2009年4月18日土曜日

【新卒】自分のことがわかっていない人



たまにいる。

「私ってば、結構、遊んでる風に見られちゃうんだけどー」
「いや、どっちかっていうと地味だけど?」

「私ってさ、ホラ、誤解されやすいんだけどー」
「いや、結構見たまま、わかりやすい性格だと思うけど?」

「実はさ、こういう人間じゃん?」
「え、どういう人間?」

(あくまで心の中でツッコんでるだけです。口には出してません。)


自分がどういう風に見られているか、ということと、実際の自分はどういう人間なのか、ということは、誰しもギャップがあるものだと思う。

でも、自分がどういう風に見られているか、ということを 全く客観的に評価できない人、というのは確かに存在する。



新卒面接になると、こういう人の出現率が非常に高い。

「僕は、サークルの中でもリーダー的な存在で、みんなに頼られていました!」

うーんと、でもその割には、さっき面接待ってるとき、他の人は集まってワイワイ話してたけど、君、一人で端っこ座ってなかったっけ。


「私は、友達が多くて、みんなの相談役になることが多いです!」

えーと、その割には、なんか近づいて来んなオーラがビシバシ出てるような気がするけど。



別にね、言っていることがウソついているとは思わないです。実際はそうなのかもしれないですし。そもそも面接って、第一印象で決まるものでは全くないですし。

でもですね、その人の持っている雰囲気やオーラと、全然違うことを言われても、いまいちピンと来ないのも確かです。あーそうだよねー、そうなんだろうねー、という納得感がありません。


自分の見せ方がウマイ人というのは、自分が初対面の相手にどういう印象を与えるかをきちんとわかった上で、そのとおりの自分であるか、それともギャップがあるか、相手に納得させられる人だと思う。


おそらくそれは、今までの人生で、

どれくらいたくさんの人に出会ってきたか、
どれくらい多彩なジャンルの人に出会ってきたか、
どれくらい自分のことについて悩んできたか、

ということで決まる部分が大きいと思う。


だから、自分の第一印象と内面のギャップに気がついていない人は、狭い世界に生きてきたか、もしくは人間関係に関する感度があんまり高くないか、どちらかなんだろうと思う。


まあ、いろんな人に出会ったほうがいいよ、ということです。

あんまり人のこと言えないけど。


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2009年4月11日土曜日

【第2新卒】4月中に退職する新卒さん


そろそろね、出てくる頃なのではないでしょうか。

4月1日に入社したけど、4月中に退職しようと考えている新卒さん


今は景気が悪くて就職難だから、数はそれほど多くないと思いますが、必ずいるんですよね。4月組。

うーん、新卒が20から30人いたら、1人くらいは出てくるんじゃないでしょうか。


こういう人が、またしばらくすると第2新卒として就職活動を再開します。第2新卒さんに面接で出会うと、私は必ず聞いていたことがありました。


「一緒に入社した人が30人ほどいて、その中で、すぐに辞めたのはアナタだけだったわけですよね?なぜですか?なぜ、ほかの人は辞めなくて、アナタは辞めたのですか?」

 
フフフ。意地悪な質問ですよね。
ええ、私、意地悪なんです。


でもですね、本当にソコントコを知りたかったんです。


新卒で入って、みんなつらいわけじゃないですか。同じようにつらい、とは言いませんが、つらいのは同じです。


で、その人の中で、「他の人は頑張ってるけど、自分はもう辞める」ことをどういう風に位置づけているのかな、と思うんです。

・オレはそんなに頑張れない。他の人がすごいんだ。
・あんなのやってらんない。続けるなんて、みんなバカだ。
・オレが特別に苦しかったんだ。オレだけが。
・そもそも、最初から違和感あったんだ。オレは夢を追いかける。

まあ、なんでもいいんですけどね。


でも興味があるんです。
その人の考え方の癖みたいなのが出ますから。


別に、他の人は頑張ってるのに、お前は早々に辞めちまって、なんという根性なしだ、と言いたいわけではありませんが、そういう風に感じる人もいるでしょうね。


でも、聞いてました。理由が知りたかったから。
(そして、意地悪だから。)


だから、辞めようと思ってる新卒さんがいたら、自問自答してみるといいです。

「なぜ、ほかの人は辞めないのに、自分は辞めるのか?」


そして、自分にちゃんと説明できてから、辞めたほうがいいと思います。

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2009年4月10日金曜日

【新卒・キャリア】どういう人間になりたいですか?という質問


「あなたは将来、どういう人間になりたいですか?」


たまに、こういうことを聞く面接官がいる。

自分が面接官で、同席している他の面接官が質問していても、自分が応募者で、面接官から質問されても、これが出てくると、頭の中は、「???」でいっぱいになった。

えーと、今、すでにこういう人間なんですけど。え、今、私はエイリアンってことですか?早く人間にナリターイ的な?(あ、ちょっと古いか・・)



つーか、それ、面接の場で聞く必要あるんか?



そんなことを聞いといた上で、面接落としたりするから、応募者が「自分の人生を否定された。オレはダメ人間だ」とか思っちゃうんじゃないんか?ねーねー、その質問で何を確認しているの?と、他の面接官に聞いてみたことがあったが、「将来ビジョンがちゃんとある人なのかどうか、確認するため。」と言っていました。




将来ビジョン、なかったらダメなの?あってもいいけど、別になくてもいいじゃん。強制するもんじゃないじゃん。将来ビジョンのない生き方が、その人のビジョンなのかもしれないじゃん。


と、腑に落ちない思いをしていたが、私は、自分が面接を受ける中で、この質問に対する必殺回答を編み出した。この回答で、120%、面接官はそれをどう評価したらいいのかわからなくなる。



「あなたは将来、どういう人間になりたいですか?」
「模索中です。」


これにつきる。


なんなら、「模索中です。いえきっと、人はそれを、一生模索するものなんじゃないでしょうか。」くらい言ってもいい。


しつこく言おう。

「模索中です。」


これにつきる。



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2009年4月8日水曜日

【無職】派手すぎるネクタイと時計と、汚れた靴


今は無職で職探し中、という方の中には、たまにこういう人がいた。


派手なネクタイをしめており、かつ時計がやたらにギラギラしている。

ストレートに申し上げると、センスが感じられないわりには、高価そうなものを身に着けている。


無職になって半年以上経過しているのに、焦りは全くないと言い、よくしゃべる。前職で自分がどれほど有能だったか、どれほど稼いだか、どれほど頼りにされていたか、よくしゃべる。顔色はあまりよくない。唇は乾いている。

そして、面接終了後に見送って行く際にそっと確認すると、革靴はここ最近磨かれた感じはなく、汚れている。革のカバンも、手入れされている感じがしない。



ああ、この人、たぶん生活が破綻しているな、と私は思う。

なんなのかよくわからないが、借金のひとつふたつ、あるかもしれないな、と思う。


ここに書いたようなことだけで判断しているわけではなくて、実際にはもっと細かいことの積み重ねなのだが、ものすごく無理をしている人は、どこか、ちぐはぐな感じがするものだ。


そういうちぐはぐな感じ、のメッセージのひとつが、私にとってはネクタイと時計と靴のバランスだった。



別に、おしゃれなものを身に着けろ、ということではない。無職だったらなおのこと、お金がないから働きたいんだし、わざわざ面接のために買い揃えるようなことはしなくていいと思う。

ただ、なんというか質素なら質素、こだわらないならこだわらない、統一したトーンがあることが、面接じゃなくても、相手に対して安心感を与えると思う。こういう、バランスの崩れた人を見ると、自分以外の何かになろうとしても、苦しいだけなのに、と思いこちらも苦しくなった。


まあ、まとめると、靴は磨いとけ、という話。


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2009年4月6日月曜日

【面接官の心得】一緒に働きたいか

「面接官の心得」というキーワードで検索されてこのブログを訪問されている方が結構いるみたいなので、「面接官の心得シリーズ」とシリーズ化してみました。



今日の話題は、「今度のうちのチームで中途採用するから、一緒に面接出てって言われちゃったー。どうしたらいいのー?」という、いわゆる「非・本職」(要するに人事ではない)の人向けの話です。


面接でチェックするポイントといえば、はっきり言ってこれしかない。

「一緒に働きたいかどうか?」


どんなにスキルがあっても、経歴がすごくても、
・なんか好きになれない
なら、やめておいたほうがいいし、
・なんか馴染めなさそう
のもやめたほうがいいと思う。

なんなら、
・なんかワカランけど、あの人の唇の形が気に入らない
なんてのも、やめておいたほうがいい。


ああ、この人と一緒に働きたいなー、とか、
ああ、この人なら面倒みてもいいなー、とか
思えるのがベストだ。



面接をする前には、おそらく色々と想像が膨らんでいることと思われる。

「こういうスキルがある人が欲しい」
「で、こんな風にお願いしたらちゃんとやってくれる人がいい」
「でもって、イイ人がいい」

しかしですね、パーフェクトな人に面接で出会えることなど、まずないのです。

いえ、絶対ない、と言っても過言ではない。


そういう人を採用したかったら、ツテをたどって自分で見つけて、「一緒に働こーぜ」と口説いてくるのが一番早い。


しかも、最初から望んでいたことがパーフェクトにできるわけがない

あなたがやってる仕事を、誰かに交代するとしたら、その人が翌日からパーフェクトにできますか?という話だ。大抵の場合、できるわけがない。そうなると、誰かが教えなくちゃいけない。誰が教えるかっていうと、面接に出てて、最初からその人に関わっている人が教えるのが自然だ。


だから、面接のときは、この人と、一緒に働きたいかどうか?ということだけ考えて、そのために色々と質問したらいいと思う。


常に、「採用担当者」として、「自分が一緒に働く人ではない相手」を面接し続けていた私にとっては、この観点で面接できるということは、本当にうらやましいことだった。



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