほうがいいよ。共倒れするだけだから。 と思いながら、そっと横を通り過ぎました。 情報交換も、時には必要です。 どんなところを受けているのか、手応えはどうなのか、どんな工夫をしているのか、そんなことを聞きながらお互いに就職活動の厳しさを実感する者同士、グチを言ったり相談したりするのはストレス発散のためにもいいと思います。 ですが、同じ企業のセミナーに、面接に、一緒に行く必要はありません。全くありません。 友人と一緒に行く事で、行き帰りに考えをまとめる時間をロスしますし、もしセミナーで近くに座っていたことでグループ面接が同じチームになったら?なんだか気まずい雰囲気です。しかも、どちらか一方が選考に残って、一方が落ちた場合には、気まずい以上の何者でもありません。 さらには、もしかすると、友人がそばにいることで、「本気の姿勢でガツガツ行くのがカッコ悪い」と思ってしまい、せっかくのチャンスを逃すかもしれません。 就職活動では、個人行動が基本です。 もし、「一緒に行こうよ。」と誘われたら、「ちょっと集中したいから。ごめんね。」と言って断りましょう。これで友情にヒビが入るようなら、それは本当の友人ではありません。 【関連記事】 【新卒】内定を死ぬほどもらってる人に聞けばいいこと 【新卒】セミナーは前に座れ 【新卒・キャリア】学歴はひとつの確率論であると思うこと

【新卒】企業研究ってどうやるんですか

今日は、企業研究に関する記事です。 企業研究をどうやるかについては、ネットにもたくさん記事が載っていますし、専門書も数多く出版されています。 アプローチの方法はいろいろあるとは思いますが、先日みかけたネットの情報で、 企業研究のアプローチ ・経営理念を暗記する ・顧客を知るために3C分析を行う : なんてことが書いてあって、のけぞりそうになりました。「経営理念を暗記する」って・・・、ないですね。なさすぎですね。聞かれるんですかね。「うちの経営理念を声に出して言ってみてください。」って。あるかもしれないですけど、間違いなくそこはブラック企業ですよ。 就職活動をスタートしたばかりの時期に最も肝心なことは 「企業活動(いわゆるビジネス)に興味を持つ事」 だと思います。 エントリーシートを書くため、面接に受かるために企業の研究をするのではなく、単純に、「へー、こんな事やってるんだ。」「へー、こういう企業があるんだ。」「へー、こういう人たちが働いてるんだ。」という事実に興味を持ちはじめると、自然と自分が気になる会社や、働いてみたい会社、お気に入りの会社が見つかります。 なかなかきっかけがない人の場合は、自分の興味のあるものについて調べてみるのがよいです。その「モノ」が、製品という有形のものであれ、例えば音楽のような無形のものであれ、消費者たる自分のもとに届くまでには、様々なルートをたどっているからです。 商品を企画する人がいて、生み出す人がいて、宣伝する人がいて、販売する人がいて、運ぶ人がいて、感想を述べる人がいて、再利用する人がいて、・・・ビジネスの円環は途切れることなく続きます。 今、自分が手に持っている愛着のある何かが、自分の手元に届くまでをたどってみると、発見があっておもしろいはずです。 手当り次第に調べるよりは、こういうストーリーのある企業研究のほうが頭に入りやすいし、就職して何年かたってから、役に立つこともあると思うのです。 【関連記事】 【新卒・キャリア】エントリーシートでは一から十まで書かずに結論と理由だけにしとけ 【新卒】新卒さんには「素敵な音楽」が効く

【新卒】内定はゴールではないことを肝に銘じよ

今週に入ってから、このブログを訪れて下さる方が増えているようです。それはすなわち、 就職戦線がスタートした  ということです。 ここ数年、ブログのPVがあがっているのを見て、「ああ、もうそんな季節かあ」と時の流れの速さを感じたりしております。  そろそろ説明会に行き始めたり、エントリーシートを各社に提出したりしていると思われますが、早くてあと2ヶ月、長ければ半年から1年、この就職活動という大イベントに身を投じて行かれることでしょう。 ここでまず、肝に銘じておいて頂きたい点は、 内定はゴールではないこと  です。 人事の仕事を辞めて以降、野良人生を歩んでいるから余計にそう思うのかもしれませんが、望んでそんな人生に身を投じないとしても、大企業に入社したところで、いつ先日のNECの大リストラのような憂き目にあわないとも限りません。 まあしかし、 就職活動はゴールではないがスタートラインにいち早く立てるかどうかの勝負 ではあります。職業人生におけるスタートラインのポジション取りをしている、という言い方がしっくりきます。 この就職活動というイベントに参加して、できるだけよいスタートを切りたい、と願うのであれば、 勝負の先に待っているのはバラ色のゴールなどではまったくなく、 得られるのは「全力で走り抜けて自分なりのスタートにたどり着いた」という自分への自信 であることを、あらかじめ意識しておくとよいと思います。 いわゆる就職活動を経験して企業に就職する、というルートを通らなかったとしても、いつかは自分で稼いで生きていかなくてはなりません。もし、いっせいにスタートすることに意義を感じなければ、このイベントに参加する必要はないでしょうが、それはそれで自分自身でスタートの時期と位置を決めなくてはならないという意味で別の苦労があります。その覚悟があるなら、この就職活動プレッシャーを無視するのも、またよしでしょう。 そんなわけで、いよいよ始まりましたね。 【関連記事】 【新卒】「はじめて働く会社」はどれくらい重要なのか 【新卒】SPIとGAB+OPQ

【新卒・キャリア】バイリンガルな人の就職・転職

人は皆、どこかしら変わってるものだと思っているので、特に海外育ちだから、とかB型だから、とかそういったことは気にしていませんが、企業の中で働いていくとなると「違い」が心理的なハードルになることも多々あるよなあ、と思います。 それほど多くのバイリンガルの方と触れ合ったことがあるわけではありませんが、特に欧米圏で生まれ育って物心ついてから日本に来た人や、就職をきっかけに日本へ来ていて仕事に悩んでいる人と話をしていると、ちょっとした違和感を感じることがあります。 その違和感は、大抵の場合、 「いや、それは言葉の問題ではなくて、文化や性格の問題なんだけどなあ」 というものです。 母国語ではなく、第二言語として日本語を習得した人の場合、仕事でトラブルがあったり、人間関係で悩んだりすると、「自分の日本語が未熟だからだ」と思う事が多いようです。 まあ、そりゃそうですよね。 私自身は日本語しか話せませんが、自分が英語を習得して、海外で仕事をして、ままならないことがあった場合には「もっと英語を思うがままに、堪能にあやつれたら、色んなことがスムーズに運ぶのに。」と思い悩むだろうことは容易に想像がつきます。 ですが、言葉というのは不思議なもので、相手の立場や考える事が前提として理解できていると、多少単語のバリエーションが少なかったとしてもコミュニケーションに不都合を感じることはほぼありません。 逆に、言葉の意味するところがわかっていたとしても、 なぜ、今、それを言うのか 、その意図がわからない場合には、意思の疎通が格段に困難になります。 結果として、返ってくる反応は、「はあ?何言ってんの?」です。これは、「言っている意味がわからない」のではなくて、「なぜ、そんなことを言っているのか、意図がわからない。」という反応なのです。 人が3人集まれば、そこには独特の雰囲気ができあがり、それが100人になれば、その雰囲気が文化と呼ばれることになります。 実際に何社か経験してきて思う事は、言葉の問題よりも、文化に馴染めるかどうかが最大の課題であるということです。 会社の色に染まりきってしまって、右にならえの姿勢になる必要はありませんが、「よし!もっと語学力を磨こう!」という決意よりも、もっと近道の解決策があるかもしれませんよ、という話で